May 02, 2005
みちのくプロレスに悪の組織の魔の手
古くから、怪獣、怪人、宇宙人、謎の組織などに狙われつづける、わが国日本。
これを読んでいる皆さん、人事ではありません。ついに悪の組織の魔の手は、我らが仙台市にも及んでまいりました。
4/29のみどりの日。仙台市郊外「輪王寺」で行われた、みちのくプロレスと輪王寺のコラボレーションイベント「植樹祭」に、環境破壊帝国と名乗る謎の組織が乱入し、大変な騒ぎとなりました。
大会前の展開はこうです。
「4月17日のみちプロ仙台大会で環境破壊帝国が遂に姿を現した!
4月29日に開催される「輪王寺植樹祭」のPRをしていた、教師と生徒に突如襲いかかり、教師と生徒を誘拐するという暴挙に! 植樹マンの対戦相手とされる「破壊デビル」の姿に会場内には戦慄が走り、「破壊女王アナベラ」の不敵な笑い声だけが会場内に響きわたったのだ。」
破壊デビルに、破壊女王アナベラ…。
過去にTWINZシリーズで、ごった煮なアングルを仕立て上げてきた僕ですが、この展開には度肝を抜かれました。やはり、プロの仕事は素晴らしい。またこの流れには、伏線がありました。
「環境破壊帝国と名乗る者から実行委員会に対し、度重なる「輪王寺植樹祭中止要求」および、要求が無視されれば「輪王寺植樹祭破壊予告」がされている。植樹祭では、「マスク・ ド・植樹マン」のデビュー戦が予定されているが、実行委員会では、この理不尽な要求をする環境破壊帝国との決着戦を決定した。」
「環境破壊帝国」を倒すために現れたのが、「マスク・ド・植樹マン」です。地球の自然を、豊かな緑を守るために闘う、みんなのヒーローです。
当然その姿は、愛する緑をモチーフとしています。

なんか怖いぞ、植樹マン。
僕は「仮面ライダーアマゾン」を子供時代に見たとき、怖くてたまりませんでしたが、それに近いものを感じます。子供に人気はあるんでしょうか?
それに対抗するは、環境破壊帝国が送り込んだ、破壊デビル。

だから、怖いって。
日中の試合だったからまだしも、夜の試合だったら子供達は泣き出してしまうんじゃないだろうか。
試合は、植樹マンが破壊デビルを倒し、無事植樹祭と地球の緑を守ったのでした。
そして試合後に行われた植樹祭には、

仲良く輪王寺の庭に植樹する、植樹マンと破壊デビル(with破壊女王アナベラ)の姿がありましたとさ。
植樹マンはきっと、ウルトラマンコスモスのように、悪い心を浄化させる力を持っているのでしょう。
いいやつ、植樹マン。
ちなみに植樹マンは、

日中、ミヤギテレビのニュース番組で、宣伝に勤しんでいました。
やっぱりいいやつ、植樹マン。
参考:みちのくプロレス公式HPニュース記事
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May 01, 2005
J2/ベガルタ蚊トンボから進化中
漢のバイブル「グラップラー刃牙」の中で、範馬勇次郎さんはこう言った。
「たかだか1時間あまりで、蚊トンボを獅子に変化る。勝利とはそういうものだ」
と。
勝つことによって起こる、精神面の充実に伴う、実力の発揮。過剰な自信は驕りにも繋がるが、適度な自信はその実力を十二分に発揮させる。だが、このバランスが難しい。
昨年、首位の川崎フロンターレさんに2-1で勝ったときも、今年、コンサドーレ札幌さんに3-0で勝った時も、仙台サポーターは思った。
「この勝利で自信を持って、次から勝利しつづけてくれれば」
と。
しかし、その100万人の願いは叶わなかった。
「落ちろ!蚊トンボ!」
蚊トンボは獅子になること叶わず、あっさりJ2下位へと、落ちていったと言う。
そんな悲しい逸話が、東北の昔話として、今に語り継がれる…。
基本的に、週に1回試合のあるJリーグ。
HOMEとAWAYを毎週のように繰り返すので、一度ホームの試合を見逃すと、間が3週間も空いてしまいます。
「今は見るのが辛いから」
と1回間を置いた、ベガルタ仙台のホーム戦。僕の気持ちは、先週の草津さんとの試合(2-0勝利)を受けて、
「今度こそ」
の気持ちが、「MAX HEART」です。
相手は湘南ベルマーレさん。J2の3位をキープする、強豪です。
そして試合は、僕の想像を越えました。
前半から、ボールを支配する仙台。湘南に有利な展開にさせません。そして、前半に先制。後半も中押し、駄目押しと、3-0で試合をリードします。
思わず僕は呟きました。
「こ、こんな強いチーム知らない…」
横のマダムは、僕の独り言に「ブッ」と噴き出しました。
1時間とまでは言わないまでも、たかだか3週間で見違えるようなチームになっています。蚊トンボから、獅子へ。ここに来て、ようやく進化論を辿り始めた、と言えます。しかし、都並監督が一押しだった自分の教え子をメンバーから外し、今年の新規補強した選手と代えることで、2試合連続完封勝利したのは皮肉と言えば皮肉。
勝ったからいいけども、2ヶ月間、高い授業料だったなぁ。
そんな訳で、3位の湘南さんに快勝。仙台の順位は、11位から8位にステップアップしました。次節は山形さん。これに勝利すれば、4位に浮上可能。
それに加えて!
得失点差が現在「-1」なので、勝利すれば2年ぶりに「得失点差0」にすることが可能ですよ。J1以来、約2年ぶりですよ。お願いですから、サポーターをを安心させてください。
さてマジックです。
優勝へのマジックは、2週連続の勝ち点3で「M76」
残留への裏マジックは、今週も変化無く「M30」
「裏マジック貯金」は、1万6000円のままです。
余計な出費の多い、ゴールデンウィーク。裏マジック貯金も、抑え目に行きたいところです。
それにしても、優勝へのマジックがさっぱり減ってる気がしません。とりあえず、ダブルスコアから早く脱出していただきたいものです。
追記(5/2 0:24)
仙台→広島に移籍した、佐藤寿人選手コメント
「広島のサポーターはもちろん、仙台のサポーターも僕が点をとっていないことを心配してくれていたと思う。広島のサポーターのためにも仙台のサポーターのためにも、どうしても結果を出したかった。」
いい人だ。こういうことを選手が言ってくれると、サポーター冥利に尽きると思う。
J'sGOAL
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April 25, 2005
今日はプロレス(ノア)blog
本日はあふれ出るリビドーを抑えられないので、プロレスblogです。
ご了承ください。
~プロレスリング・ノア 4・24日本武道館大会~
三沢と川田、運命の再開
どんなに「全日本プロレス3 ジャイアントグラム2000」がプロレスゲーム史上で最も面白く、優れたゲームでも、続編は絶対に出ない。それは、2000年に三沢を始め、全日本プロレスの大半の選手が退団し、ノアを旗揚げしたから。
そのとき全日に残った所属選手は、川田と渕の2名のみ。
三沢と川田は、同じ高校のアマレス部の先輩、後輩同士(三沢が1つ上) 全日本入団後はともに手を組み、ジャンボ鶴田の首を狙ったことがあれば、リング上で対峙し戦うことも多々あった。2人の戦いにはそういう背景も組み込まれ、ファンも2人の間の2人にしか分からない何かを感じ取っていた。そのため2人の戦いは、想像を超える壮絶なものが残っている。
三沢は川田の蹴りで、目の眼窩底骨折の重傷を負ったことがある。
川田は三沢戦で、右腕を骨折しながらも勝利したことがある。
ジャイアントグラム2000の川田のパーソナルアクションで、
「試合中に裏拳を決めた後、対ウラカンラナ返しパワーボムを決めると、右腕ダメージ100%」
と言う項目があるのは、その名残だ(説明書にも記載)
そんな2人が、再びリング上で合間見えることとなった。G+中継を見ていて、ノアのリングに川田が登場したときの、会場の沸きようはものすごかった。

僕もテレビ中継でありながら、鳥肌が立った。2人は7・18東京ドームで戦うことがほぼ決定。
東京ドームに行くお金、貯めないと。
小橋建太、究極の肉体兵器
ノア武道館のセミファイナル前、「ドームカード緊急決定」の知らせが電光掲示板に映し出された。
映った文字は「小橋建太vs」。会場からは「天龍?」「テンルー?」と言う話し声が聞こえる。一拍後、映し出されたのは「佐々木健介」の文字。場内、大爆発!
健介は、「鬼嫁」北斗晶の旦那として、優しいパパと言う感じで、いまや民放のバラエティ番組に引っ張りだこだが、本業は鍛えまくられた肉体で、どんな大きい相手とも真っ向勝負を挑む、熱いハートのプロレスラー。前シリーズまで、ノアのGHCチャンピオンだった小橋、今月行われた全日本プロレスのチャンピオンカーニバルで、見事優勝した健介。
明らかにデカ過ぎる体に膨れ上がった2人の激突は、ドームの天井まで届くこと必至!
そして小橋はその充実振りをこの日、ミスタープロレス・天龍源一郎にぶつけた。
試合序盤から、天龍の胸板に逆水平チョップを打ち込む小橋。受けきる天龍も半端じゃないが、小橋のチョップはその天龍の胸板を貫いた。逆水平チョップで、天龍が胸から出血したのだ。

いくら54歳で肌の張りがなくなっているとはいえ、チョップで胸板から出血とは、どんな威力だ?
ちなみに試合後、天龍は「チョップなんか効いてないよ」と血まみれの胸を拭い、帰っていった。
これぞ男のダンディズム!
そして小橋は試合後、淡々とこう言った。
「次はもっと行く」
おいおい。
次は、骨か内臓が飛び出ますよ?
他にもいろいろあるけど、全部書くと3日くらいかかりそうなので省略。
とりあえず言いたいのは、今こそ「ジャイアントグラム PRO-WRESTLING NOAH」の要望を、セガに出す刻だ!
そして、年末のTWINZはそれで、と言うドリーム。
でも、川田、健介参戦は夢じゃない。
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April 24, 2005
J2/ベガルタ裏天王山
金曜日。僕は会社の人に、ベガルタサポーターとしてあるまじき言葉を発した。
「これからtoto買って来るけど、全部ベガルタの負けにマークしてくるから!」
大問題発言。
と言うか、仙台がJ1にいる頃から疑問だったんだが、各チームのサポーターさんと言うのは、自分の応援するチームをtotoで記入する際、毎回「勝ち」にマーキングしているのだろうか? 僕は平気で、
「マリノスには勝てないよ」
「ジュビロとかって無理言うなよ」
と、普通に「ベガルタ負け」にチェックしてきたのだが…。
とは言うものの、今回のそれは今までとは違う。
これまでは、「強豪に挑むんで、勝ってほしいけど勝てない」と言うシチュエーションだったが、今回は「今のチームじゃどうやっても勝てない」と言う、半ば諦めに近いもの。
相手は最下位の、ザスパ草津さんだというのに。
ただ、そんな僕の心境を、サッカーの神様は諭してくれたのでしょう。
「きめんよ、まだそのときではない。心を強く持つのじゃ。愛するチームを信じるのじゃ…」
その日のtotoの記入欄には、仙台の名前はなかった。toto対象外だったのだ。
そして試合は、草津に2-0で完封勝利。最下位を免れ、10位に浮上しました。
「もう少しだけ、心を強く持とう」
そう思う、きめんぐみでした。
さてマジックです。
優勝へのマジックは、久しぶりの勝ち点3で「M79」
残留への裏マジックは、久しぶりに変化無く「M30」
「裏マジック貯金」は、1万6000円のままです。よかった。給料日明日だし。
でも、先週の鳥栖さんに負けたお金、まだ納めてないんだよな。
今週末からは、ゴールデンウィークに突入。遊びに出かけたらお金は減りますし、連休中に2試合あるので、連敗したらお金は減りますし。
お金をもう少し、大事に扱わせてもらえませんか。
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April 18, 2005
楽天100敗ペース、ベガルタ30敗ペース
東北楽天が、年間シーズン100敗ペースらしい。今日も負けて、5勝15敗で借金10。
136試合÷現20試合=6.8 15敗×6.8=102敗
と言う計算になる。確かに。
プロ野球記録は、1961年に近鉄が記録した103敗なので、それに匹敵する成績。早くも三木谷オーナーと田尾監督の間で、内紛が噂されているらしい。
だから、どうした!
はなっから、各評論家や雑誌などで「楽天は100敗する」などと言われてきたではないか。何を今更眠たいことを。他社の言葉を借りるなら「想定の範囲内」じゃないのか? じゃあ、なんだ。シーズン100敗だと、観客は減るのか? 多分減らないぞ。仙台市民はプロ野球が来たことを、心から喜んでいる。
だいたいだ。
言いたかないが、他チームを首になったり、働き場所を求めてきたりした選手や、獲得したばかりの新人選手だけで「優勝」とか言うほうがおかしい。
「楽天弱いから、見に行かない」
「優勝争いしたら見に行く」
甘すぎる!
同郷のベガルタ仙台がJ1昇格を決めたのは、ブランメル時代から数えて7年目。
プロ野球の広島東洋カープは、昭和25年に発足以来、初優勝は昭和50年だ。25年かかってる。四半世紀だ。
まあそこまで長い目で見る必要はないにせよ、のんびり見守りましょうよ。1年目だし。
三木谷オーナーが田尾監督に苦言を呈するのは、楽天がメインスポンサードしてるヴィッセル神戸さんが、成績不振で監督を解雇しちゃったから、と言うのもあるだろうし。
でも、いいな。
監督解雇しても、次の監督あてがえるだけの資金があって。
ベガルタは、今年30敗ペース。裏マジック貯金なら9万円ペースだ。
昨日は試合後、暴動寸前で都並監督は呼び出しをくらい、サポーターに謝罪したと言う。
今年もシーズン途中で監督を解雇したら、3年連続で監督途中解雇、と言う大変不名誉な事実が残ってしまう。そして監督交代を繰り返すチームって、まず浮上しないんだよな、悲しいことに。
週末の草津戦は、修羅場が見られそう。
アウェーバスツアー、座席残ってないかな。
ふと思ったけど。
ホームタウンに、プロ野球とプロサッカーがある都市で、両チームとも同時にシーズン最下位になったケースって、あるんだろうか?
なければ日本初の快挙? 何にせよ、日本一はすごい事だ。気が早いけど。
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April 17, 2005
J2/ベガルタ貯金、挑発される
先週、dokuhunt様からweb上で挑戦表明をされました。
なんでもベガルタ貯金に対抗して、貯金を始めたそうで。詳細は読んでいただければ分かるのですが、「奥様がダイエットを続ける限り毎日500円貯金」と言う、危険極まりないものです。
はっきり言って、負ける気がしませんでした。
ベガルタ貯金は、負けた場合3000円、引き分けの場合1000円を貯金する自虐的貯金ですが、試合に勝った場合は貯金をしなくていいのです。ベガルタが試合に勝てれば、その週、僕の財布が痛むことはありません。
この勝負、微塵も負ける気がしませんでした。
だって今のベガルタですからねぇ。今年唯一勝った試合は、「相手に退場者が出てPKもらった試合」だけですから。まあそれでもファンとしては、愛するチームに勝って欲しい。そのためには、どんな些細なジンクスにでもすがりたい。
そんな訳で、「敗北の死神」としては、スタジアムに足を運ぶわけには行かない。僕がホーム戦に行かないことでベガルタが勝つなら、お安いものさ。ライブ観戦できないのは辛いけど、これもチームの勝利のため。分かっておくれ、ベガッ太よ。
そんな訳で今日はお花見。
仙スタの試合を見に行かず、近所の公園で桜を楽しんできました。14日に開花宣言が出たばかりで、まだ桜は三部咲き程でしたが、会場は家族連れを中心に大勢の花見客で盛り上がっていました。やはり良いですね、お花見は。日本人であることの喜びを、このときほど感じることはありません。
いいだけ食べて、呑んで、酔っ払って帰宅。
「そういえば、ベガルタはどうなったかな」
酔っ払った頭で、ネットに接続。相手は監督が出場停止の、サガン鳥栖さん。主力も複数抜けている。そして僕がスタジアムにいない。これで勝てなければ…。勝てなければ…。
ぁ…。
さてマジックです。
優勝へのマジックは、ピクリとも変わらず「M82」
残留への裏マジックは、負け点3で「M30」
「裏マジック貯金」は、1万6000円になりました。
マジヤベー。超ヤベー。
順位も下がりに下がって、11位。次節は最下位、ザスパ草津さんとの対戦です。今年JFL昇格組の草津さん。ここに負けると言うことがどういうことか、皆にも分かるはずだ。
ちなみに冒頭の勝敗ですが、ベガルタを待つまでも無く、僕の圧勝でした。
まさか、週末の試合前に試合放棄になるとは…。
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April 10, 2005
J2/ベガルタの春を探しに
東京辺りでは、この週末がお花見日和だったようで。
地元仙台の桜前線は平年並のため、今年はのんびりとお花見が出来そうです。関東辺りでは、入社、入学にあわせてお花見、と言うスケジュールですが、仙台では、それらが一旦終わって落ち着いた頃に、桜が咲きます。ここ数年は暖冬の影響か、仙台での開花時期も早かったため、平年並の今年の開花は、心情的にもスケジュール的にも落ち着きます。
そんな訳で、近所の公園に春を探しに行ってきました。
「チョット待て、きめんぐみ。日記タイトル『ベガルタ』になってるぞ」
え? いや、いいっす。
今節の相手は、AWAYで京都パープルサンガさん。自他共に認める、ベガルタ仙台最強のライバルです。
2001年のJ1昇格、2003年のJ2降格を共にし、昨年の対戦成績も2勝2敗と全くの互角。見事なまでのライバル関係です。
「そんな相手と試合なら、しっかり見届けないと」
え? いや、ダメっす。
今節は、普段使ってるyahooチャットのラジオ中継がないし、何より京都はここまで5戦全勝。仙台は1勝1分3敗。京都が選手の補強、監督采配がしっかりしてるのに対して、仙台は補強した外国人が怪我、監督は1年目で采配も微妙。
勝てねーって。無茶言うな。
「そんなんで、サポーターを名乗っていいのか?」
え? はい、サポーターです。
ただ、『ベガルタ穏健派』の僕としては、挑む試合を全勝で行くのでは無く、1年を通じて勝ち抜いてもらえればいい、と思っております。
そんな訳で、近所の公園に来て見ました。陽気はポカポカ、散策日和。早速桜の木を見てみます。

まだまだ、蕾ですねぇ。
若干赤くなっていますが、もう一押し必要と言うところ。まあ、今週中に開花してくれると思います。
さて、花見の楽しみと言えば食事。花見客がほとんどいない中、売店だけは開いていましたので、チョット購入。

みそ田楽。4個200円。
よくよく考えたら、ここ来る前にカレーライスとラーメン食べたばかり(ただ今減量中)でしたが、購入したものはしょうがない。みそ田楽食べつつ車に戻り、ラジオを入れます。
「ベガルタ、積極的に攻め込みます」
あ。
そういやうちでは、ベガルタ戦のFMラジオが入らないのですが、ちょっと郊外に出たので電波が届いたようです。試合は後半開始直後。車のシートを倒して、ラジオに耳を傾けます。
「シュートはキーパー正面! ゴールが奪えません」
「シュートはバーの上!」
「シュート…は打てない。カットされた」
繰り返される、シュート、シュート。ベガルタもこれだけシュートを打てば、いつか点も入るだろう。シュート。シュート。シュート。…zzz……
「…残り時間は3分」
は!
繰り返される「シュート」が、子守唄に聴こえてしまったようです。
「シュートが9本、シュートが10本。まだ決まらないの?」
藤崎詩織さんが、夜眠れないときにシュートを数えるクセがあったなら、きっとそう言っていたでしょう。
試合は、京都に0-1で敗れました。前節は負けつつも3点取ったんだけど、現時点での京都とのチーム完成度は、雲泥の差のようです。
優勝へのマジックは、さっぱり変わらず「M82」
残留への裏マジックは、負け点3で「M33」
裏マジック減りすぎ!
負け点分貯金する「裏マジック貯金」も、1万3000円になってしまいました。今月札幌出張2回あってお金ないのに、さらにベガルタは僕を苦しめます。
寝起きでボーっとした帰り際、公園でこんなものを見かけました。桜の種類を紹介した看板なのですが、

矢印で差した所が全て、「現在調査中」の表記でした。
そんな、謎の種類の桜を、我々は花見しているのか?
ベガルタ仙台のチーム戦力も、現在調査中…。
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April 09, 2005
プロレス・格闘技チャンネルセット
4月に入って、早1週間が過ぎてしまいました。
なんか今年は、例年以上に日が過ぎるのが早い気がします。それは毎日が充実してるから? それは無いです。だったら年取っただけか? と言うのも悲しいですが。
4月になって、もっとも変わったもの。
僕の生活では、スカパー!の「プロレスチャンネル」が、「プロレス・格闘技パック」に契約変更したことです。
これまではch301「SAMURAI」と言う、チャンネルのみの契約。これは24時間、プロレスと格闘技を延々流し続ける、恐ろしいチャンネルです。1ヶ月2500円と、なかなかの高額です。ただこれですと、僕の好きな「NOAH」や「全日本」が見られない。かと言って、「日本テレビG+」とかを別契約すると、また1000円単位のお金が消えてしまう。
今年は「サッカーJリーグパック」を契約していないので、1800円浮いていますが、それを投資するのもなぁ。とか思っていたところに飛び込んできた、「プロレス・格闘技パック」のお話。「SAMURAI」「G+」以外にも2チャンネル、計4チャンネル見放題で、1ヶ月3390円とかなりのお得。4/1から契約開始と言うことで、早速契約を行いました。
新日本、全日本、NOAHのメジャープロレス団体に加え、格闘技やインディー、女子プロまで、なんと20団体以上が視聴可能になりました。しかも、昔のプロレス映像を見ることも出来ます。まさにプロレス三昧って、
そんなに見られるわけが無い!
無理を言うな。これで全部抑えたら「変態」だ。だいたい、HDDレコーダーになって録画が楽になったとは言え、「救命病棟」「仮面ライダー響鬼」「ガンダムSEED DISTINY」とか、毎週録画しながらも、毎週見ないまま勝手に消えていく。保存期間7日だから。
見るほうが取捨選択できるから、増えるに越したことは無い。でも、そうやって広がりつづけると、弾けちゃうのも早いんじゃないかなぁ、と余計な心配。
最近、ゲームソフトがいろんなジャンルが出まくっているのに、全然売れていないのとチョット似ている。
全部抑えるのも一つの方法。でも、無理して自分の趣味に合わないものを、抑える必要は無い。
そうなると、「新日本プロレス」は優先順位がめちゃくちゃ低くなる。でも、それでいい。
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April 07, 2005
ベガルタ原理主義?
連日、テレビや紙面を賑わしている「竹島問題」。政やお国の関係にはちっとも詳しくないので、会社同僚に聞いたり、新聞記事に目を通したりしていました。すると、いろいろと分かってきたことがあります。
・竹島が朝鮮半島の固有領土だった歴史が無いこと
・韓国の盧武鉉大統領が竹島を領土と強行する姿勢に、韓国の若者はあまり良い顔をしていない人が多いということ
・結局日本の領土にアンテナ建てたりしている行為は、「侵略」に等しいと言うこと
などなど。
僕はこの話を詳しく知りませんし、知識も無いので、多くを語ることが出来ません。ただ何となく思うことは、
「何者かが、日本と韓国が友好関係になることを、邪魔しているのではないか?」
と言うことです。何となくですよ。
2002年の日韓共催ワールドカップ以後、両国の関係は目に見えて改善されたように見えました。日本には韓国の文化が多く入り、ヨン様とかチゲとか「韓流ブーム」が巻き起こりました。海外に興味の無い僕も、韓国には一度行ってみたい気がします。
その友好的方向に進む流れを、快く思っていないものがいるのではないか? その「第三者」が、お互いを敵対するように仕向けているのではないか? 最近、そんな妄想をしています。
竹島問題の話を同僚と一通りした後、僕は例え話を出しました。
「結局のところ、ベガルタに例えると『ベガルタ以外は全部仙台を出ていけー!』とか、そういう感じですかね?」
「違う! それは『ベガルタ原理主義・過激派』だから」
「あ、そうですか」
何となく会話に出てきた、この「ベガルタ原理主義・過激派」と言う言葉。ベガルタを神と崇め、ベガルタ以外は認めないと言う、大変危険な思想である。僕は立場的に「ベガルタ穏健派」にあたる。楽天だろうが、89ersだろうが、来るものはウエルカム。並び立とうぜ、と言うもの。
さて。
先日の日記にて登場した、ベガッ太くんとクラッチさん。あ、クラッチさんが「さん付け」なのは、まだ僕的に「他人行儀」なためです。

仙台に拠点を置くプロスポーツチーム、「ベガルタ仙台」と「東北楽天~」の両チーム。前回「禁断の遭遇」と書きましたが、同じ鷲のマスコット同士、言葉も通じるはずですので、是非友好関係を築いていただきたい。当初、楽天のマスコットが「イヌワシ」と聞いたときには、ベガッ太くんが困惑しているものと思いましたが、これが片方のマスコットが「ネズミ」とか「ウサギ」だったら、取って食われてしまう恐れがあるわけで。
今更ながら両チームとも、鳥のマスコットでよかったのかなぁと。
体型的にも、

「今いくよ・くるよ」さん達のように、デカイのと細いのとで、バランス取れてますしね。2人(2匹)仲良くやっていただければ。
とか思っていたら!
この両者の友好関係を、(多分)快く思わないものが1人。それがこの、

Mr.カラスコさん。
(恐らく)悪のカラス。カラスコだから。そして楽天原理主義者(想像)
日刊の記事から抜粋すると、
「クラッチーナを押し倒したり、やりたい放題」
とのこと。
球団関係者は、
「徐々にストーリーを展開していき、1シーズンかけて全ぼうが分かるようにしていく」
と言っていますが、この関係者は多分、特撮の好きな人ではないかと推測します。
このカラスコさんが、クラッチさんに、
「ベガッ太はクラッチーナに気があるらしいぜ」
などと呟けば、ベガッ太くんとクラッチさんの関係悪化は必至。友好関係を願う仙台市民の期待を他所に、「第三者」の関係によって、両者(両鳥)は、一触即発の緊張関係に!
「徐々にストーリーを展開」のなかに、そういう場面があることを願ってやみません。
でもそれだと、「関係悪化を願う」ことになりますね。ダメじゃん。
そして、ゴ・バダー・バさんのように立ち去るカラスコさん。

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April 06, 2005
ベガルタ>楽天>巨人?
えー。
鉄拳5でラスボスまで行けないので、スポーツの話が続きます。ご了承ください。
昔、名古屋に出張に行ったときのこと。
巨人戦と中日戦の、2つのプロ野球中継が民放で流れていることに、度肝を抜かれたことがあります。多分関西地区でも、阪神の試合は同じことがあると思うのですが、地方都市に住む者は「野球のテレビ中継は巨人戦のみ」と言う基本概念を持っていたので、驚きました。
そんな状況が、地元宮城で見られるようになるとは。先週、4/1の金曜日。
日本テレビ系ミヤギテレビでは、巨人×広島戦
TBS系TBCテレビでは、楽天×西武戦
が、ゴールデンタイムでぶつかりました。
その結果、宮城県では。
楽天戦は平均視聴率、24.2%
巨人戦は平均視聴率、5.5%
と言う結果だったそうです(河北新報記事より)
平均視聴率で、4倍以上…。地元の注目度が、半端無く高いのが分かります。恐らく宮城県民で、楽天のスターティングメンバーをDH込みで9人(投手入れたら10人)言える人は、1%くらいだと思いますが、この状況がいつまで続くか、注目したいと思います。
ちなみに。
ベガルタ仙台は先週、最大集客数で楽天を上回っていますので、数式的には、
ベガルタ > 楽天 > 巨人
と言う並びになります。無理やりだと思うでしょ? 無理やりでも、前向きに行かないとダメなときもあるんです。でも、その無理やりさ加減も、時に及ばないときもあります。
いわき市民球場 4/6 楽天×日本ハム 18,794人
仙台スタジアム 3/5 仙台×徳島 17,375人
ベガルタ敗れたり!
短い夢だったなぁ。
って言うか、なんでホーム開幕戦よりも人が入るのだろうか、いわき市民の皆さん。
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April 05, 2005
おいらが見に行けば敗北を呼ぶぜ
ある日、母親にこう言われた。
「あんたが試合見に行くと、必ず負けるねぇ」
ふぁう!
気にはなっていた。いや、とっくに気付いていたさ。
僕が見に行った、今年のベガルタ仙台のホーム戦は、3戦全敗。
東北楽天も、西武に2連勝して迎えた第3戦。カブレラに2本のホームランを打たれて、完敗。しかも1本目は僕のいたレフトスタンドで、2本目は僕が帰ろうかと移動しつつ見ていた、バックスクリーン脇に飛び込んだ。負けだけじゃなく、ホームランも呼び込むさ。
そういえば昨年、プロレスリング・ノアの東京ドーム大会に行ったとき、僕の応援する秋山準選手は、40分近い激闘の末、バーニングハンマーで破れた。
いや、そもそも。
僕自身がキャラバンで、テイム名人に完敗を喫している。
東北楽天ホーム初戦で勝った際、スポーツ新聞紙は応援に駆けつけた「モーニング娘。」さんを、「勝利の女神だ」と言う見出しで記事にした。
ならば僕の呼称はなんだ。「敗北の死神」辺りか?
とりあえず、ベガルタ仙台次々節ホームの「サガン鳥栖戦」は、見送ってみようと思う。
これも愛の形。そっと見守る愛もあるのです。
札幌日帰りきっつい。
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April 04, 2005
楽天/フルキャストスタジアムに行ってきました
ベガルタが負けたことは、まあ忘れまして。
翌日曜日に、噂の「フルキャストスタジアム宮城」に、楽天×西武戦を見に行きました。
試合内容とか、売り物に関してはスポーツニュースにお任せしまして、きめんぐみ視点から見た「フルキャストスタジアム宮城漫遊記」です。画像を山ほど使って、少々重いのですいません。
どうぞ。
まずは仙台駅到着。そこから東口に抜ける通路に、楽天ショップがありました。

山ほど人がいたので、あっさりスルー。仙台駅東口に抜けます。
東口には、何かと話題の「ベロタクシー」が停車していました。

運転手はいませんでしたが、食事中でしょうか? ちなみに料金は、球場まで1人800円、2人1000円とのこと(OH!バンデスより) シャトルバスが100円ですから、チョット高額な気がします。観光客向けでしょうか。
仙台駅から球場までは下り坂なので、徒歩でも十分いけます(約20分) 行きがけにこのような、

ベガッ太くんの自販機がありますので、喉が渇いた人はここで水分補給をするといいでしょう。この自販機で買ったお金の一部は、ベガルタ仙台に還元されますので、いっぱい買うといっぱい還元されます。
てくてく歩くと、球場到着。
宮城球場時代を知るものとしては、考えられないような綺麗なスタジアムがお目見えです。

球場内の売店以外に、出店もたくさん出ていますので、ちょっとしたお祭り気分が味わえます。
それにしても、ニュースで見て驚きましたが、「野菜」が売ってるのはどうなんでしょう。テレビではやたら「東北らしい」と強調していましたが、そんなんで東北を強調して欲しくは無いと思います。
旧・宮城球場の思い出がある方は、スタジアムに入る前にぐるりと一周されるのをお勧めします。バックスクリーン裏や楽天山の裏側など、テレビでは報道されない、もう一つのスタジアムの顔が見ることが出来ます。


ちなみに、この日僕が買ったのは「外野指定席E27列」と言うチケットでしたが、そこから見えるスタジアムはこんな感じ。

以前と比べて、角度がありますので、球場全体が大変見渡しやすいです。ただこの日は曇り空のためか、ボールが空と被ってチョット見づらい印象でした。ボールをしっかり追いたい人は、内野席のほうが良いのでは無いでしょうか。
また、気になる座席ですが、外野指定はイス、外野自由はコンクリです。


外野指定席に座った印象は、仙台スタジアムよりも若干狭め。横のおじさんと肩が結構当たりました。また、イスの下に空間も無いので、荷物を置くには不便です。お弁当の持込が禁止ですので、荷物は軽量化で向かいましょう。僕個人としては、夏場は外野自由の一番上にシートを広げて、ワイワイ酒盛りしたい気分です。
あ、そうそう。
この日はついに「ベガッ太くん」と「クラッチさん」が、禁断の遭遇を果たしました。

この一歩は小さいが、とてつもなく大きい一歩だったと信じたいです。ベガッ太くんはチョット硬い感じがしました。普段と違うシチュエーションで、緊張していたのでしょうか? 願わくば来年は、仙スタで逆のシーンが見たいです。
また個人的に気になったのが、バックスタンド席。

開幕直後だというのに、空席が目立ちました。ベガルタがJ1昇格した時のように、「招待券」の分ではないかと推測しますが、記念すべきホーム開幕3連戦で、この規模の空席が目立ったのは、勿体無い気がします。
プロ野球新規球団とて、気は抜けない。企業努力を怠ったら、すぐに集客が落ちてしまうのでは? そんな印象を持ちました。杜の都にプロ野球を根付かせるために、ぜひとも頑張っていただきたい。
あ、最後に。
一番個人的に気になっていた外野席のトイレですが、

超キレー。
これでビールを飲みすぎても安心です。
これから球場に行かれる方の参考になれば幸いです。
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April 03, 2005
J2/ベガルタホームで怒涛の攻撃
ベガルタ仙台には、仙台が得点を挙げたときに歌われる、応援歌があります。
曲:シャンゼリゼ
♪:オー フォルッツァ 仙台ー (×4) ラララ ラララ…
歌詞は歌いやすさ、覚え安さ優先なので、内容は対したことないです。ただ、得点が入ったときにスタジアムの仙台サポーター皆でこの歌を歌うことで、得点の喜びを分かち合うのです。
J2第5戦、ホーム3戦目。
ベガルタ仙台は、地元に横浜FCを向かえての対戦となりました。昨年の対戦成績は、1勝2引分1敗と互角ながら、昨年J2開幕戦で 0-4 で負けた経験があるため、あまりイメージの良くないチーム。昨年の借りを返すためにも、ここはホームできっちりと勝利し、先週に続いて2連勝を飾りたいところです。
それに加えてこの日4/2は、東北楽天ゴールデンイーグルス(略:TRGE(トゥルーゴ))が、フルキャストスタジアム宮城でホーム開幕2戦目。しかもTRGEは13時、ベガルタは14時開始と今年最初のガチンコ勝負の日です。これでTRGEが勝って、ベガルタが負けたら翌日の地元新聞は、
「ベガルタは負けました」
の1行しか、掲載されない恐れもあります。
今後のことも踏まえて、ここは両チームとも勝利し「仙台に両雄並び立つ」姿を見せていただきたい。
さて試合。
前半から動きます。札幌戦で苦戦しつつも勝利した経験が活きたか、DF根引選手の豪快なボレーが決まり、前半1-0でリードします。
そして後半も、キーパーの弾いたボールがFW大柴選手に当たって相手ゴールに吸い込まれるラッキーなシュートや、今流行りの「オウンゴール」を横浜FCがやってしまい、なんとこれまでホーム無得点だった仙台は、前後半で3得点を記録しました。
まさか負けるとは…。
3点取って 3-4 で負けるとは…。得点したのは良いけれど、結局昨年同様、横浜FCには4失点を喰らうこととなりました。もうね、敗因ははっきりしてます。得点したあとね、
前半43分 仙台
前半44分 横浜
後半50分 仙台
後半51分 横浜
1分後に失点するなよ! しかも2回も!
仙台がゴールを上げて、スタジアム全体で上記の「シャンゼリゼ」を気持ちよく歌ってるんですよ。ゴールの余韻を楽しみつつ。そうすると、横浜が点を入れるんですよ。歌の途中で。
最後まで歌わせろって! しかも2回も!
なぁ。ホーム開幕3連戦、全敗ですよ。今年の勝ち点、全部AWAYですよ。選手皆、仙台嫌いかぁ?
優勝へのマジックは、変わらず「M82」
残留への裏マジックは、負け点3で「M36」
早くも裏マジック貯金は、1万円になりました。最近お金ないと思ったら、1ヶ月で1万も持ってかれてたんだ。そりゃ30円の豆腐と70円4パックの納豆で、毎日過ごす羽目になるさ。
でも、この日は良かったことが1つ。
4/2の集客数
仙台スタジアム : 14,867人
フルキャスト宮城 : 13,384人
実はベガルタ、この日はTRGEに集客で勝ってます。先輩の意地ですね。だから集客に関しては「大丈夫」って言ってたでしょ。
と言うか、フルキャストって私どこかの記事で、「28,000人」収容だと思ってたんですが? 気になってチョット調べたら、今のフルスタは「23,000人」で、来年以降、正式に完成したら「28,000人」収容になるそうです。
合計集客は絶対的に不利だけど、平均集客ならベガルタに分があるかもしれません。
そのためには勝たないと。勝たないと。勝って~。
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March 30, 2005
バーレーンと名前と苗字
~閑話~
昔「コナミルック」だったか忘れましたが、コナミの無料配布雑誌の中で、「悪魔城シリーズ」の主人公の名前が、「シュナイダー・ベルモンド」に決まりかけたが、ドイツでシュナイダーは「苗字」のため、苗字が2つ続く変な名前になるので、改名を予定、と言う記事を読んだ記憶がありました。
日本語に例えると、「佐藤鈴木」さんと言うような、変な名前になっちゃうためです。
~閑話休題~
北海道出張から帰ってきました。
いろいろあったんですが、会社の内情ばれるのでナイショ。
仙台空港から事務所に車で戻り、パソコン立ち上げる前にテレビをオン! 何とかサッカー日本代表×バーレーンの後半には間に合いました。
見ていて気になったのが、バーレーンの選手の名前。特にこの方々。
モハメド・フセイン さんと フセイン・アリ さん。
サイド・モハメド さんと モハメド・サルミーン さん。
君ら、どっちが苗字で、どっちが名前やのん?
この法則で行くと、フセイン・フセインさんとか、モハメド・モハメドさんとかが、バーレーンには存在するのでしょうか? 日本語で言うと「高橋高橋」さんとか、「一郎一郎」さんとか、そんな感じになると思うのですが。
あ、試合は、なんかラッキーでしたね。見てて面白くない、と言うのは伝わってきました。評論家の人も「チョットだけずれてる」って、毎回言ってる気がします。
次回予選は6月なので、それまでにずれを修正してもらいたいものです。
まあ、ベガルタのずれは、それどころじゃないですが。
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March 27, 2005
J2/ベガルタは擬態で勝ち進む
~閑話~
まんが「バキ」の中で、齢130を超える『郭海皇』と、地上最強の生物『オーガ』が対決した際、止めを刺さんとしたオーガの拳は、郭海皇に当たる直前に止まった。郭海皇は、戦いの中で「老衰」していたのだ。
医師による死亡が確認されたのち、控え室に戻った郭海皇は突然生き返り、周囲の弟子達を唖然とさせる。実は死んだと見せかけたのは、『擬態』だったのです。厳しい自然界の中で生き残るため、小動物は自分よりも強い敵と対峙した際に、この『擬態』で死を演じ、窮地を脱すると言う。
そして(擬態から)生き返った後、「死に優る護身なし」と郭海皇は言いました。かっこよく闘っても、負けては、死んでは意味が無い。その一時を耐え、生き延びることにより、次に繋がる。郭海皇は、そう言いたかったのでしょう。
「武の勝利じゃ」 by郭海皇
~閑話休題~
1引き分け2敗と調子の上がらない、我らがベガルタ仙台。今週末は札幌ドームにて、「コンサドーレ札幌」さんと対戦しました。今年から東北楽天が居を構える仙台は、札幌さん同様、
「サッカーの後にプロ野球が来た」
全国でも珍しい都市。また僕が以前住んでいたこともあり、チョット仲間意識を感じるチームです。
しかし、この札幌と言う土地は、仙台にとってはかなりの鬼門。
昨年札幌さんは、44試合で5勝しか上げていませんが、そのうちの2勝は仙台からのもの。しかも昨年4回対戦し、ベガルタの2引き分け2敗。AWAY札幌ドームでは無得点と、とにかく苦手にしているチームです。今年の札幌さんは、ここまで3試合で1勝1分け1敗と、仙台よりも上位にいます。
昨年最下位とは言え、油断は禁物です。
さて、試合。
「紅白戦でレギュラーが控えに負けた」と言う衝撃の情報通り、仙台は前半戦、札幌の猛攻に防戦一方。ラジオで聞いていましたが実況アナウンサーも、
「右から左への札幌の攻撃、と言う実況しかしていない気がします」
との一言。悲しいなぁ。仙台でやってるラジオ放送なのに、悲しいなぁ。
その言葉通り、札幌の猛攻に対して、仙台は前半シュート0本、コーナーキック0本と、防戦一方。って言うか攻めてません。攻められません。前半0-0で折り返せたのが、奇跡のようです。
しかしこの後我々は、信じられない出来事を目撃(聴撃)することになります。
後半6分、ペナルティエリア内に攻め込んだ仙台の選手が倒され、PK獲得。
この試合の初シュートがPKと言う、異常事態が発生しました。
このPKを、財前選手が冷静に決め、1点先制。信じられない事体が発生です。「あと40分逃げ切れ」「シュート1本で勝ったらJ新記録か?」など、様々な考えが頭をよぎります。
しかも、このPK獲得の際に、札幌の選手がレッドカードで1発退場。仙台に流れがやってきました。11対10なら、仙台は札幌と互角以上に闘えます。
後半23分にセットプレーから、39分にも期待の若手関口選手が持ち込んでシュートを決め、前半シュート0本だった仙台は、なんと後半シュート11本の猛攻で、3-0で今季初勝利を飾りましたぁ。パチパチパチ。
どうやら。
これまでの苦労が、実を結んだようですね。
全ては、昨年勝てなかった札幌に勝つため。紅白戦で控えに負け、今シーズン勝利も無く、僕も会社の同僚に「よえーんだよ!勝てるわけねーんだよ!」と絶叫。札幌戦前、全国のサッカーファンに「仙台は今年もダメか」と、思わせることに「成功」しました。
そう! 全ては『擬態』だったのです!
全ては、今シーズンを勝ち抜き、「J1昇格」と言う結果を残すため。ここまで耐え忍び、屈辱に耐えたのは全て『擬態』だったのです! そのために、ここまで弱く演じて見せることで相手の油断を誘い、PK獲得から一気に猛攻に出たのです。
まさに、「負けに優る護身なし」です。
試合後、仙台DFの根引選手は言いました。
「ウチがやろうとするサッカーをやれた。」
選手もそう言ってますから、今回の勝利は狙いどおりなのです。ただ、いくら狙いどおりでも1勝するのに4試合かかるペースは、これくらいにしておかないとダメです。気を引き締めて。
さて、マジックです。
優勝へのマジックは、勝ち点3で「M82」
残留への裏マジックは、「M39」のまま
です。
今シーズン4試合目にして、初めて「裏マジック貯金」にお金が増えない日となりました。その分のお金は、当然ビールに。
「仙台の勝利じゃ」
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March 26, 2005
高校野球と楽天と
コチラをご覧の皆さまに、突然ですがクイズです!
下記の宮城県地図で、「一迫町」がどこか答えてください。

分かりましたかぁ?
つーか、「一迫」ってなんて読むんでしょうね。北海道で言う「幌加内」や「倶知安」みたいなもんでしょうか? そこまでは難しくないですね。「一迫」は「いちはさま」と呼びます。
で、
一迫町は大体、

この辺です。
気付いたら、春の選抜高校野球が始まってまして。
宮城県からは、21世紀枠で「一迫商業」が出場しております。21世紀枠ってのは、まあ「一芸入社」みたいなものです。人がいなかったり、田舎だったりしてるのに、頑張って好成績を収めている高校に対して、選抜甲子園の出場枠を認めると言うものです。
一迫商業は、2年連続で県大会準優勝。微妙に強いチームです。
本日はその一迫商業の、選抜1回戦が行われました。僕は朝のラジオで試合が行われるのを知りましたが、対戦相手が東京の名門・修徳と聞いて、「いい思い出作ってくれ」くらいに思っていました。
そしたら一迫商業、5-2で勝ってしまいました。
うわぁ、びっくりしたぁ。
サッカーJ1&J2に日本代表、パリーグ開幕、大相撲、ゴルフの藍ちゃんなどなど、スポーツニュースがてんこもりな時期ですが、頑張って欲しいと思います。
ところで。
昨日、「楽天開幕3戦目に、ベガッ太くん登場」と書きましたが、チケットって売り切れてると思ってたんですね。で、今日25日(もう昨日)に5月分のチケット販売と言うことで、セブンイレブンのチケットぴあで、ちょっと探りいれて見たんですよ。
そしたらね、

4/3のフルキャスト宮城の試合、普通にチケット買えちゃいました。
あれ~、もしかして僕ら、だまされてる?
気になって、同じくぴあで調べてみたら、4月分のチケットも余裕で買えるし、5月分に至っては売り切れは巨人戦だけ。我らがヤクルトスワローズとの交流戦なんて、全部「ニッコリマーク」がついてましたよ。
友人らと飲みながら、
「東北楽天は、1回は試合見に行きたいねぇ」
なんて言ってましたが、案外普通に見られそうです。それはそれで、ありがたみが薄いような気がしますが、プロ野球を生で見られることに、文句言っちゃいけませんね。
とりあえず、ベガッ太くんの雄姿を楽しみにしてます。
あ、日本代表負けた…。
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March 24, 2005
ベガッ太くん、再び全国区へ
J2が開幕して、3週間。
いまだ初日の出ない我らがベガルタ仙台に、なんともいや~な感じがしながらも、日々生きています。
そうこうしていると、本当に近づいてきました。「東北楽天ゴールデンイーグルス」の開幕戦が。本当に完成するのか疑問だった、旧・宮城球場、現・フルキャストスタジアム宮城も、3/20に無事完成。半年前まであんなに小汚かった球場が、今ではこんなに、

綺麗になりました。
一体これは、どこの球場でしょうか? 昔の宮城球場を知るものにとっては、衝撃です。チョット前までこんな

へっぽこぴな球場だったんですけどね。恐るべし楽天マネー! 恐るべし鹿島建設! しかし、工事着工から4ヶ月でこんなになるんだったら、これまで40年間も宮城県と仙台市の行政は、何をしてきたのかと問い詰めたいところです。
さて。
そんな東北楽天の地元開幕に向けて、ベガルタサポーターには嬉しいニュースが飛び込んできました。それは、
「楽天開幕3連戦の始球式を、ベガルタのマスコット『ベガッ太くん』が勤める」
と言うものです。
地元の新聞、河北新報の記事を、無断で一部抜粋します。
「プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、フルキャストスタジアム宮城で4月3日行われる対西武戦の始球式で、藤井黎市長が打席に立つことになった。
ピッチャーには、サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台のマスコットキャラクター、ベガッ太君が起用される見通し。キャッチャーはプロバスケットボールチーム、仙台89ersの中村彰久代表が務める方向で調整が進められている。」
見通し、方向、となってますけど、ほぼ決まりでしょうね。断る理由が無いですから。
今年1月に行われた、ベガルタ仙台の運営会社とサポーターとの話し合いの中で、ベガルタ運営会社「東北ハンドレッド」の名川社長は、
「当面変な協調をするよりも、お互いの経営に全力を挙げましょうと言っている」
と、楽天に対して言われていました。
それを読んで、「相互交流は難しいかな」と思っていましたが、こんなに早く実現するとは。こういうのは、大きい会社から切り出されると、弱いですよね。もしも、後出しの会社が強大な資金力をバックに、
「うちと交流しないと、アンタんとこ、お先真っ暗ですぜ」
とか言ってくれるなら、徹底的に交戦したくもなるんですが、記念すべき開幕(3戦目)に始球式の栄誉。そりゃあ、こっちも
「なんだよ、楽天。いいヤツじゃん」
とか思ってしまいますよね。別に、元々悪いことしてる訳じゃないんですけど。
僕は1月にみちのくプロレス見に行ったときに、無意識化で「楽天は敵」と意識していましたが、なんかこの件で随分軟化しちゃいました。てへ。
ベガルタ仙台が、J2で全国的な露出が「都並監督」だけと言う今の状況。ベガッ太くんには、開幕戦で見事な投球で
「杜の都にベガルタ仙台ありき」
と言うアピールをしてきてもらいたいです。極端な話、サッカーボール蹴りながらマウンドに登ってもらいたいくらい。
そしてJ1昇格の暁には、反対に楽天の「クラッチくん」と「クラッチーナさん」をスタジアムに呼んで、始蹴球式(?)を行ってもらいたいものです。できれば、5年後くらいには…。
いや、ベガルタさん。
今日の紅白戦で、レギュラー組が控え組に 0-2 で負けてるしね。
その控え組は、サテライト(2軍ぽい感じの試合)の試合で、0-2 で負けてるしね。
今のベガルタレギュラーチームは、サテライト相手でも 0-4 で完敗する恐れ大なのです。
せめてベガッ太くんだけでも、全国の桧舞台で輝いてきてくれ…。
追伸
「キャラバンDVD」募集は明日まで! 応募忘れの無きよう。
あと手間なので、コメントのメアド欄の入力無くしました。
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March 21, 2005
J2/ベガルタ強い相手はもう飽きた
話の前にもう一度、昨年のJ2を振り返ります。
1位 川崎フロンターレ
2位 大宮アルディージャ
------(上記2チームはJ1自動昇格)------------
3位 アビスパ福岡(J1最下位の柏レイソルに、入れ替え戦で負けてJ2残留)
昨年はJ1を16→18チームに増やすために、J2上位2チームがJ1に昇格しつつも、毎年行われていたJ1の15、16位チームJ2自動降格がありませんでした。なので、J1からの降格チームが無かったために、昨年3位のアビスパ福岡さんが、今年のJ2実質的な最強チームになります。
多分福岡さんは、こんな歌を今年のテーマソングにしています。
♪ 弱い相手はもう飽きた~ 強い相手はどこにいる~ 我ら最強! 我ら最強!
そんな妄想。
仙台スタジアムにて「最強」福岡を迎え打つ、我らがベガルタ仙台。開幕から 負け→引き分け と来たのですから、相手が「最強」とは言え、勝ちを奪いたいもの。
しかし、「さて、そろそろスタジアムに向かうか」と思ったときに飛び込んできたのが、福岡県、佐賀県での震度6弱の地震と言うニュース。
よりによって、福岡と対戦する当日にそんな大地震があるとは、全く嬉しくない巡り合わせです。仙台スタジアムでは試合前に、「福岡県での地震発生」と言うニュースが流れましたが、一部福岡サポーターは知らない方もいらっしゃったようで、僕の前に並んでいた福岡サポの方々は、キョトンとされていました。
地震被害にあわれた皆様に、お見舞い申し上げます。
なので!
試合の話はいいでしょう。
だってさぁ、前半で 0-2 さ。そこまでは良くある話だからいいよ。でもその日、前半終了のホイッスルが鳴ったときに、ベガルタサポーター席からどんなコールが飛んだと思います?
「攻めろ!」
ですよ。聞いたこと無いです、そんなコール。
ベガルタは、前半でリードされたのに、福岡の厚い守備に阻まれ、まともに攻められない。終始バックパスを回し、たまにロングパスを蹴ったら、福岡に奪われる。そんなストレスの溜まる展開。
会場で買った熱燗とは裏腹に、僕の心は冷めていきました。
まあ昨年は、3試合消化時点で3連敗、得点0、失点10でしたが、今年は1引分2敗、得点1、失点6です。得失点差で言えば、昨年比200%改善されています。言ったでしょ、去年のチームよりは強いって。
さて、マジックです。
優勝へのマジックは、勝ち点1で「M85」
残留への裏マジックは、負け点3で「M39」
です。
どちらとは言いませんが、マジックは順調に減っていますね。ちなみに先日、こんな豪華な

裏マジック貯金袋を買いました。
もう月末でお金の無いところに、3,000円持っていかれるのは大変きついです。今月はいろいろと入用でしたし。
ちなみに、来週の札幌戦で負けると、早くもマジックは10マイナス、貯金は10,000円になってしまいます。
そうならないように。頼むって。
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March 14, 2005
フルスイング?はぁ?
今日は先週購入した、DSのゲームの話をしようかと思ったのですが、まだやり込み度が足りないので先延ばし。
で、ニュースを見ていたら、今年のプロ野球の統一スローガンが、
「フルスイング!」
に決まったと言うお話をしていました。
フルスイング? はぁ?
そんなことを言っていたら、バント世界一の川相昌弘は、試合に出られないじゃねーか、コノヤロー! ボンッ! カンカンカンカン!
と、極一部で話題の「魔邪」さん風に話を進めてみました。
後先考えずに書き進めてきましたが、魔邪さん同様、「微妙」な気配です。
はてさて。
フルスイングといえば、近鉄からメジャーに移籍した「中村ノリ」選手がその筆頭だと思いますが、良くもあり悪くもあり。
と言うのもバントだろうが、流し打ちだろうが「全力」でプレイをするには、変わりがないから。「フルスイング」ばかりが全力だったら、元広島カープの「ランス」選手は、めちゃめちゃ全力プレイだったはずです(88年39本でセリーグ本塁打王) でもそんな気はしません。三振多かったし、打率も低かったし。
でも、「フルスイング」と言うのは、見ているほうも気持ちがいいもの。80年代の巨人ファンとしては、「原辰則」選手が止めたバットにボールが当たってセンター前ヒット>それが勝利打点 と言うプレイに、大変がっかりしたものです。「振るなら振れ!」と、テレビの前で騒いだものです。
ですので、偉大なるプロ野球の標語としては「?」な感が否めませんが、少なくともこの言葉が標語となることで「全力でのプレイ」と言う意識が、選手並びに見ているファンにも植え付けられれば、相乗効果で面白いプロ野球を見せてもらえるのではないか、と言う期待感があります。
ただし、投げるピッチャーの側も意識改革が必要。
よくテレビ解説で聞く、「この場面、ストライクで勝負は出来ませんね」と言う言葉。はなっから逃げてますし。投げるほうも、全力には、全力で答えていただきたく。
全力の投球? はあ?
「全力のフォーク」とか「全力のカーブ」って、ゴロはイマイチじゃねーか、コノヤロー! ボンッ! カンカンカンカン!
スタスタスタ…(オチの無いまま去る)
P.S
こちらからリンクを貼らせて頂いております、毒針殺法様にリンクを頂きました。
「面白げなページ、趣味のページ」の一番上にうちがいるので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
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March 13, 2005
J2/都並ベガルタ初勝ち点
2005年シーズンから、ベガルタ仙台を取り巻く環境で、大きく変わったことが2つ。
1つは、プロ野球団・東北楽天ゴールデンイーグルスが来たこと。
もう1つは、スカパーのベガルタ試合中継が、全試合生中継では無くなったこと。
1つ目は、僕的にどうでもいいや。ケセラセラ。
問題は2つ目。これってすんごい重要なんです。昨年までのベガルタは、J2屈指のサポーター数からか、スカパー側も気を使ってくれたのか、J2全44試合を生中継してくれました。でもJ2残留2年目の今年は、全試合生中継ではなくなりました。まあ普通、昨年J2で6位の弱っちいチームを、全試合生中継するギリはないですよね。
なので今年は、スカパーのJリーグパックを購入していません。
そうなると代替えはあるのか?
これがあるんです。地元でやってるFMラジオ。これが毎試合生中継をやってくれています。やるな、ベガルタ。ただし、僕の住んでいる地域では聴こえない。これが唯一にして、最大の欠点です。
さて。
そんな中、ベガルタ仙台第2節。相手はヴァンフォーレ甲府。略してVFK。元日本代表FW・小倉選手に加えて、今年大宮からFWバレー選手を獲得した、困ったチームです。昨年の対戦成績は、1勝1分2敗と分の悪い相手です。
午前中からお昼にかけて外出していたため、家に戻ったのは午後3時。ためしにラジオオン!
ガガーッ ピー!
やはりダメです。ノイズしか入りません。
とりあえず、ネットで検索。前半終了して1-1とのこと。うーん、見たい。もしくは聞きたい。でも、歯医者の予約が入っているので、遠出は出来ません。うーん、うーん。
あ!
そういえば、yahooでどなたかが親切にも毎試合、チャット機能を使って、ベガルタ戦ラジオを生中継して下さっていました。昨年はスカパーで見ていたので使ったことがありませんでしたが、これはチャンスです。
そんな訳で、チャットオン。
「甲府がボールキープ。シュート!」
「バレーがボールを奪った!」
「高桑パンチング!クリアが小さい!」
「ベガルタ、ボールをカットされた」
「あぶなーい!」
「小倉が持った。まだあるぞ、まだあるぞ!」
なんで、ベガルタが危険なシーンしか聞こえてこない?
しかも映像見えないので、心臓への負担はテレビ中継比:300%増しです。部屋を掃除する手も止まります。
試合のほうは、先制されるも、ベガルタ期待の若手、関口選手が同点ゴール。あとは↑のような、危険なシーン満載のまま、引き分けました。
祝!ベガルタ今季初得点&初ゴール!
昨年、2試合終了時点で2連敗、得点0、失点9だったことを考えれば、2試合目で得点、引き分け、12チーム中10位は上出来です。J2のうち、いまだ6チームが未勝利のことを考えれば、今後ベガルタは必ず浮上してくることでしょう。さて、マジックです。
優勝へのマジックは、勝ち点1で「M85」
残留への裏マジックは、負け点1で「M42」
です。
裏マジック貯金は、1,000円プラスで合計4,000円。そろそろ、専用の封筒でも買ってきて、ちゃんと納めておかないとダメですね。
来週は日曜日に、福岡戦です。あの仙スタの巨大な雪の塊が、解けているとうれしいです。
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March 11, 2005
てりたま食べてベガルタの練習見学
こんばんは。
自分の過去の日記を読んで、苦笑したり、爆笑したりしているきめんぐみです。「モーリー&ダイ」とか、すごく面白い。
普通の会社はこの時期、溜まってる有給休暇消化しろとか言うかもしれませんが、うちの会社は普通じゃないので、有給休暇が使えず溜まります。休日出勤の分の休暇を、消化し切れてないからです。
今日は会社に行きたくないので、休みました。3月病です。で何をしたかと言うと、愛しのベガルタの練習を見に行きました。とりあえず、午前中に左手の治療を終えて、ベガルタの練習へゴー!
とか思ったら、移動途中に見つけてしまいました。「てりたまバーガー」を。ちょうどお昼。僕のおなかは、愛しのベガルタ以上にてりたまを愛しく思っている様子。
2個食べちゃいました。減量中なのに。
そしてベガルタの練習場へ移動。
しかし、移動途中に雨が降り始めました。しかも道路は大渋滞。どうも、本日は仙台市内の中学校が卒業式のようで。花束とか色紙とか持って帰途に付く卒業生達。みんな、この先の明るい人生に向かって歩みだしている、そんな笑顔満面です。
けっして、そんなことは無いのに。
そういえば、僕が中学校卒業したときは、夜の公園でビール代わりにコーラを振って、コーラファイアーをしました。1人1本ずつ。お金なかったからなぁ。
渋滞を抜けて、ベガルタの練習場に到着。
しかし、なにやら静か。雨の影響でしょうか、1人の選手もいません。「雨で室内練習に変わったかな?」と思い、携帯サイトで練習日程を確認。
3月11日(金) 9:30 泉サッカー場
終わってるじゃん!
僕は一体何をしに、貴重な休日使って泉くんだりまで…。しょうがないので、

クラブハウスにたたずむ、ベガッ太くん撮影。彼もどことなく淋しげ。明日のヴァンフォーレ甲府戦を、心配しているのでしょうか。


手ぶらで帰るのもなんなので、ヨドバシカメラでニンテンドウDS「ぷよぷよフィーバー」と「パックピクス」を購入。ぷよぷよはもう、折り返しが出来ません。愛くるしいキャラたちに、おじゃまぷよで押し潰されます。
そして今日1日で、てりたまバーガーぺろりと4個完食。竜の口渓谷よりも深く反省。明日以降はもう食べません。

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March 10, 2005
文句なり評価なりするなら先に
GCコミックス「鋼の錬金術師」10巻は、明日発売です。
「何かを得ようとするならば、それと同等の対価が必要となる」 それが『等価交換』です。
と言う出だしで始めると、なんだか「まんがのサイト」みたいですね。こんばんは。
今日のテーマと関係あるかと思いまして、チョット「ハガレン」から引用させていただいたんですが、もしかすると関係ないかもしれません。後先考えずに、日々文章書いてますもんで。
さて。
プロレスのサイトやゲームのサイトをのぞかせて頂いてますと、結構辛口な評価を見たりします。自分のサイトは自分が王様ですから、公共陵辱に反する行為でなければ、特に問題ないと思います。
ただ、僕が個人的に気になるのは、話を聞いただけで、見てもいない、やってもいないのに「ダメだ」と断言しちゃうこと。それってどうなんでしょうねぇ。
やはり評価するんなら、自分の目で耳で口で鼻で全身で感じて、自分で判断したいと思う。
最近僕がもっとも気になっているのは、新日本プロレス。短縮すると、NJPW。アントニオ猪木氏が設立し、ストロングスタイルを掲げ、30年の歴史を誇る日本最大のプロレス団体です。
はっきり言って、今の新日は面白くないです。まあ、つまらない。って言うか、ひどい。雰囲気だけで見たくなくなる、そんなオーラがビンビン漂ってます。
「そんなこと言えるほど、お前偉いのか?」と言うと、別に僕は偉くない。ただひとつ言える事は、僕はPPVなりで、
「お金を新日本プロレスに払って試合を見ている」
ので、評価なり感想なりを、言ってもいい立場にあると思う。
かなり、安い金額だけどね。
ただ、新日は夜中とは言え地上波で放送中。テレビ中継されてるものは、それだけで評価の対象になります。が、それも番組に目を通してからじゃないと、評価できる立場じゃないと思う。やはり、良し悪しの判断は、自分の目で確認して、それからと言うのが筋だと思う。
だから、「イヤあれはチョット…」と言わずに、一度、

ハッスルの「インリン様」を見て欲しいなぁ。
すっごく「プロレス」が出来てますから。インリン様に「ヒマでもてないプロレスファンの諸君」とかマイクで言われると、「うぉー!」とか思いますよ。いや、試合はしないんですけどね。すごいエンターテイナーですよ。力説してる時点で、僕も完全に「洗脳」されてるような気がしますが。
今日は、こんな話になるはずじゃなかったのに。
どこで何がおかしくなったのかなぁ。
んで「ハガレン」は何かって言うと、「評価の対価としてお金を払う」ってことを言おうと思ったんですが、チョット失敗。
最後にプロレスつながりで、スポナビさんの記事。
チェ“馬場魂”で若翔洋秒殺だ
「田上明」さんの話じゃなかったのね。チェ。
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March 07, 2005
J2/優勝勝ち点予想から逆算
土曜日はちょっと、呑みすぎて食べ過ぎましたね。
せっかく落ちてきた体重が、1日でリバウンドバウンドくらいしました。目指せ体脂肪率15%!
ベガルタサポーターは冷静ですから、「ぶっちゃけありえな~い」とか言って、現実逃避したりはしません。開幕戦を 0-3 でJFL昇格組に完敗した事実を認め、正面から受け止めることが出来る、心の強い集団です。チョットだけ「繊細」なだけです。
さて。
今年のJ2は、思ったよりも実力が拮抗しているようです。昨年は川崎フロンターレさんが、「勝ち点105」と言うとんでもない成績で、ダントツ優勝しました。その川崎さんがJ1開幕戦で、昨年J1最下位の柏レイソルさんと引き分けた事実に、少々目眩がしておりますが、今年のJ2はそこまで実力が抜きん出たチームは、いないように見えます。
そこで僕は今年のJ2優勝ラインを、「勝ち点86点」に設定しました。
年間成績でいえば、26勝8分10敗です。昨年J2で2位の、大宮アルディージャさんが勝ち点87ですので、まあ妥当な数字では無いでしょうか。
そうなると当然、我らがベガルタ仙台には優勝マジック「M86」が、点灯している事になります。
ザスパ草津さんもマジック86だったり、山形さんや徳島さんはマジック83だったりしますが、それはこの際、気にしないことにしましょう。
そこで僕は考えました。
表と裏。光と闇。善と悪。+と-。そして勝つか負けるか。この大宇宙の法則では、全て表裏一体が基本なのです。
この世に優勝マジックがあるならば、当然裏のマジックも存在します。そう、それは全J2サポーターが考えてはいけない、「J2残留マジック」です。
J2年間試合は44試合。J2年間公式戦に全て勝利したときは、「44試合×勝ち点3=132点」です。ここから僕の優勝予想マジック「勝ち点86」を引くと、
「132-86=46」
です。そう、この46点という勝ち点貯金が尽きたとき!そのときはJ2残留が確定するのです。これぞ恐怖の「裏マジック」です。
現在1敗のベガルタは、勝ち点-3で「裏マジック43」が点灯しています。
次節は甲府さん。その次は福岡さん。なんとか東北楽天開幕までに1勝を上げ、地元スポーツニュースの野球独占を阻止したい。そう思います。
さらに、忘れてはいけないこと。
ここを長く読んでくださっている読者様は、僕が2003年に「残留できなかった罰ゲーム」として、『おねがいツインズ』と言うDVDを、同じものを2本購入したことをご記憶と思います。
また昨年2004年は、自ら「愛するチームの名前を削る」と言う行為を、1年間続けました。
当然今年もやります。
2005年のベガルタ仙台を応援するに当たり、私「きめんぐみ」は、裏マジックが減った分だけ、マジック1につき「\1,000-」を貯金します。
そして、そのお金が溜まった際。シーズン終盤、ベガルタの優勝の掛かった試合には、そのお金で日本全国どこでも応援に駆けつけますが、裏マジックが0となりJ2残留が確定した場合、そのお金を使ってオフ会をやります。その裏マジックで溜まったお金で支払える分、全て僕のおごりです!
\46,000-超のお金で、皆さんを接待させていただきます。
現在、裏マジック貯金「\3,000-」
戦いは、始まったばかり…。
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March 06, 2005
J2開幕/ベガルタは今年もベガルタ

3/5(土)に華々しく開幕した、2005年Jリーグ。
2日前の日記に書いたように、様々な試練を乗り越えて僕もベガルタ仙台応援のため、仙台スタジアムに駆けつけましたよ。
前日に激しく降った雪の影響で、路上から見える仙台スタジアムはすっかり雪化粧。まあこれも「白星の白」と思えば、いいのです。
観客席内も、所々雪が残っています。それにしても驚かされたのが、仙スタのフィールド。なんでもスタッフ以外に、朝から100名を超えるボランティアの皆さんが、雪かきをしてくださったそうで。ピッチには綺麗な天然芝の緑が、現れていました。
ただし、雪を捨てる場所がないのか、捨てる時間がなかったのか、ピッチの周辺に雪を寄せたために、観客席から程近い所に

高く、積もっていました。
何せ相手は雪。氷点下の塊です。その塊が何トンも目の前にあるのですから、寒くてたまらない。しかし、今日は開幕戦。その雪をも解かさんばかりの熱気で、ベガルタを応援したいものです。
ベガルタ開幕戦の相手は、JFLでダントツ優勝し、今年からJ2に上がってきた「徳島ヴォルティス」です。ここはひとつ、Jリーグ先輩としての意地を見せて、「プロのリーグは甘くない」と言うところを、ベガルタにはしっかりと見せてもらいたい。
しかもここは、日本一のサポーターが集う仙台スタジアム。1万7000超の観衆からの声援を聞けば、徳島の選手は萎縮して、普段のプレーが出来なくなるはず。
そして試合のほうは、その思いが伝わったのか、ベガルタの選手が怒涛の攻撃を見せます。それに呼応しサポーターも、雪をも解かさん応援を選手たちに送ります。
前半15分までは。
いやあ、楽しかったなぁ、前半15分まで。
待ちわびたJリーグの開幕で、都並新監督のもとJ1復帰を目指すベガルタ。夜の「スポーツうるぐす」では、こんな地方のJ2サッカーチームのために、特集組んでくれるし、プロ野球・東北楽天も開幕を控えてるから、それまでのニュースはベガルタ一色だ、なんて思ってましたけどね。
0-3
だもんな。JFLからの昇格チームに。徳島さん、強かったなぁ。
って言うか、正直なところこの結果は「ありそうだなぁ」と思ってました。戦前から。
僕は人から「ベガルタどう?」って聞かれるたびに、自身満々で「去年よりは強いから大丈夫ですよ」と言ってました。その言葉には、絶対的な自信を持っています。いくら、野球やプロレスのように20年も見ていないとは言え、ベガルタを見つづけて6年目です。僕だって多少の戦術や、選手の実力くらい分かるようになりました。だからこそ「去年より強い」と、断言しました。
だって去年の開幕戦は、0-4 で完敗だったから。
今年は1点失点が減ってます。これは都並監督の「守備意識向上」と言うキャンプの成果が、現れているものと考えます。しかも、守備崩されたわけじゃなく、キーパーがボールをポロっと2回こぼして、2点取られたわけだから。
大丈夫、大丈夫。
ほらそれに、昨年は開幕戦でダントツの最下位でしたが、今年は新規加入の「ザスパ草津」さんも、お隣山形相手に0-3で負けてますから、順位はベガルタと同率、同失点の11位。ほら去年と違って、単独最下位じゃないから。
大丈夫、大丈夫。
ベガルタ仙台は去年より、絶対強くなってますから。
それだけは、確信してますから。
さて、今年は何を減らそうか…。
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March 05, 2005
うっふっふ
呑もうなぁ、ベガルタサポーターの皆さん。
今夜は呑もう! とことんまで呑もう!
それで、腹を割って話そう。
今夜は、ToHeart2やって寝ます。
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March 04, 2005
J2開幕/大雪になんか負けないぜ
さあ! 3/5はJリーグ開幕ですよ! J2も同時に開幕ですよ! チケットも先週入手済みだし、楽しみ楽しみ。
とか思っていたら、直前の北海道出張。しかも今日は、仙台大雪ときたもんです。僕は北海道で仕事をしながら、iモードで状況をリアルタイムで確認していました。
札幌→仙台 午前の便・欠航、 札幌→仙台 お昼の便・欠航
こんな状況下で、現地で仕事をするのは恐怖でいっぱいです。「今日の夕方には飛行機は飛ぶのだろうか?」と思いながらそわそわ。今日の現地は凄く天気が良くて、飛行機の欠航なんて信じられないような天気だったのが、またさらに僕をそわそわさせます。
何より一番そわそわさせたのが、明日のベガルタの試合。チケット買ってますから。14:00試合開始ですから。今日飛行機が飛んでくれないと困るわけですよ。しかもこの時期の札幌→仙台の飛行機始発は11:00。めっちゃ遅い。当日そんなのに乗ったら、試合開始に間に合わないかもしれません。
僕は始業式の朝礼に遅れてやってくる熱血先生じゃないんですから、そんな滑り込みのサッカー観戦は勘弁していただきたい。
なんだかんだと仕事を進めつつ、現地の会社同僚が僕を心配して声をかけてくれます。
「飛行機はどう。飛びそう?」
「午前とお昼の便は欠航で、後の便も流動的みたいです」
「そっか。じゃあ、ベガルタ終わりだな。諦めな」
「え?」
ベ、ベガルタ終わり? 諦める? いや、まだ今年開幕してないんですけど…。何よりも、僕のその心の奥底に無理やりしまいこんだ不安を、まるで見透かしたかのようなその発言は…。
まあ、飛行機は飛びましたので、こうして更新できてるんですけどね。
ちなみに、札幌に戻ってからもアクシデントは続き、ちょっと大通りのHTBショップで買物したあと、札幌駅へ戻ったら、JRが人身事故のため、運行停止中。
飛行機出発まで、残り1時間20分。
何とかJRが復旧するも、ダイヤが大幅に乱れた影響で、千歳空港への到着が20分ほど遅れました。
残り30分。
何とか空港につき、搭乗手続きを済ませました。その後、工具が入った手荷物を預けようとカウンターに行くも、「もう荷物のコンテナ、締め切っちゃってますね」とのこと。しょうがないので機内持込しようとするも、当然検査で引っかかる。
「これは? これは? じゃあもう一度通します」 … 「ダメですね。もう一度調べてもらえますか?」
終わらない検査。トイレにも売店にもいけず、立ち尽くす僕。終いには、空港アナウンスが
「18:50の便で仙台へお越しのきめん様。いらっしゃいましたら登場カウンターへ…」
のアナウンスが流れ出す始末。
「なんかそんなに悪いことしたか、僕?」
チェック終了は飛行機出発の3分前。
「急ぎましょう」と、空港の人が僕を先導する。みょうに早足だ。僕は質問をした。
「登場口って何番ですか?」
「一番奥です」
「うおぉっー!」
ダッシュ。ダッシュ。お兄ちゃんは泣きそうだよ。
そして仙台についたら、空港の駐車場には車が見えないくらいに積もった、雪、雪、雪…。
「こんなに重なるなんて、出来すぎだよ」
明日はJ2開幕。
これだけの試練を乗り越えて、仙台スタジアムに駆けつけるんだ。きっと、いいことがあるだろう。
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February 24, 2005
見てない映像がたまるたまる
「この機械を直せなかったら、進退をかけるくらいの気持ちで挑む」
と、挑んだ戦いに勝利しました。途中食事も無く、飲み物も無く、脱水症状を起こしそうになりましたが、勝ちました。
今週ちょっくら忙しかったので、HDDレコーダーに見てない映像が溜まりに溜まりました。
HDDレコーダーは、「お好みジャンル」を選択していると、僕の好き嫌いに関わらず、勝手にテレビを録画してくれるので、便利ですが情報過多にも陥ります。僕は「スポーツ」ジャンルを設定してあるので、毎日ものすごい量のスポーツの映像を録画してくれています。「ゴルフ」とか「競馬」とか、全く見ませんけどねぇ。
先週から今週にかけてはプロレスPPV三昧でしたが、週が明けたら明けたで、やっぱりプロレス・格闘技の映像がてんこもり。地上波では、プロレスリング・ノア、PRIDE-29、そしてK-1MAXが行われ、やはりHDDレコーダーは、設定していないのに勝手に録画してくれました。
最初にノア観戦。
今週開幕したシリーズの映像ではなかったので、早送りで終了。今週は「潮崎豪」と言う若手選手の「試練の7番勝負」の映像がメインでしたが、「三沢タイガーマスク」とか「川田vs秋山」を流す日テレのセンスは、相変わらず最高。
続けてPRIDE-29観戦。
ミルコ・クロコップさんは、パンツが少し格好良くなったのが好印象。相変わらずフジのPRIDE中継は、メインまで引っ張りすぎですが、試合内容がミルコ圧勝で見ごたえあるものだったので、まあ妥協。
田村vs桜庭は、「新日本プロレスvsUWFインターナショナル」の頃から見ていないと、理解できない流れと思います。ただ、桜庭選手が田村選手にケンカ売ったシーンが、地上波で流れたのは良かったなぁ。
さて、K-1MAX。
普段K-1なぞ見ない僕が、なぜこの大会に注目していたか?
その1人目は、村浜選手。大阪プロレス所属選手ながら、今大会に向けてプロレスの試合を一時中断し、K-1に専念(元々そちら側の人ですが)。 今大会に挑みます。その覚悟の度合が気になりました。
もう1人は、新田選手。
K-1MAX本戦出場では無く、リザーバーとしての登録です。なぜ、格闘技に疎い僕が、この新田選手と言う名前を覚えていたのか?
それは新田選手が、

プロレス団体DDTのポイズン澤田ジュリー選手(↑)率いる、悪のプロレス集団「蛇光」のメンバーだからです。
ポイズン選手は、呪文で相手の攻撃を封じ込め、金縛りにさせてしまう「妖術」の使い手。僕も数回生観戦したことがありますが、その妖しさには身震いしました。危うくリングサイドに陣取っていた僕も、呪文に掛かってしまいそうになりました。恐ろしい選手です。
その恐ろしいポイズン選手に率いられた集団、「蛇光」に所属する新田選手が、リザーバーながら準決勝で大阪プロレス所属の村浜選手と試合を行ったと、知ってしまった僕。(リンク)
こうなると、僕の心はもうK-1MAX一色です。
HDDレコーダーを立ち上げ、タイトル一覧から「MAX」を選び、再生スタート!
そして僕の目に飛び込んできたのは、
飛び込んできたのは、

スポーツMAX!
一茂かよ!!
やっぱ、K-1興味無い人間を選ぶんかな、HDDレコーダーも。
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February 23, 2005
J2開幕まであと9日
もうまもなく、サッカーのシーズン。
ワールドカップ2次予選は始まってますが、僕にとっては次のイラン戦よりも、プロ野球・東北楽天の初戦よりも、来週に迫ったサッカー・J2開幕のほうが大事です。
今週末には、開幕戦のチケット販売も始まります。
とある筋からの情報では、チケットもグッズも楽天のほうがはるかに売れている、とのことです。まあ、楽天はグッズ販売0からですし、フルキャストスタジアム宮城の集客は、仙スタよりもありますし、まあ。
なんか、TBSから封筒が届きました。
見ると「TBSチャンネル サッカー放送開始」のお知らせ。スカパーのサッカーチャンネルを過去に契約していた人向けに、封書を送りつけているそうで。なんでも、2005年3月よりスカパーのTBSチャンネルで、サッカー放送を開始するとのこと。
チョット気になる内容です。J2開幕したら、サッカーチャンネルの契約は再開するつもりでしたが、内容によっては乗り換えてもいいかもしれません。
内容を読んでいきましょう。
「TBSチャンネルでは、Jリーグのライブ放送を開始します」
はいはい。
「J1屈指の好カードを、毎週2試合以上生中継します」
ほうほう。
「年間70試合以上」
なるほど。
「24時間以内の再放送あり(予定)」
それ魅力。
「よろしくお願いします」
あれ?
J2は? J2の試合は放送しないのか?
バカモン! そんなチャンネルに用はないわ! 国へ帰れっ!!
でもそのスカパーTBSチャンネルで始まる、「毎度おさわがせします」の放送は、チョット見てみたいと思った。
ビデオではカットされていた、中山美穂さんの「半ケツ」が流れるなら興味あり。まあ、半ケツでドギマギする歳じゃないですが。
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February 21, 2005
新日本両国翌日のスポーツ紙
昨日の「IWGP&三冠ダブルタイトルマッチ」を受けた本日。僕の興味はスポーツ新聞の一面でした。
プロレス史上に残る、記念碑的試合。そんな試合の翌日、しかもプロ野球もサッカーもシーズンではない。出来れば一面、どんなに悪くても裏一面は欲しい。
そう思いながら僕は朝、コンビニに立ち寄り、スポーツ紙を見渡しました。一面、バン!
「ダルビッシュ喫煙 謹慎処分」
それかよ!
僕の手にした日刊スポーツは、一面ダルビッシュ、裏一面サッカー日本代表の記事でした。
記念すべき、IWGP&三冠ダブルタイトル王者・小島聡選手の記事は、真ん中ら辺の白黒記事。さみしい。プロレスの記念碑的試合が…。唯一の救いは、同日行われたPRIDEよりも、記事が大きかったことでしょうか…。
さてダルビッシュくん。
パチンコ店で喫煙していたのが見つかり、謹慎処分になってしまいました。大阪出身とは言え、仙台市の東北高校のエースとして、甲子園準優勝に輝いた投手です。仙台市在住のものとしては、チョット悲しい。プロ野球復興が叫ばれる今シーズン。一度こういう話があると、ダルビッシュくんの人気、評価とも下がることが予想されます。それ以上に、「あいつは天狗になってる」と言うような、誹謗中傷記事がバンバン書かれる可能性が考えられます。
ここはあえてそれを逆手にとって、ヒールキャラで行ってもらいたい。
今でこそ人のいい、巨人の桑田投手も、若い頃は土地転がしで名を馳せました。それでも、未だに現役でいられるのは、グラウンドできっちりと結果を残したから。
西武の松坂投手だって、若手の頃、女子アナと逢引して交通事故を起こしています。
なのでダルビッシュくんは、今回のことはそれはそれで反省して、あとはグラウンドで結果を残してくれれば、それでいいんじゃないかな、と思います。
で、世間が何を言おうが、所属する日本ハムには素敵な先輩がいるんですから、その方の過去の言葉を借りれば、この件については多分、こう言ってくれると思います。
「問題なしおちゃ~ん」
by SHINJO選手
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February 20, 2005
新日本2・20両国PPV観戦
ゲームやベガルタの話題が好きな方には申し訳ありませんが、今日はもう「プロレスblog」のようなノリとなります。
新日本プロレスの2・20両国大会。メインイベントは「IWGP&三冠 ダブルタイトルマッチ」でした。
アントニオ猪木が提唱し、世界のベルトを一つに統一すると言う壮大な計画から発足した、新日本プロレスの宝「IWGP」のベルト。
ジャイアント馬場さんが奪取後、日本に持ち帰りその価値を高めたPWFのベルト。それに加えて全日本にはインターナショナル、UNへビーの計3本のヘビー級のベルトがありましたが、平成元年、ジャンボ鶴田さんによって史上初めて統一されたので「三冠」のベルト。
近年(と言っても80年代以降)のプロレスファンにとっては、ベルトの創設から見つづけている両団体のベルト。これの統一戦が行われてしまいました。何の脈絡も無く、唐突に組まれたため、戦前は全く盛り上がらず、話題性にもかけたこの試合。プロレス不況と言われる昨今ですが、プロレス専門誌も盛り上げてくれていないため、淋しい限りでした。
さて、その統一戦の試合が行われ、史上初のIWGP&三冠の統一王者になったのは、全日本プロレスの小島聡選手でした。
もう一度言います。全日本プロレスの小島聡選手が勝ちました。
新日本プロレスの興行なのに。
2・20は新日の創始者、アントニオ猪木氏(と長嶋茂雄氏と志村けん氏)の誕生日なのに。
全日本の選手にベルトを奪われてしまいました。
これは大変なことなんですよ、皆さん。
ここで、その試合内容について触れていけば、うちも立派に「プロレスblog」の仲間入りですが、何せそこまで筆が達者じゃないので避けます。その代わり、新日本の天山選手が試合終盤、フラフラになって立てなくなり、試合後タンカで運ばれると言う事体について、「ムーンサルトプレスで首から落ちたのが原因」と言う意見を、案外目にしました。
PPVをHDDレコーダーで録画した映像なので、チョット画像が荒いですが、その瞬間をどうぞ。


写真は、右が45分頃のムーンサルト、左が50分頃のムーンサルトです。
画像がぶれているのでチョット分かりにくいですが、共に顔から落ちてるように見えます。特に右の45分過ぎの画像は、ムーンサルトプレスが相手に当たっているのに、首が変な角度に曲がっているようにも見えます。
大丈夫なのか?
天山選手はあんまり強くないですが、プロレスラーなので大丈夫だと思います。ただし、天山選手は過去にも同じような自爆をして首を負傷、シリーズを欠場した経緯があるため、今後に不安が残ります。
一番根本的な不安は、天山選手が59分45秒戦ったとは言え、負けてしまったことだと思いますが、とりあえずそれには触れないでおきます。
ちなみに。
テレビ朝日のアナウンサーが、実況の際にあまりにも技を言い間違えたり、知識が不足していたりするため、高山選手がダメ出ししたことがありました。
今日もその点に注意して試合を見ていましたが、前半戦から素晴らしい実況でした。
「長尾の、ジャイアント馬場を彷彿とさせる、ノドワ落とし」
長尾さんってのは新日の若手選手で、ひょろっとして背が高い選手ですが、ここで馬場さんの名前を出さなくてもいいじゃない。しかも、馬場さんはノドワ落としなんて使った事無いですから。ジャイアントグラムでいくら馬場さん相手にトレーニングしても、ノドワは覚えられません。せいぜい「3連続ヤシの実割り」か「3連続顔面叩き付け」くらいです。
「3人がかりのパイルドライバー」
これだけ聞くと、「変形の合体パイルドライバー?」と思いがちですが違います。パイルドライバーとパワーボムを勘違いしてます。合体パワーボムってのは、こんな感じの

技ですが、明らかにパイルドライバーとは異なります。これを言い間違えるのをはじめて聞きました。
他にもこの見事な

「ネックハンギングツリー」を「ベアハッグ」と言っていました。
勉強不足って言うか、プロレス好きじゃないんでしょうねぇ、テレビ朝日のアナウンサーは。
追記
小島選手のblogのコメントが、偉いことになってます↓
kojilog
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February 18, 2005
新日vsPRIDE PPV対決
大晦日に格闘技の興行が重なる、って言うんであれば、まだ分かりますよ。
でも、こういう2月のなんでもない月に、興行が重なるって言うのはねぇ。困っちゃう時代ですね。
今週の日曜日2/20は、新日本プロレス両国大会、PRIDEさいたまスーパーアリーナ大会が、まともに被っているのです。新日が15時開始。PRIDEが16時開始。
これがK-1みたいに、片方が地上波だったらいいんですが、双方ともにスカイパーフェクTVのPPVだから困ってしまう。どうやっても片方しか見られない。もしくは時間をずらして見ないといけない。酒飲みながら。
で、2/16に行われた全日本プロレスの結果いかんで、どちらを見るのか決めるつもりだったんです。この全日の試合のメインイベント「三冠ヘビー級選手権」の勝者が、2/20新日で史上初の「IWGP&三冠ヘビー級統一戦」に挑むからです。
2/16、僕の応援する川田選手が小島選手に負けたと聞いたとき、僕は「2/20PRIDE観戦けって~い」と思いました。そしてその日の夜。午前様になって家に帰って、次の日出張だって言うのにフラフラになりながら見た、スカパーのプロレスニュースで勝者の小島選手の試合を見、絶叫する小島選手のコメントを聴いたとき、僕の中で決定が揺るぎました。
「やべぇ。新日見てぇ」
2/20は新日本プロレスの創始者、アントニオ猪木さんの誕生日です。自分のとこの団体の王者が、亡くなったとは言え猪木生涯のライバル、ジャイアント馬場さんが興した団体の王者に負けるなどと言うことは、合ってはいけない話です。だからこそ、そうなってしまったとき、新日本プロレスがどれくらいの激震に見舞われるのか、テレビとは言え生中継で見てみたい。
でも今回のPRIDEは、ビッグマッチこそ少ないものの、日本人選手が多数出場し、これまでよりも「日本人vs外国人」と言う図式が明確化されており、見る側としては期待してしまう。
でも、うちのスカパーのチューナーは1台。地上波と違って、電波は1chしか受け取れません。当然PPVで購入できる番組も、新日かPRIDEかどちらかひとつだけ。
どうしようかなぁ。とりあえず明日の「全日本プロレス2/16PPV」の再放送見てから、考えようかなぁ。でも上げた番組全部1回「\2,100-」もするんですよ。全部見たら「\6,300-」ですからね。「ランブルローズ」買えちゃいますよ。
うーん。
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February 14, 2005
「ゆうこりん」に謝れ
小倉優子さんといえば、「ゆうこりん」と言う愛称でおなじみの、ロリビキニなアイドルです。
ギター侍さんにも「キャラ作ってるのバレバレですから」と言われるほど、徹底した不思議系キャラ爆発な、ロリビキニなお嬢さんです。また小倉優子さんは、「こりん星」という星の出身、と言う謎のギミックの持ち主です。コリン星はりんごの形をしていて、全部お菓子で出来ているそうです。
モンゴル出身ギミックの、キラー・カーンさん以上に謎のギミックです。
さて。
今日は新聞朝刊お休みの日。なので新聞は読んでいませんが、昨日の読売新聞に、面白い記事が載っていました。
「楽天のゆうこりん、走る」
パッと見た感じ、小倉優子さんが東北楽天ゴールデンイーグルスに、激励に行ったものかと思いました。先日、千葉ロッテマリーンズのキャンプを訪れたという記事を読みましたので、てっきり今度は楽天に行ったのかと。
でも、楽天はモー娘。と言う強力メンバーがいるし、何でまた?と思ったら、全然違いました。楽天の広報さんのお話でした。楽天の広報の方も「優子」と言うお名前なんだそうで。なるほど。読売の記者も面白いところに目をつけますね。
漢字も全く同じ。優子さん。だから、楽天のゆうこりん。はっはっは。
でもね。
34歳の既婚者を「ゆうこりん」と呼ぶのは、悪意以外の何も感じませんから。
そんな全国紙のスポーツ欄で、辱めなくってもいいでしょうに。
「優子」と聞いて「ゆうこりん」と言うのも、短絡的。どうせなら「U子」と名付けて、「ねぇ、Qちゃ~ん」とか言わせるくらいの、捻りが欲しい。甘いな、読売。
とりあえず、どっちの優子さんにも失礼だから、謝れ。
まず、僕が謝れ。
ごめんなさい。
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February 10, 2005
「荒ぶる言霊」ネタ帳だよ、こりゃ
若手芸人が30歳を超えている昨今。明石家さんまさんは、30歳のとき「しっとるけ」だったなぁと思うと、なんとなく最近の若手芸人は気の毒な気がしてなりません。まあ、面白かったらもっと若いうちに、出てくるんでしょうけど。
長井智和さんやギター侍さんなど、自分のネタを本にしているのを、最近本屋で良く見かけます。詳細は良く知りませんが、一読した限り、なんか「ネタ帳」みたいでした。まあ、あまり興味無いので、ネタが僕の頭の中に入る前に、素通りして出て行ってしまいますが。
素通りする原因としては、「僕が興味がないから」だと思います。で、僕が興味のありそうな「ネタ帳」を、今週の週間プロレスで見かけました。それは、
「プロレスラー 荒ぶる言霊」
と言う本です。 リンク
出版元は、(株)九天社。相変わらず出版業界には疎いので、私は存じません。簡単に内容を説明しますと、プロレスラーのコメントを面白おかしく紹介している本です。週プロには「ガッツ伝説のプロレス版」と書かれていましたが、まさにそんな感じです。
週プロでの紹介記事の一文が、あんまりだったので購入してみました。記事はコチラ。
真鍋
「何よりこのスタイナーズ、筋肉の具合ですねぇ」
木村健悟
「そうですよね、これはもう兄弟揃って、すごい体つきしてますよね。まず日本人離れしている」
スタイナーズは、リックとスコットの兄弟ですが、もちろん日の国の人ではありません。いいです。興味深かったので早速購入してきましたが、こんな微妙なネタ帳のようなものが、延々掲載されています。
蝶野
「これだけの小橋コールを受けられるレスラーは、小橋だけだ」
そりゃ、小橋建太に「三沢コール」する人はいません。
若林アナ
「輪島怒りのミラクルタッチ!」
タッチかよ! 若林アナは悪くないですね、これ。
ちなみに、本の後半は「マサ斉藤」さん一色に染められています。
辻アナ
「このホークとノートン、プライベートでは非常に仲がいいということですが」
マサ
「そうですねぇ、スコットはオクラホマに家を買ったんですよ」
最近体調が悪いという噂の、マサ斉藤さん。また、このような軽妙なトークを、お茶の間に届けてもらいたいものです。
ちなみに本としては、「買うほどのものではない」と言うことを、買ってから気が付きました。別に損をした、と言うことでは無く、2度も読まないなぁ、と言う意味で。内容は微妙に面白いです。
これから購入をお考えの皆さまは、熟考してから購入されることをお勧めいたします。
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February 09, 2005
サッカーW杯2次予選の初戦
ベタでごめんなさい。
しかし、2002日韓共催ワールドカップから、3年も経ってるんですね。
仙台駅構内が、日本代表のユニフォームを着た人たちで埋め尽くされた、あのベスト16の試合当日を、昨日のことのように思い出せます。
「サッカーファンと言うか、ベガルタファン」なスタンスの僕としては、サッカー日本代表の試合というのは、遠い世界の出来事のような気がしますが、一応J2からも(薄い)線で繋がっているんだと思っております。J2だろうがJFLだろうが、勝ち進めばサッカー日本代表というものが、見えてくるわけですから。
しかしサッカーワールドカップの予選と言うのは、テレビで見ていても、普段見ているJリーグのサッカーとは、空気、雰囲気が違います。J1J2入れ替え戦もかなりのピリピリ空気ですが、それとは比較にならない、もはや殺気のようなものを感じます。
僕は今日の「日本vs北朝鮮」を見ていて、ランバ・ラルさんの言葉を思い出しました。
「この風、この肌触りこそ、戦争よ」
そう、まさに戦争。
サッカーという衣を借りた、国同士の戦争です。テレビを見ていてさえ、その空気が伝わるのですから、会場にいた偉大なるサポーターの皆さんの心境、特に1-1の同点に追いつかれたときの心境たるや、壮絶なものがあったことでしょう。
劇的、と言うか奇跡的な今日の試合。
微妙に運任せなジーコ采配に、僕の興味は尽きません。
頑張れ、日本!
ところで。
今日の第2次予選で途中出場した、中村選手と高原選手。やはり登場すると、オーラというか存在感というか、けた違いな感じがします。何より試合に集中し、最後まで気を抜かない姿勢が、サッカー選手は素晴らしいと思います。
海外で試合をしているとは言え、推定年俸数千万の契約な両選手。年俸3億とかもらいながら駄々こねてる、東京読売巨人軍の選手も、是非そのプロアスリートとしての姿勢を、見習って欲しいと思います。
ファンは見てるよ。いろいろと。
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February 05, 2005
ZERO-ONE!う~っMAX!
♪ゼロッワンッ ゼロッワンッ
ゼーロワン ゼーロワン ゼーロワン ゼーロワン
おおたにと おおもりさん 二人は ゼロワン~ う~マックス!
一難去ってまた一難 ぶっちゃけありえない
コスチューム着てると二人は むちゃくちゃタフだし
お互いピンチを乗り越えるたび
強く 近く なるね
ユアベスト マイベスト
生きてるんだから
失敗なんて目じゃない
笑う角に 福来たるでしょ
借金だって ぶっとぶ
ワイルドな花 咲かせて 思いっきり~
もっとおおもり~
えーと。
プロレスリングZERO-ONE MAX仙台大会を見に行きました。この団体は、前身の「ZERO-ONE」の橋本真也代表が追われたため、先月から「ZERO-ONE MAX」と言う団体に生まれ変わりました。
で、なんか聞いたら、今テレビでやってる「ふたりはプリキュア」っていうお子様向けアニメが、今週から「ふたりはプリキュアMAX」になると聞いていたので、MAX繋がりでパクろうかと思ったら、正式名称が「ふたりはプリキュアMaxHeart」っていうらしく、頓挫。
とりあえず替え歌作ろうとして、挫折しました。大体、歌が普通のプリキュアのほうですし。せっかくなので、補足します。
> おおたにと おおもりさん 二人は ゼロワン~ う~マックス!
ZERO-ONE MAXの代表は大谷晋二郎選手、エースは(多分)AWA世界ヘビー級選手権者、大森隆男さん。
興行の閉めの言葉が、「3,2,1 ゼロ、ワン!う~、マックス!」と言うので。
> コスチューム着てると二人は むちゃくちゃタフだし
> お互いピンチを乗り越えるたび
> 強く 近く なるね
プロレスラーは、タフでなくてはいけません。コスチューム着てるときは無敵です。
そして2人は、一応タッグのチャンピオンなのです。ピンチを乗り越えて、強大な相手にベルト防衛してこそ、互いの信頼度が高まります。
> ユアベスト マイベスト
~中略~
> 笑う角に 福来たるでしょ
> 借金だって ぶっとぶ
人間いつでもベストをつくせるように、努力したいものです。大谷選手は、どんなときでも前向きに、ポジティブに生きています。眼下底骨折をしたときも、目を真っ赤に腫らしながら、試合に出つづけました。めちゃくちゃ痛いはずなのに、顔はいつでも笑顔でした。そんな彼を見ようと観客が集まれば、団体の借金も返済です。
> ワイルドな花 咲かせて 思いっきり~
> もっとおおもり~
男はワイルドに生きなければなりません。しかも思いっきりです。ただし、大森さんはあまり試合に出てこず、出てきても相手選手にやられて、すぐにリング下に落っこちてしまいます。なので観客は、
「もっと大森さん見せてー!」
と叫んで、大森さんの出番を待ちます。でも、彼のチームは頻繁に負けます。チャンピオンなのに。
そんな観客の、心の叫びを如実に表しました。
すいません。「ふたりはプリキュア」って、よく知らないんです。1回しか見たことないし。
ZERO-ONE MAX仙台大会は、大変面白かったです。また行きたいです。
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February 01, 2005
仙台プロスポーツ興行戦争
今日から2月です。
2005年もはや、残り11ヶ月となりました。早いですね。
今日からプロ野球はキャンプインですが、それよりも早く、ベガルタ仙台はキャンプインしておりました。
記事によりますと報道陣の数は、東北楽天300人、ベガルタ仙台20人です。その差10倍以上。まあ仕方ないでしょうけども。
東北楽天の田尾監督は早速、「(キャンプ地の)久米島は第二の故郷です」と言っておりますが、じゃあ監督にとって仙台はどんな土地なの?と、早くも疑問に思ってしまいます。ラジオ番組をレギュラーで持っている方は、口がお上手ですね。
さて。
プロ野球に続いて、Jリーグの今年の日程が発表となりました。話を分かりやすくするために、先にリンクを張っておきます。
ベガルタ仙台日程
東北楽天ゴールデンイーグルス日程
なんといっても今年の注目は、仙台を本拠地とするプロスポーツ球団のガチンコ興行戦争。日程を確認しますと、8日間試合開催日がかぶっています。かぶるのは、
4/2、4/30、7/9、8/6、8/20、8/31、9/4、9/24
のこの辺。もし、調べ間違いがあったらごめんなさい。
この中で、特に8/6なんてのは、仙台七夕の日程とかぶりますので、かなりの注目度。まかり間違っても、新日本プロレスが「GIクライマックス 仙台大会」とかを、ぶつけて来ないで欲しいものです。
そんな中、最注目は前半戦の4/2と4/30の両日。
この日は、ベガルタが14:00から、東北楽天が13:00から試合開始と、完全に日程がかぶっています。しかも4/2は、宮城球場改め「フルキャストスタジアム宮城」の、こけら落とし2日目で土曜日。すごい注目度の高さです。
ここはプロレスファンらしく、対戦カードから両者の甲乙を考えてみましょう。
4/2:J2リーグ仙台大会 メインイベント 「ベガルタ仙台 vs 横浜FC」
4/2:NPBパ・リーグ仙台大会 メインイベント 「東北楽天 vs 西武」
ぶ、分が悪りぃ~。
ま、ベガルタは1ヶ月も早く開幕してますので、4/2までに開幕ダッシュに成功してれば、案外それなりに興行戦争も闘えると思うんだけどなぁ。
あ、皆さん忘れてると思いますが、仙台第三のプロスポーツチームは、2005年11月開幕だそうなので、日程が全くかぶりませんので、興行戦争の心配もありません。
良かった良かった。
89ers
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January 16, 2005
ベガルタ練習見学初め
新年1月も、早くも半分過ぎました。怖いですね。あっちゅう間です。
そうなりますと、「初○○」とか「○○初め」何て言うのは、大概お済ましなのでは無いでしょうか。初酒、初練習、闘い初め、姫初め等々。
先週金曜に仕事やる気しなかったのでお休みを頂き、ちょっくらベガルタ仙台の練習を見に行きました。若手中心の「合同自主トレ」が1/12(水)から始まっているとの情報を聞きつけ、昨年デビューの若手や新加入の選手などを目当てに練習見学です。いわば「練習見学初め」です。
練習会場となった「シェルコム仙台」には、ベガルタの熱心なファンの方々が100人ほど詰め掛けていました。
「平日なのに何やってんだ、こいつら?」
と思いつつも、自分もその「こいつら」の仲間です。席を確保して練習を見学します。…しばし経過。ん~、遠くてよく分かりません(→)
ただ、そこは6年目のベガルタファン。しばらく見ていると、遠巻きながらも選手がわかって来ます。
「あれは村上。あれは萩原…」
先日聞いたニュースでは、レギュラークラスのメンバーも練習に参加しているとのことでしたが、この日は少なめ。僕お目当ての選手もいないようです。
そうなれば注目するのは、今年から新監督に就任した「都波監督」です。
見学席から一番遠いところで、全選手に鋭い目を光らせているのが、恐らくそうだと思われます。ベガルタは選手の退団、移籍などはありましたが、客観的に見れば昨年のJ2開幕時よりも戦力は整っていると、僕は考えます。
そうなればJ監督就任1年目ながら、都波監督にかかる責任と期待は大きくなります。
都波監督が、練習している選手をどのように見ているのか。気になった僕は手持ちのデジカメ最大望遠で、都波監督をとらえました。
監督は、

渋い顔。
撮影タイミングが悪かったのか、ベガルタの選手を見て渋い顔になってしまったのか分かりませんが、1ファンとして今年のJ1復帰を目指し、頑張って欲しいと思います。
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January 13, 2005
鈴木みのる=ヤザンと紐解く
昨年7/10の東京ドーム大会以降、「プロレスリング・ノア」に対する認識がマスコミ、ファンの間で、変化しているように思える。もちろんそれは、いい意味での変化。プロレス会の盟主「新日本プロレス」が、アントニオ猪木と言う亡霊に振り回される中、名勝負を連発し、ファンの信頼を得ることに成功したノアは、現在高い評価を得ている。
先日1・8に日本武道館で行われたノアの大会メインイベントは、「小橋建太×鈴木みのる」と言うベルトの掛かった一戦。小橋建太選手は女性のウエストよりも太い腕でラリアットを放ち、約2年間チャンピオンベルトを防衛しつづけ「絶対王者」と呼ばれる、プロレス界を代表するチャンピオン。
対する鈴木みのる選手は、すさまじく鋭い眼光で相手を睨み、殺気漲らせながら試合をする、ある種「特異」なプロレスラー。最近まで新日本プロレスに上がっていましたが、先日ノアに2度目の上陸を果たしました。「相手の技を受ける」ことが前提のプロレスにおいて、相手の技を受けずに技を避け、自分の攻撃のみを相手に叩き込むスタイルを信条とします。チョット過剰表現ですが。
で。
この「小橋×みのる」の話を同僚とした際に、「みのるはヤザンに似ている」と言う話になりました。
「はっはっは!落ちろ!」
と言いながら、愛機ハンブラビでモビルスーツを落とすヤザン。
「はっはっは!落ちろ!」
と言いながら、チョークスリーパーで相手を締め落とす鈴木みのる。
確かに似てます。
ではどれくらい似ているか。機動戦士Zガンダム第32話「謎のモビルスーツ」をモチーフに検証してみましょう。


シロッコ:
ハンブラビはどうかな? ヤザン大尉。
ヤザン:
気に入らんな。得体のしれない力を感じる。あの感じ、好きではない。
S:
そう思うのは、ヤザン大尉が今まで楽をしてきたからだ。
Y:
俺が楽を?
S:
戦いは力だけでは勝てんよ。その必要性を感じたからこそ、大尉はドゴスギアに来たのだ。違うか? キミがドゴスギアの空気に戸惑っているのは、ドゴスギアが私がいるおかげで別の力を抱いている。その大尉の感じ方は素敵だ。キミの可能性を感じさせるのだよ。
Y:
ふっふっふ。パプティマス・シロッコ、お前は面白いな。
ここで、敵機出現。出撃しようとするヤザン。しかし、それを制するシロッコ。
Y:
俺も!
S:
まて。ヤザン大尉は、ここぞと言うときに出ればいい。私は大尉を、他のパイロットと同じには扱わん。
S:
ふっ、気持ち良いもんだ。シロッコ。デッキで待つ。
それを見ていたサラは思う。

サラ:
パプティマス様とヤザン。初めて会ったのに、あのように馬が合うものなのか?
このシーンが、鈴木みのる選手にピッタリ! そんな訳で、新日本上陸の頃に当てはめてみました。


高山善廣:
新日本ははどうです? 鈴木さん。
鈴木みのる:
気に入らねーな。得体のしれない力を感じる(たぶん猪木) あの感じ、好きではない。
T:
そう思うのは、鈴木さんが今まで楽をしてきたからですよ。
S:
俺が楽を?
T:
プロレスは力だけでは勝てないですよ。その必要性を感じたからこそ、鈴木さんは新日本に来たんでしょ。違います? 鈴木さんが新日本の空気に戸惑っているのは、新日本が俺がいるおかげで別の力を抱いている。その鈴木さんの感じ方は素敵ですよ。可能性を感じさせますよ。
S:
ふっふっふ。高山ぁー、お前は面白いな。
ここで、新日本のレスラー出現(たぶん天山とか永田とか) 出場しようとするみのる。しかし、それを制する高山。
S:
俺が殺る!
T:
待った! 鈴木さんは、ここぞと言うときに出ればいいですよ。俺は鈴木さんを、他のレスラーと同じには扱いませんよ。
S:
はっ、気持ち良いもんだ。高山。入場口で待つ。
それを見ていた中嶋勝彦(16歳)は思う。

中島:
高山さんと鈴木さん。久々に会ったのに、あのように馬が合うものなのか?
ほらもう、ピッタリ! 今後そうとしか見えなくなりますよ。
つーか、時間かかった割りに読者層をさらに狭めてしまってチョット反省。この回のLD探して、今日キャラバン編集できないのは、完全に本末転倒。
ま、いっか。振替休日で明日休みだし。
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January 11, 2005
ベガチアに質問して自分の潜在意識に気付く
~昨日の要約~
みちプロの観戦中、休憩時間に「ベガルタチアリーダー」が駆けつけた。
続き。
手元のペットボトルの水を口に含みながら、リング上のパフォーマンスを見学する。ベガルタチアリーダーの皆さんは、場内が暑い割にはミニスカートでは無く、ズボン着用であったのが残念だが、みちプロ応援のため、またベガルタの今年のJ1復帰前祝として、華麗なダンスを披露してくれた。
しかしzepp仙台というフィールドに、ノリノリの音楽が大音量で鳴っている割に、場内に手拍子するものは少なく、ダンス終了後の拍手も少なめ。みちプロを見に来た客は、完全に「しらけモード」に入っている。
この原因として、確か2年程前にベガルタ仙台の応援団に依頼して、サスケの応援をみちプロでやったことがある。その際応援団は、サッカーと同じようなノリでサスケを応援し、それがみちプロファンの反感を買った、と聞いている。プロレス観戦にそぐわない応援。それは、猪木の応援に笛を吹いたり、鶴田の応援に鳴り物で応援したりしたのと、同じノリだったのであろう。
そんな過去の経緯が、上記のようなしらけた状況に繋がったのかもしれない。だが、これではいけない! だってベガチアの皆さんは、その後(知りもしない)みちプログッズを、声を張り上げて売店で売り子してるんですよ。
どちらかと言ったら、昨年末にベガルタからサンフレッチェ広島に移籍して売れ残った元・エース、佐藤寿人グッズを売って、少しでもベガルタの赤字補填をしたいでしょうに。
ならばここは、ベガルタとプロレスを愛するこの僕が、両者(両社)の橋渡し役を買って出ないといけないでしょう。
「お前達に任せてはおけぬ。私みずからが出る!」
と意気込み、売店前でパンフに興味ありそうな素振りで、売り子のベガチアさんに近づく。
「すいません。今日はベガチアの皆さんは、なんでみちプロへ?」
「みちのくプロレスさんから、ご依頼されたんです」
どうやら、みちプロ・新崎人生社長がオファーを出したようだ。さらに話をしてみる。
「僕も仙スタに、よくベガルタの試合見に行くんですよ」
「あ、そうなんですか? ありがとうございます」
「楽天には、絶対に負けないで下さいね!」
「は、はい…」
あれ?
ベガルタとプロレスの橋渡し役のつもりが、なぜか楽天に喧嘩を売ってしまう言葉を吐いてしまった。ベガチアさん、怯えてるじゃん。どうやらプロ野球の仙台進出を喜びつつも、僕の深層意識の中では、『楽天は敵』と言う認識が出来てしまっているようだ。
普段の頭の中では、将来的にベガルタと楽天が共闘できるようなイメージを描いていたのだが、実際のところはそんなもんらしい。多分、楽天の選手達は応援したいけど、楽天と言う企業があまり好きじゃないのだろう。微妙だなぁ。
そういえばみちプロのメイン終了後、僕の今年一押しの選手「南野たけし」選手(まだ10代→)が、「明けましておめでとうございます。今年は酉年ということで、仙台で酉と言うと『ゴールデンイーグルス』ですか」と言っていた。やっぱ、そうなるよなぁ。
だとすると僕の深層意識にあるのは、楽天に対する「ジェラシー」だろうな。
全国区だなぁ、金持ってんなぁ、と言う。なるほどね。
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January 10, 2005
みちのくプロレスzepp仙台観戦記と思わせてキャンセル
新春のプロレスファンのプロレス初めといえば、チョット前までであれば1・4東京ドームであった。
しかし大晦日に格闘技イベントが開催され、また団体数が膨れ上がり多様化した現在のプロレス界においては、その傾向は崩れています。
新日、全日、ノア、大日、DDT、リキプロ、DEEP等々。年明け10日間で開催されたプロレス興行数は、半端ではありません。
とは言っても、前述の興行のほとんどは東京近郊で行われたもの。地方都市・仙台に住む者のプロレス初めと言えば、みちのくプロレスに他なりません。
そんな訳で新年会明けの1・9に、みちプロzepp仙台大会を見に行ってきました。
昨年秋に、みちプロは選手が一新しました。これまでのように他団体からベテラン選手を借りるのではなく、自前、レンタル含めて、新人を多く投与。若くてピチピチした(ギャラの安い)選手が、多く現れました。なにせ、みちプロを10年みている僕ですら、初観戦の選手が半分を占めています。これは興味をそそられます。さてここで、ちょっと気になる選手を抜粋してみました。
『119・井上隊員、119・小暮隊員』

正体不明。なぜかテーマソングがあり、試合後に歌にあわせて踊る。何の隊員かがさっぱり分からないが、「119」と言う数字と風貌から、消防関係の隊員であると思われる。井上隊員がピンチのときに、コーナーの小暮隊員が「井上隊員!井上隊員!」とタッチを求める姿が素敵。
『おお間まぐ狼』 『ラッセ』

共に青森出身と思われる選手。まぐ狼選手は、「狼」と言う漢字が入ってるのに、「まぐろ」とか呼ばれてる、ふんどしの選手。脂のってます。
ラッセ選手は、青森ねぶたをイメージしたレスラー。入場テーマ曲は、和太鼓に「ラッセラー」と言うねぶた踊り。どうせなら、どうでしょうよろしく「ナマハゲ」で入ってきて欲しかったが、あれは秋田だった。
『遮那王』

やはり正体不明。名前から、源義経の化身と思われる。ありえない空中殺法を、ありえないスピードで繰り出す様は、幻想的。必殺技「鞍馬八流」を操る(注:オフィシャルです) 今年は大河ドラマもあるので、ぜひNHKで取り上げていただきたい。
さて、そんな選手達に期待と不安を感じながら、第4試合終了。この後は休憩だし、とりあえずパンフでも買おうと席を立ったところ、なんとも違和感のあるアナウンスが場内に流れた。
「それでは、ベガルタチアリーダーの皆さんによる、パフォーマンスをお楽しみください」
なんでやねん!
突っ込みつつ、売店へ行く足を止めた。これが「新生・みちのくプロレス」のコラボレーションなのか?
長くなったので、続く。
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January 06, 2005
『楽天エンジ』とでも言うのか?
昨日「東北楽天」のユニフォームが発表になりました。
すでに忘れ去られている応援歌「THE マンパワー!」の時と異なり、仙台市内のホテルで発表があったそうです。ロゴ見たときから色合いが気になっていましたが、ユニフォームはこんな感じだそうで。

思っていたほど悪くないんじゃないかな、と言うのが第一印象。多分スマートな人が着たら、大変格好いいユニフォームだと思います。ちなみに、モデルになった一場投手が「このエンジ色の…」と幾度となく連呼していたため、僕の中でこのカラーリングは、「ベガルタゴールド」ならぬ「楽天エンジ」と言う呼称で決定しました。
ちなみにこの日は、同時に球団のキャラクターも発表になりまして。それがこれ。

イーグルスなので、やっぱり「鷲」がモチーフになってるようで。僕がこのニュースを見たのは、宮城県ローカルの「OH!バンデス」と言う情報番組ですが、このキャラを見るなり司会の、佐藤"青葉城恋唄"宗幸氏は、
「ベガッ太くんに似てるねぇ」
おーい! 生放送中に、そんなガチなコメントは止めなさい。
でも、そんなに似てますかね?
どちらかと言うと、ダイエー改めソフトバンクホークス(まだ慣れない…)の「ハリーホーク」さんの方が似ている気がしますがね。

ハリーさん。こちらは「鷹」ですが
で。
気になったので、もう一度ベガッ太くんをまじまじと見てみました。うちにあるベガッ太くんパペットは、こんな感じです。

やっぱ似てないと思うなぁ。
でもユニフォームのカラーも違うし、なんとも言えない。つーことで、チョットベガッ太くんにコスプレしてもらうことにしました。
ちょいちょいとユニフォームを描いて、頭に赤い布をかぶせて出来上がり。
ホラ。

激似!
なんだ、楽天このやろう! 肖像権侵害で訴えるぞ、コンニャローメ。
ちなみに、まだこのキャラクターには名前がついていないので、1/11まで公募を行っています。
公募ページ
僕は先ほど「エガッ太くん」で、応募してきました。採用されたら、凄いバトルが繰り広げられて、楽しいだろうなぁ。
「鷲座から引用したベガルタが罪を背負うのか。それとも、イヌワシから引用した楽天が罪を背負うのか」
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December 27, 2004
そういや、そんなことを言ったなぁ
現在、TWINZハウスのサーバーにアクセス出来ないっぽいですね。
日を改めてご覧いただければ幸いです。
さて。
本日はTWINZ-3のカード発表でも、と思っていたのですが、上記の理由で試合を見ていない方が多数いらっしゃると判断。カード発表はチョット延期させていただきます。
そうなると、どうなるか?
ネタがない。
困りますね。なんで日記なのにネタに困るのか疑問ですが、溜め込んでおくとネタは腐りますし。
で思い出したんですが、今年からHPタイトルに「#」がついて、
「2004年は、#を目標に!」
って目標宣言したんですが、どうにも達成できなさげ。1月は呑んだくれて、夏には肉離れ、秋には風邪と、ひどい生活を送ってましたので、チョット目標には届かない模様。
そんな中、先日チョットうれしいことがありました。
僕は体重が重いので、懸垂とかの腕で引っ張るような動きは大の苦手だったんですよ。春先に近所の鉄棒で試しにやってみたら、たったの2回。これでは行けない。
ジョギングのついでに公園に立ち寄り、懸垂の回数を増やせるように頑張ること、約半年。ようやく先日、
懸垂が10回出来るようになりました。パチパチパチ。
そうなると、今まで無かったようなところに筋肉が付きますんで、身体もなんだか微妙にパワーアップした気がします。自分では分かりませんが、傍目にはどのように見えているのだろうか?
それを実証するある「事件」が、先日ありました。
夕食の鍋の材料を友人らと買いだし中、気がつくと後ろを歩いていた友人が、変な人に絡まれていました。「目があった」だの「睨んだ」だの、くだらないことで因縁をつけているので、気の違った可愛そうな人なんだと思います。
争い事は(表面的には)嫌いな僕ですので、とりあえず仲裁に入ります。するとその気の違った人は、今度僕に因縁をつけてきます。
激しく眼を飛ばしながら、僕ににじり寄ります。とりあえず「まあまあ」となだめようとしますが、なにぶん相手は気が違っているので、聞き入れてくれません。散々因縁をつけた後、あしらっていた僕に気の違った人は言いました。
「オメー! ガタイいいのに平和主義者だな!!」
え、ガタイがいい? それってもしや、誉め言葉?
なんだか見ず知らずの初対面の人に、「ガタイがいい」なんて言われるのは(それが例え気が違っている人でも)チョットうれしい気分です。
って言うか、思いっきりニヤついてしまいました。
来年は、そのガタイの良さで相手が因縁をつける気も無くすくらい、素敵な身体を目指したいものです。
でも、体重は落とす方向で(ただ今91.8kg)
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December 26, 2004
TWINZハウス/U-15h選手権:きまら対戦相手決定!
大晦日に『格闘技興行戦争』ならば、クリスマスは『プロレス興行戦争』になるのでしょうか。
プロレス、格闘技ファンは、そんなに年末ヒマではないと思いますが、なんかそんな流れになっています。
12/23(祝)は、新日本、ハッスルハウス、みちのく、大阪、女子プロ3団体の興行。
12/24は、イブだっつーのに、ノアとハッスルハウスの興行。
12/25は、ドラゴンゲート、DDT、大阪にその他の団体。
この3日間だけでもこれだけの興行があるんですから、プロレスファンは大変です。
そんな興行戦争に負けじと、仙台にて開催されたゲームの興行。
ドリームキャストのゲームソフト、「全日本プロレス3 ジャイアントグラム2000」を使用して行われる、各人の育てたエディットレスラーが集結し、観戦モードにて闘う祭典。『TWINZ』が今年の年末も開催される運びとなりました。
12/11~13に、3回にわたり、今TWINZの煽り用アングルを掲載。
元ネタが「新日本プロレス」、「ハッスル」、「プロレススターウォーズ」と千差万別なため、ゲームファンどころか、プロレスファンまで置き去りにする暴走っぷりで、またもやアクセス数激減。
そんな逆境にも負けず、大晦日に向けて出場選手を選抜するため、12/25に『TWINZハウス』が開催されました。
今回はなんと、試合終了直後にweb上に即試合ムービーをアップするという、「ニアライブ中継」を実現。ファンの皆さんの期待に答えるべく、スタッフ一同頑張りましたが、当日のアクセス数は10弱と、さっぱり低迷致しました。しかし、こういう企画を真剣に考え、実施することに意味があると思います。
さて、今回の『TWINZハウス』からは、課題だった音響面もパワーアップ! なんと各選手の入場テーマ曲を、MP3にて提供すると言う、徹底したこだわりっぷり。「そこまでやらなくても」と言う、内容になっています。その入場テーマの選曲に問題があるのではないか? と一部で疑問が上がりましたが、まあその辺りはこだわりと言うか、遊び心と言いますか。
ただ今、
TWINZの若きエース フランソワー・ズモレシャン
炎の飛龍 ドラゴン殺法
高貴なる狙撃手 ディープスナイパー
関西プロレスのエース まいどオーキニ
の4人が、熱い戦いを繰り広げております。
試合観戦は、コチラからどうぞ。
TWINZ-3ムービー配信
TWINZ雑談掲示板
トーナメントを制し、大晦日にチャンピオン「バイソンきまら新1号」と戦うのは、一体誰か?
そんな感じで、今年も年の瀬を迎えることとなります。楽しくあれ!
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December 23, 2004
オムニバス
相当な片寄りがありながらも、いろいろな方面の話題を提供させて頂いておりますが、やはりいろんなことに興味を持ち、知識を得るのは面白いことです。
しかし、あまりにも多方面に意識が向いてしまうと、器用貧乏に陥ってしまうため、残念ながら「その道一本」の方々に、遅れをとってしまいます。例えば、ベガルタのスタメンとベンチメンバーを言えるが、サテライトまでは知らない。プロレスの各団体に造詣はあるが、各選手の細かいデータまでは知らない、等々。
僕の中では、それがいつもジレンマとしてあるのですが、友人に言わせると、
「キミは全部の方面に深いから大丈夫」
とのことです。まあうれしいんですが、なんとなく釈然としなかったり。
今週発売の「週刊プロレス」の、かなり隅っこのほうを読んでいたら、面白い記事を発見しました。
『UHBのなまらプロレスゼロワンは、ナビゲーターに森崎博之を迎えて、札幌スピカ大会を放送』
なまらプロレス?
って言うかZERO-ONE?
ナビゲーターにオフィスCUEの森崎さん?
どこから突っ込んでいいのか分からない、おいしい記事です。こんなのがひっそりと載ってるなんて、週プロ侮りがたし!(関連はコチラ)
コレってば、見る人はどうなんだろう。
プロレス知らない人は、見ないだろうし。プロレス見るけど森崎さん知らない人は「誰だ、このうるさいの」と、番組見たら思うかもしれない。森崎さんファンのギャルの方々は、「リーダー出るから番組見たけど、プロレスってわかんなーい」とか、言ってるかもしれない。
まあ偶然の産物なんですが、コレだけの要素が組み合わされて漏らさず楽しめるのは、プロレスとどうでしょうを長く見てきた、僕の特権だなぁと、勝手なことを考えてました。
一番の問題は、この番組が北海道ローカルなことでしょうか。仙台じゃ見られないし。
って言うかナックスの皆さんって、大泉さん、安田さんを始め、皆さんプロレス好きなのかしら? どうでしょうに造詣はあれど、チームナックスに造詣のない、僕の弱点。ま、いっか。
森崎さん。ついでだから、リーダーファンのギャルの皆さんを、プロレス会場に足を運ばせるくらい、魅力ある番組にしてください。放送昨日で終わってるけど。
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December 21, 2004
杜の都のボールパーク
僕はいわゆる「活字の本」はほとんど読まないんですが、それでも年に1~2冊くらいは買ったりします。
その大半ははなから買う気があったわけでは無く、なんとなく店頭で気になった、とかそんな理由で買ったものなんですが、そういうのに限って気に入ったりするので、世の中面白いです。
先日、本屋でなぜか「ゲーム雑誌」のコーナーに、平積みになっていた本。タイトルと表紙につられて手に取りました。その本の名前は、
「杜の都のボールパーク」
と言うもの。著者は、大泉浩一氏。失礼ながら、存じません。発行元は「(株)プレスアート」と言う、宮城県仙台市若林区土樋の会社。こちらも、失礼ながら存じません。発行元の住所から察するに、取扱店舗の限られるローカルな本と思われます。
この本に興味を引かれたのは、タイトル以上に表紙が改装前の宮城球場だったことが大きいです。誰もいない閑散とした宮城球場の写真は、何か心に訴えられるものがあります。

こちらの本は、2000年に発売された本の、加筆、増補改訂版だそうです。
簡単に内容を紹介しますと、4つの短編小説で形成されています。
「大阪から来ました」
「ヤギヤマベイビー」
「宮城野アセンション」
「流星球団仙台○○○○」
の4編です。
「仙台○○○○」は、架空の球団名がはいるのですが、とりあえず説明は最後に回します。
「大阪から来ました」は、親子3代に渡って阪神ファン、と言うおじさんと、2004年に新球団が出来た宮城県在住の人物による、「関西人に口撃される東北人」の軽妙なやり取りが描かれています。
「ヤギヤマベイビー」は、昭和9年に来日した全米チームが、仙台市太白区八木山にかつて存在した野球場での、全日本チームとの試合を、ベーブ・ルースの視点から見たお話。この中の補足で、現・八木山動物公園の中に、市民有志の力でベーブ・ルースの像が建てられた、と言う記述がありますが、この市民有志の中心者は、僕の友人のお父様です。
「宮城野アセンション」は、ある子供が夢にまで見た宮城球場でのロッテオリオンズの優勝シーンを見届けるまでの、感動的なお話。来年開幕する改装・宮城球場での、警鐘的な内容でもあります。
で、4つ目。
最後のお話ですが、正式タイトルは「流星球団仙台ツインズ」です。仙台ツインズです。
まさか、偶然手に取った本が「ツインズ」だなんて、チョット出来すぎだなぁ、なんてことを思いながら、本を読みました。
今週末は、「TWINZ(ツインズ)ハウス」開催です。
オチが本と関係なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この「杜の都のボールパーク」は、仙台市に生まれ住み、プロ野球を見ながら育った世代にはたまらなく胸を打つ一冊です。興味のある方はどうぞ。
本の関連リンクはこちら
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December 20, 2004
楽天は「マンパワー」じゃないんじゃないの?
昨日「東北楽天」と一言書いて思い出したんですが、やっぱり自分の中でプロ野球新球団が仙台市に出来るっていう現実味が、未だに薄いんですね。
なんでかなぁ、と考えたんですが、新球団誕生式典以来、仙台市で東北楽天のイベントが無いからなんですね。代わりに昨日宮城で行われた「仙台ライブドアフェニックス」のイベントに、「楽天」が協賛してたのが、笑ってしまいましたが。
大体、東北楽天のチームは始動しているものの、練習は大阪の藤井寺球場。まあ暖冬とは言え、この時期寒いからしょうがないんですがね。
で、2軍誘致はお隣の山形に決定。1時間で着きますけどね。
そいでもって、東北楽天の「公式応援歌」をモーニング娘。さんが歌いになって、その応援歌の発表が東京都内のホテル、って、仙台市なんて、どこにも出てこないじゃないですか。
そりゃあ、現実味も薄いですよね。自分の目で見るんでは無く、テレビのニュースで見るだけならば、ソフトバンクのダイエー買収話と代わらないわけですから。
さて、モー娘。さんの公式応援歌発表がありましたが、それとは別に、東北楽天の仙台誘致が決まってから、仙台市内のいたるところで「球団応援歌」を作ってる人たちがいたんですが、それらはなんなんでしょう? 単なる趣味? 同人活動?
最初の頃は、「市民団体や個人で応援歌作るなんて、凄いなぁ」とか思いましたが、特に球団側からアプローチされてる風でもありません。そんな応援歌って、意味あるんでしょうか? それだったら僕が、
「キングコミク・バンディ応援歌」
とか
「スタソルキャラバン隊応援歌」
とか作るのと、大差無いような気がします。作らないけど。
んで、モー娘。さんの歌う東北楽天応援歌のタイトルは、「THE マンパワー!!!」と言うものだそうです。歌詞をどこかからか抜粋します。
「♪ マンパワーがみなぎる マンパワーがものごっつい マンパワーが素晴らしい マンパワーって、それが僕らさ… 」
なんだかイヤラシイ歌詞に見えなくも無いですが、マンパワー。IT企業である楽天さんが「マンパワー」と言うのも、違和感バリバリある気がしますが、僕の友人のプログラマーは、いつも忙しそうですし、IT企業も人材不足で大変なのでしょう。まあそんな応援歌だそうです。
「地域密着」って言うんなら、「♪笹かま~」とか「♪牛タ~ン」とか「♪ワケルく~ん」とかの歌詞のほうが、個人的にはよかったです。
蛇足ですが、僕に地域密着っぽい歌詞を作詞させたら、こうなります。
「♪ 紫のハギの花~ キミに贈ろう~ ハギは仙台の~ 花なんだ~」
分かる人だけ分かってもらえればいいです。
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December 19, 2004
2004年を見に行ったスポーツで振り返る
今年の12月は、僕の人生史上最速です。多分。
気が付いたら、もう一瞬で12月の半分過ぎてました。早すぎです。そして忙しすぎです。こうなっちゃうと振り返ってるひまもないんですが、強引にでも振り返らないと、今年の記憶抜けちゃいますんで。
そんな訳で、今年を振り返る企画。きめんぐみスポーツ観戦編スタート。
サッカーJ2
ベガルタ仙台 vs 京都パープルサンガ
(仙台スタジアム:3/20)
ベガルタ仙台 vs 川崎フロンターレ
(仙台スタジアム:4/3)
ベガルタ仙台 vs ヴァンフォーレ甲府
(仙台スタジアム:4/24)
ベガルタ仙台 vs 水戸ホーリーホック
(仙台スタジアム:5/9)
ベガルタ仙台 vs 大宮アルディージャ
(仙台スタジアム:5/15)
ベガルタ仙台 vs コンサドーレ札幌
(仙台スタジアム:6/5)
ベガルタ仙台 vs 水戸ホーリーホック
(笠松陸上競技場:6/26)
ベガルタ仙台 vs アビスパ福岡
(仙台スタジアム:7/4)
ベガルタ仙台 vs 川崎フロンターレ
(仙台スタジアム:8/8)
ベガルタ仙台 vs 大宮アルディージャ
(仙台スタジアム:9/26)
ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形
(仙台スタジアム:11/20)
ベガルタ仙台 vs 横浜FC
(仙台スタジアム:11/27)
今年のベガルタ戦は、HOME:11試合、AWAY:1試合の計12試合観戦。
頑張ってますねぇ。で、対戦相手11チームですから、J2の全チーム見てるのかと思ったら、なんか抜けてますね。「湘南」と「鳥栖」が抜けてますね。
これは多分、
「今日は勝てるだろうから、見に行かなくていいや」
と言う、短絡思考が働いてると思われます。失礼な話です。
実際今年は勝ち試合を見るケースが少なかったのですから、大宮とか福岡とか強豪との試合を見に行かなければ、もうちょいおいしいお酒が呑めたのではないかと。
プロレス
みちのくプロレス 仙台大会
(Zepp仙台:3/28)
プロレスリング・ノア 仙台大会
(宮城県スポーツセンター:5/21)
プロレスリングZERO-ONE 仙台大会
(宮城県スポーツセンター:6/17)
プロレスリング・ノア 東京ドーム大会
(東京ドーム:7/10)
プロレスリング・ノア 皆瀬村大会
(とことん山キャンプ場:8/15)
全日本プロレス 仙台大会
(宮城県スポーツセンター:10/22)
今年のプロレスは、6回生観戦。
過去最高は13回なので、随分見に行くのを選ぶようになりました。しかしノアばかりで、趣味丸わかりですね。仙台に巡業に来るプロレスで、見に行かない理由としては、
新日本プロレス :つまらない
DRAGON GATE :面白いけど高い
大日本プロレス :あんまり来ない
IWAジャパン :全く来ない
DDT :福島に来た時はキャラバン中だった
女子プロ :好きじゃない
こんな感じ。プロレス界も辛いですね。
ちなみにZERO-ONEは、見に行っておいてよかったです。まさかその後に「橋本真也」代表が、団体から借金背負って負われる事になるとは…。
プロ野球
千葉ロッテマリーンズ vs 福岡ダイエーホークス
(宮城球場:8/4)
この1試合のみ。来ないからね。
しかし、この試合の翌月ですか。ライブドアと楽天が、仙台をフランチャイズに名乗りを上げたのは。そう考えると、改装前の宮城球場最後の年に、観戦できたのはいい思い出です。カメラ持っていけばよかったと、チョット後悔。あの汚いトイレを撮影したかった…。
ちなみに今日は、「仙台ライブドアフェニックス 1日限りの復活」で、ライブドア:堀江社長が宮城に来ていたそうですが、どんなあんばいだったのでしょうか。
チョット調べてみると、こんなあんばいだったようです。ライブドアグッズはチョット欲しかったかも。
さて来年は、あんまり外の政治的なものを考えず、スポーツ観戦を楽しみたいところです。
とりあえず、東北楽天をいつ見に行くか? これがポイント。一応今現在の僕のスタンスでは、
「東北楽天 vs ヤクルトスワローズ」
があった場合には、ヤクルト側応援席によろこんで座ります。パ・リーグ同士の試合や、ほかのセリーグチーム相手の試合なら、楽天側に座るでしょうけどね。この僕のスタンスを代えられるかどうかは、楽天さんの企業努力次第。頑張って。
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December 17, 2004
ようこそ、ザスパさん。J2へ

5年ほど前に、車ではじめて京都方面に旅行したときのこと。
高速道路を移動中、京都を目前にしてパーキングに入った我々。そのパーキングの名前は「草津」だった。見れば、「草津市」とも書いてある。
「温泉で有名な草津って、この辺なのかね?」
「そうかもね」
そんなとぼけた会話をしながら、そのパーキングを立ち去った。なんであの時、草津パーキングに「温泉まんじゅう」とかの「温泉グッズ」が、全く見当たらなかったのを疑問に思わなかったのか? 今にして思えば不思議でならない。
その後、草津の場所を知ることが出来たのは、ゲームソフト「サカつく」に、『ザスパ草津』のチームが登場する、と言う記事を読んだときだった。
「温泉の草津って、群馬県だったのか…」
J1&J2サッカーもシーズンオフに入り、ストーブリーグの真っ只中。
ベガルタ仙台は今現在、ちょっと人事で荒れ模様。今年試合に出場して活躍した選手辞めさせたのに、取るのは新人ばかりで補強がないとか、長年チームに務めたコーチが辞めたり、何より今年20得点を上げて、仙台のエースとして活躍した佐藤寿人選手が、広島への移籍が決定的だったりとか。
なんかこのままでは、J1どころか「グルージャ盛岡」とか「ヴィーゼ塩釜」なんかに、背中を突っつかれるのではないかと、精神的に圧迫されながら日々を過ごしております。
さて、今期J1から降格チームが無く、J2からJ1への無条件昇格が2チーム出た為、今年6位の仙台は、現状で実質4位になります。もうチョット頑張れば昇格できそう、と言う感じがしなくもありません。来期は「徳島ヴォルティス」と「ザスパ草津」の2チームがJFLから昇格し、一緒にJ2で闘うことになりますが、昇格直後のチームに負けを許すような、ゆるいJ2ではありません。仙台はきっちり2チームに8勝して、勝ち点を稼ぎたいところです。
さてそんな中、先日仙台市でサッカー天皇杯「横浜Fマリノスvsザスパ草津」の試合が、行われました。マリノスは今年のJ1総合優勝チーム。草津は来期からJ2のチームです。いくらマリノスが日本代表に選手を持っていかれ、長いシーズン直後で疲れているとは言え、マリノスの勝利は堅い。そう思っていましたが、来ました。
横浜Fマリノス 1 - 2V ザスパ草津
なんだよ、草津やるじゃん! 強いじゃん! しかも退場者出て、草津9人だったのに。
ダメだって、そんないくら天皇杯だからってさぁ。マリノスに勝つのかよ。昨年、降格ギリギリでマリノスを仙スタに迎えて、仙台はボロ負けしたんだぞ。
本当なら来年の草津との試合は、余裕ぶっこいてビール飲みながら、ザスパ草津独特の応援隊でもある「湯もみ娘」

を見ながら、「湯もみ娘、萌え~」とか言って、試合見るつもりだったのに。なんだよ、気ぃ抜けないじゃん。
分かりました、草津さん。いや草津! 勝手ながらあなた方を『敵』と認定します。
「お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ」
と、有名な言葉がありますが、今更地元チーム・ベガルタ仙台を恋した病は、治りはしないのだ。
そんな訳で、来期の試合は楽しみです。
それよりも、まず仙台のフロントとか、補強選手とかだよ。もう…。なんとかしておくれよ、はぁ。
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December 14, 2004
大事なことを思い出した
昨日までの「三夜連続アングル(仕掛け)」は、凄く濃い口な味付けだったので、今日は「梅茶漬け」くらいで。
先日の日曜日にちょっとした「格闘技」の試合に出場しまして。
と言っても、当然アマチュアの試合ですけどね。それでも試合ですから、出場選手の視線も含めて、ギャラリーは100人くらいになるのですよ。そうなれば当然、100人の目の前で1対1の試合をやるわけです。ドローカルなインディープロレスよりも、ヘタするとギャラリーが多い計算です。
半端じゃなく緊張しますね。
で、この師走12月ってのは、僕は社会人ですから忙しいんですよ。それに加えてTWINZ-3の準備とか、キャラバンの編集とか重なって、体調不良で、睡眠不足で、お肌もすっかりカサカサです。当然試合なんて、体調整えずに出ると痛い目にあいますから出る気はなかったんですが、僕の階級で出場選手がいない~、と主催者の方が困っていたので、急遽出場してきました。
3人参加のトーナメントで、1回戦勝ち進んで決勝戦で負けました。トータルの試合は2試合。試合時間は2試合合計10分。コレだけ聞くと「たいしたことない」と思われるかもしれませんが、試合のときって言うのは普段と違うテンションになるので、普段と違う筋肉を酷使します。そうなれば、その後襲うのは「筋肉痛」です。
もう日曜の夜から、全身がミシミシ、ピキピキします。
ですので、昨日の夜とか今日の夜とか、運動をサボろうかと思っていたのですが、とある記事を読んで大事なことを思い出しました。その内容は、
「プロレス大賞 ベストバウトは小橋vs秋山」
の記事。
今年7/10に東京ドームで行われた、プロレスリング・ノアの興行。
メインで、小橋、秋山両選手は、35分を超える激闘を戦い、小橋選手が勝ちました。そして翌日。疲れた身体で秋山選手は、事務所の人と連絡を取りました。
「小橋さんはどうしてますか?」
「東スポの依頼で、スイカを割ってますよ」
「なにっ!」
それを聞いた秋山選手は、すぐさま飛び起き、練習に出かけたそうです。
ちなみに小橋選手はその後ジムに行き、運動するたびに口に血が逆流して困ったそうです。
あー、そうだ。こんなときこそ身体を動かさねば。
そんな訳で昨日の夜から、普通に腹筋とかジョギングとかしてます。
結果、筋肉痛さらに激痛。
でもまあ、30過ぎて筋肉痛が翌日に出るのは良いことだろう、と強引に自分を納得させて、月姫アンソロ読みながら寝り。
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December 05, 2004
来年ベガルタが目立つためには
先週でJ2リーグも終了し、しばらくはのんびりできるかと思いましたが、そうもいかないようで。
サッカーJリーグは、昨日J1とJ2の入れ替え戦が行われ、本日はJリーグチャンピオンシップが行われました。来週もHOME&AWAYを入れ替えて行われ、さらにそれが終わればサッカー天皇杯と、サッカー選手及びサポーターはいつシーズンオフなんだろう、と思ったりします。
そんな中、監督が解任になり、新監督はあまり歓迎されておらず、契約更改で毎日心臓がドキドキしている、ベガルタ仙台。シーズン中もシーズンオフもドキドキできる、素敵なチームです。
ところで、今朝の読売新聞を見たところ、スポーツ面は「アルビレックス新潟vs日本代表ドリームチーム」の親善試合を抑えて、「柏レイソルvsアビスパ福岡」のJ1J2入れ替え戦が、大々的に報じられていました。J1リーグはサントリーのスポンサー契約が切れることから、今年でチャンピオンシップを終了。来年からは、1st&2ndステージを廃止し、1年通して優勝チームをきめます。
さらに、来年からJ1は18チームに増えることから、17、18位のチームは自動的に降格。16位のチームはJ2入れ替え戦に進むことになります。これは今年だけではなく、今後毎年そうなるんだそうです。
と言うことはですよ。
来年のこの時期、Jリーグの話題を独占するには、入れ替え戦に出場すればオッケーです。ならば、「東北楽天ゴー(以下略)」の影におびえて、人気凋落するんじゃないかとビクビクしている、ベガルタ仙台運営会社の社長さんは、入れ替え戦出場のJ2の3位狙いで行けばいいのでは?
じゃあ、ちょっと1年後をシミュレーションしてみましょう。
刻は2005年12月。
全国の注目を浴びて、華々しくプロ野球界にデビューを飾った「東北楽天」は、開幕7連敗が響くも、金銭トレードで獲得した岩隈投手がふんばり、初シーズンを4位で終えた。観客動員は平均で2万人を超え、球界に新風を巻き起こした。
しかし、楽天:三木谷社長には気を休めるヒマなどなかった。
メインスポンサーであるJ1「ヴィッセル神戸」がJ2入れ替え戦に進むことになってしまったのだ。自身が連れてきた年俸5億円の助っ人が、怪我で早々に宣戦離脱。その後も補強を繰り返すも、結局かみ合わず、16位に終わってしまった。
所代わって仙台。
シーズン序盤から勝ちきれない試合が続くも、04年に活躍した若手選手が成長を遂げ、最終戦ザスパ草津を破り、何とかJ2年間3位に滑り込むことができた。そして入れ替え戦の相手は、ヴィッセル神戸。
19500人の大観衆で埋まった仙台スタジアム。神戸の試合を見ようと訪れた三木谷社長に、19000人のベガルタサポーターから浴びせられる大ブーイング。仙台にプロ野球チームを生み出したやり手社長も、この場においては憎悪の対象となる大敵だった。
そして運命の試合は開始された。はたして両チームの運命は? そしてカズダンスは炸裂するのか?
基本ストーリーはこんな感じで。
心臓痛くなるどころか、全身の毛穴と言う毛穴が開きっぱなしになりますな、こりゃ。でも、素直に2位以内で、すんなり上がってくれたほうが安心できます。目立たないけど。
~業務連絡~
青森~秋田キャラバンの編集終了。時間あるとき取りに来てください。
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November 29, 2004
バスケもプロ化で仙台のプロスポーツ活性、さらにぶち込め
僕が「バスケットボール」と言うスポーツ競技に接したのは、学生時代の体育の授業のときだけ。
それ以外では、マンガ「スラムダンク」全巻読破か、ファミコンディスクゲーム「エキサイティングバスケットボール」を、遊んでいたことくらいだろう。
なのでバスケに対する専門知識は無いので、あくまで耳学問的に得た知識のみ。かつ個人的視点からチョット考えてみたので、深読みなさらず、まったりとお読みください。
プロサッカーの「ベガルタ仙台」、プロ野球の「東北楽天ゴールデンイーグルス」に続き、宮城県仙台市に「第3のプロスポーツチーム」が誕生すると言う。
それは、プロバスケットボールチームの「仙台89ers」だそうだ。
その取りまとめである「bjリーグ」というプロバスケットリーグが、来年から活動予定である。
すでに公式HPもあるので、簡単に目を通してみたが、「喧嘩別れしてプロリーグ設立」したように読めてしまうのは、僕だけでしょうか? そしてそれがとても「プロレスチックな出来事」に見えてしまうのは、僕だけでしょうか?
まあ、詳しいことは分かりませんし、バスケに特に興味があるわけではないので、とりあえず無理しない程度に長年続けていってもらえれば、と思います。
しかし考えてみれば、プロスポーツ競技が3つも拠点にしている都市、と言うのは全国的に珍しいのではなかろうか? bjリーグのほかの都市は、新潟、埼玉、東京、大阪、大分の5つの都市。バレーボールのVリーグは、正確にはプロではないので、上記都市に仙台を含めた6つの都市中、「プロ野球」「サッカー」「バスケット」の3競技が揃っているのは、仙台、埼玉、東京、大阪の4つの都市のみ。明らかに地方都市なのは、仙台だけだ。
これって、凄いかも。
ならば、妥協しては行けない。さらにもうひとつ、プロスポーツが仙台市を地元にしても良いのではないか?
Vリーグ? ノン。あるでしょ、10年以上前から「地域密着」をうたってきた団体が。
「みちのくプロレス」ですよ。
今年はじめに岩手県盛岡市から、宮城県仙台市に事務所を移す、と言う話がありました。
現状進んではいないものの、話自体は立ち消えになっていない模様です。そうなれば、近い将来仙台市に事務所が移転され、当然プロスポーツ同士による「興行戦争」と言うのも考えられるわけで。
春先の寒い季節。なんと仙台市のプロスポーツが一斉に試合を行うことになった!
「ベガルタ仙台」は、不動のホーム「仙台スタジアム」で。
「東北楽天ゴールデンイーグルス」は、改装間もない「宮城球場」で。
「仙台89ers」は、仙台市屋内球技のメッカ「仙台市体育館」で。
「みちのくプロレス」は、中山観音像前の「テニスコート特設リング」で。
同日に4つものプロスポーツの興行が行われたら、と考えると、それだけで僕のような者は、ぞくぞくしてしまう。当然仙台市民だって黙っちゃいない。全ての興行に人が飛びつきますよ。
仙台スタジアムに「18000人」の、
宮城球場に「25000人」の、
仙台市体育館に「3000人」の、
中山テニスコート特設リングに「600人」の、
それぞれ大観衆が集まり、選手に熱い声援を送るのだ。ビバ!スポーツ! スポーツにより地域復興、スポーツによる景気回復。素敵な未来こんにちは。
でも、埼玉は経営怪しいけど「西武ライオンズ」あるし、「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」のサッカー2チームあるのがちょっとずるい。
なにより「埼玉プロレス」が、すでにあるのがずるいよな。確かに観衆80人で、エースのサバイバル飛田選手はパチンコ店店員で、プロレスが副業の選手だけどさ。ずるいよな。
ただ、埼玉プロレスは地元にあっても、うれしくないから良いや。
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November 28, 2004
ベガルタ仙台の名前が戻ることの無いまま
11/27の午後3時過ぎ。
僕は仙台スタジアムで、元・ベガルタ仙台こと『ヘガノク仙台』の最終戦をボンヤリと眺めていた。
「長かった今シーズンも、あと45分かぁ」
試合は、今年イヤになるほど見た、まったりとした攻めきれない試合。若い選手たちの来年に向けての期待感はあるものの、結局その期待感だけで、試合内容が今年大幅に改善することはなかった。そんなまったりとした試合を見ながら、僕は「違和感」を感じていた。
少し大人しめなサポーターの声援を聞きながら少し思案すると、その答えがわかった。
「あ、昇格も降格も無いんだ、この試合」
僕がスタジアムに足を運ぶようになった1999年以降、仙台は強くなり、J1に昇格することも出来た。考えてみれば、2001年最終戦は昇格のかかった大事な試合で、2002~2003年は、J1残留をかけた悲鳴の出るような状況での観戦だった。だから、この11月と言う時期にサッカーを見ていて、とりわけ興奮することも無くシーズン終了を迎えるのは、実に2000年以来4年ぶりなのだ。
そう考えると、その違和感も納得がいく。
結局その日の試合は、1-1の引き分けで終了。
今シーズンの仙台は、15勝14引分15敗の6位で終了した。得失点差は-4のまま。結局、白星こそ五分に戻したものの、初戦で0-4で負けた分を取り返すことは出来なかった。
旧日記で3月から続いた長期連載、
『ベガルタ仙台、ベガルタ仙台への道』
は、「得失点差の分だけベガルタの名前を削る!」と言って始まった、画期的な(パクリ)企画だったが、結局名前はもとに戻らぬまま。本当の名前に4画足りない『ペガノフ仙台』でシーズン終了しました。初戦って、大事なのね。
一時期得失点差は-15まで開き、成績も1勝7敗になったときは、もうどうしようも無いと思ったものだが、それでも一瞬だけ4位に上がり、第4クールまで昇格可能圏内にいたのだから、チームとしてよく闘ったと思う。昨年以上に「ベガルタ愛」を感じたシーズンでした。
さ、明日からは、辛い現実がサポーターを襲うよ。
監督はすでに解任されてるし、新聞報道でベガルタ運営会社社長は「できるだけ違約金が発生しない形での通告をした」と、よく訳のわからないことを言ってるし、休み明けの明日以降はバンバン選手が首切られるだろうし、いい選手は移籍するだろうし、考えただけでもゾクゾクします。
そんな中、来期に向けて安心理論を打ち立てるならば!
今年はJ1へ2チーム自動昇格なので、J2の強いチームが2チーム減る。と言うことは今年6位だから、来年は4位に自動浮上。あと2つ順位を上げることが出来れば、昇格決定じゃん。やったね!
さ、寝るか…。
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November 27, 2004
J2全日程終了
とりあえず、ベガルタ仙台の選手、関係者、サポーター、そして僕、お疲れ様でした。
野球の始まる前の3月からシーズン開幕して、野球の日本シリーズもとうに昔の話となった、11月末にシーズン終了するんだから、サッカー(Jリーグ)ファンは幸せかもね。
とりあえず、今日は何も考えず、ゆっくり休もう。
酒飲んで、嫌なこと忘れよう。
だって、「コレ」だしな。
続きは明日。
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November 25, 2004
紅白に新日的要素をぶち込め
大晦日の大一番と言えば「TWINZ」ですが、対抗馬のNHK「紅白歌合戦」も出場歌手を発表しましたね。
個人的に出場を期待していた「大泉洋withスターダストレビュー」が、当然のようにスルーされたので、僕も紅白は見ずにスルーですね。
やはりオリコン10位程度では、紅白出場は無理でしょうか。十分凄いと思いますし、反対にオリコンチャートに名前出てるんだか、出てないんだか、はっきりしない歌手の方々が、多数いる気がしなくも無いですが。
ところで、昨年トリを飾った「SMAP」さんが出場しないと言うことで、各スポーツ新聞紙は大きく取り上げていますね。この場合、SMAPが出ないことよりも「視聴率は大丈夫なのか?」と言う意味合いが強いんだと思います。
実際問題、今年の出場歌手の面々は、失礼ながら僕は絶対に見たい、と言う人もおらず、求心力にかける気がします。まあ、「マツケンサンバ」だけは、チョット見たい気がしますが。
例えばここで、
「こんなメンツじゃつまらねーよ。お前ら、ひっくり返せ!」
と、新日本プロレス11・13大阪ドーム大会のカードを、開催2日前に強引に変更してしまったアントニオ猪木さんのように、NHKも放送3日前くらいに、
「こんなメンツじゃ視聴率取れねーよ。お前ら、ひっくり返せ!」
と、12・28に出場者急遽変更(または追加)したら、ものすごい反響を呼びそうですね。
まあ、新日はその後、批判の対象にさらし上げられてますので、天下のNHKがそんなことしたら、受信料払わないどころか、国会での審議の対象になりそうな気がします。
スキャンダラスなことしても、数字(集客)取れればオッケー、てな感じだと、長期的ビジョンでは損すると思います。
ところで、話は全然変わって。
ZERO-ONE解散!
ショックだなぁ。今日は献杯中。
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November 23, 2004
2年続けてこんな目にあうのか
古くからプロレスファンは、苦しみと悲しみに耐えてきた。
「コミッショナー」と言う統括制度が無いため、選手の契約等は各団体に一任されるのだが、それが時として混乱を招いたことが多々あった。
選手の脱退、引退後の復帰、試合キャンセル、カード変更、出戻り、果ては団体の休止、解散。
いつも団体側に振り回されるのは、プロレスの好きなファンたち。それでもプロレスファンは耐えてきた。耐えて耐えて耐えたその先に、自分たちが興奮できる、楽しめる、真のプロレスがあることを信じて。
しかし、志半ばで諦めるものもいる。それは「心が折れた」とき。
で。
引き合いに出すのがプロレスでなんですが、元・ベガルタ仙台こと『ヘガク仙台』が、昨年に引き続き炎上中。今年もまた、監督を契約途中で解任するとのこと。その発表がシーズン中、しかも土曜日の山形戦の日だって言うんだから、たまったものじゃありません。
先週の土曜、仙台スタジアムに足を運んだ僕は、山形に2-0で快勝し、久しぶりにおいしい酒を飲めると喜んでいたのですよ。そしたら、会場外に号外を配る人が。「何事だ?」と受け取るとそこには、
「ベルデニック監督解任 後任には都並氏確実」
との見出し。勘弁してくれ。勝利の余韻などパーです。
これを聞いて「仙台は今年成績悪いし、しゃあないんじゃない?」と言う意見もあるでしょう。しかし、監督契約は1年残っています。そこまでは、まあ良い。問題は「違約金1億円」が発生する、と言うこと。スポーツ紙の情報ですがね。
就任する際「長期的展望」で取った監督を、契約残しながら解任。しかも1億円のプレゼント。お前ら、随分お金持ちなチームになったもんですなぁ。
どうにもダメだ、って言うんなら分かるんですが、今年は当初最下位からのスタート。しかも選手を昨年大量に切ったものだから、今年のスタメンの大半が、高卒や大卒の新人ばかり。逆に来年以降の成長が楽しみなチームに、この1年かけてようやっと育ってくれたのです。「来年は行ける」と思えるほどに。それなのに、あぁ、それなのに。
仙台のサッカー見つづけて5年。昨年は違うことで辛かったけど、今年は本当に心が折れそうだ。
ちなみに僕のコネクションから得た情報では、夜の国分町で東北ハンドレッド(ヘガク仙台運営会社)の幹部クラスが、来年のサポーター取り付けで、夜な夜な某企業を接待してるらしいが、契約には至っていないらしい。
そこまで金に苦労してるなら、なおさらじゃん。
僕は今の仙台の選手たちが大好きなので、僕の買ったチケット代が東北ハンドレッド経由せずに、直接選手たちの年俸に反映されるならいいんだけど、なんかモヤモヤしたイヤな気分。心が折れそう。
あ、今日は京都に1-2で負けて、『ヘガノク仙台』で。
今年の3月から続いてきた、超・長期企画「ベガルタ仙台、ベガルタ仙台への道」は、次回44節が最終回です。最終戦4-0で勝って、名前を戻せるか?
余談ですが、今年はJ2の3位は、J1最下位チームとの入れ替え戦に出場できます。
3位福岡勝ち点73点、4位山形勝ち点71点。最終節は、この両チームの直接対決で幕を閉じます。やはり今年も最終戦までもつれたJ2。J2神の描くブックは、毎年凄いねぇ。
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November 20, 2004
イヌワシ軍団よりも○○ワシ軍団でどう?
きめんぐみがonちゃんに魅入られていた今週。プロ野球のドラフト会議が行われていました。
やはり注目を浴びていたのは、東北楽天のようでした。宮城のニュースは、楽天か、ダルビッシュ君かのどちらか、と言うドラフト後の状況でしたが、とりあえず混乱も無く終わったようで、一安心です。
東北楽天と言えば、三木谷社長がチーム名決定直後に、
「イヌワシ軍団と呼んでください」
と言っていましたが、この呼び名は定着しているのでしょうか? なんとなく微妙な感じ。ホークスの「若タカ軍団」は、球団歌にも使われていますし、イヌワシを定着するには、もう少しアピールが必要と思います。
と言うか、向こうは「若い」と「鷹」がくっ付いてるんだから、東北楽天もあだ名には「鷲」に何かをつけるべきですよ。鷲って言う鳥は「猛禽類」に分類される、獰猛な鳥。言うなれば、「荒々しい鳥」です。ですのでここは、
「荒鷲軍団」
なんてのは、格好いいんじゃないでしょうか?
当然、体力のある楽天は、今後数年~数十年と球団を保有してくれるものと思います。そうなれば、地元仙台から入団した若手の選手たちが、FA制度を利用してメジャーに旅立つ可能性もあるわけですよ。
仙台から世界へ。荒鷲から世界へ。そのときこそ、そう!
「世界の荒鷲」
と、その選手は呼ばれることになることでしょう。
ただ残念ながら、世界の荒鷲には、

前任者がいるのですよ。
坂口征二さん、その人。ジャイアント馬場さんと組んだ「東京タワーズ」や、アントニオ猪木さんと組んだ「黄金タッグ」など、往年のプロレスファンにはたまりません。最近では俳優の、坂口憲二さんのお父さんとしても有名ですね。
だから、三木谷さんもマスコミ各社も、気を使って「荒鷲軍団」とは呼ばないのかなぁ。
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November 08, 2004
来年は仙台市で「同日興行戦争」もありかな
Jリーグは来年度から、細かい収支を全チームに提出させることを義務付けるのだそうで。
人気は上昇傾向にあるものの、あまり集客が無く、苦戦を仕入られているチームの多い、Jリーグ。夢のある数値ならともかく、妙に現実味を感じさせられる数値が出てきてしまうのではないかと、今から心配している向きも多いようです。
人件費:1億5000万円
とか出されたら、選手、関係者の年俸が、1チーム50人として、1人年俸300万円になってしまいます。僕の高卒時代の初任給じゃないんですから、もう少し夢のある数字を期待したいです。
「東北楽天~」誕生で沸く仙台市ですが、プロチームの先人である元・ベガルタ仙台こと『ガク仙台』がピンチらしいです。
J1昇格はすでにないので、そちらのピンチでは無く、金銭的に本気でピンチのようです。
地元新聞によると、J2の2年目を迎えることで、Jリーグからの分配金が今季の2億5000万円から半減してしまうそうです。元々今期は、冠スポンサーの「カニトップ」が降りてしまい、「アイリスオーヤマ」が冠スポンサーになるも、その時点で収入は昨季より1億円減。さらに上記のことから、来期は1億2500万円減が確定しています。
今期は観客動員も(J2ダントツながらも)芳しくなく、厳しい経営を強いられているようです。
そこで先週仙台市は、プロ野球誘致に落選した「ライブドア」にベガルタへの支援要請をしたそうですが、色よい返事はもらえず。加えて、冠スポンサーの「アイリスオーヤマ」が、宮城ドーム野球場の建設に出資表明しているため、「サッカーから撤退するのでは?」と噂されており、サポーターはドキドキです。
そこで仙台市は、「仙台スタジアム」の命名権を、具体的に検討を開始したようです。「ヤフーBBスタジアム」とか「味の素スタジアム」とか、それと同じですね。J2のチームでどれだけ影響力があるのか疑問ですが、どこか買ってもらえないもんですかねぇ。
個人的には、「仙台"ライブドア"スタジアム」と命名されて、七夕の時期に「東北楽天~」と同日興行戦争!と言う、昔の新日、全日のプロレス興行戦争のようなノリを期待したいです。
2005年の仙台七夕ど真ん中。8/7(日)に仙台市で開催される、サッカーとプロ野球。
県営宮城球場で、「東北楽天 vs 北海道日本ハム」がPM6:00開始。
仙台"ライブドア"スタジアムで、「ベガルタ仙台 vs コンサドーレ札幌」がPM7:00開始。
いいですね。プロレスファン的には最高のシチュエーションです。
燃えます。そんな妄想興行日程。本気にしちゃダメよ。
『ガク仙台』土曜の試合は、水戸に2-1で逆転勝ち。なんと2ヶ月ぶりの勝利だそうで。
名前は一画増えて『ヘガク仙台』で。あと3試合で得失点+5を希望しますが、厳しいかも。
今期の仙台スタジアムの試合は、天皇杯も含めてあと3試合。とりあえず全部行く方向で。「DRAGON GATE」は見送る方向で。
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November 06, 2004
結局「東北ゴールデン」を一番楽しめる人材は?
「キャラバンニュース」とか「菅原祥子さん」の陰に隠れて、すっかり忘れてましたが、プロ野球新球団誕生おめでとうございます。
ライブドアでは無く、楽天に決まったと言うことで、なんやかんやと言われていますが、楽天の仙台への参入表明とかが、あまりにも現プロ野球オーナーの手駒っぽい雰囲気をかもし出しているのが、評判のよろしくない一因であると僕は判断しております。
個人的には、仙台市に本拠地を持つプロ野球球団が出来るのは大変うれしいですし、いつでもウェルカムです。ただ、母体がライブドアで無くなった事で、胸の中にモヤモヤした何かが残っているのも確か。
会社の規模的にも、宮城球場の改築構想としても、楽天は素晴らしいとは思うのですが、結局「良いか」「悪いか」ではなく、ただの感情論になってしまうので、これ以上思考するのは無意味かなとも思います。
今週2日の夜、仙台駅前に「新球団決定」の号外をわざわざ貰いに行ったのですから、うれしくないはずは無いんです。来年宮城球場で試合開催されたら、絶対に見に行くと思います。
でもなんか、モヤ~っとした感じ。
で、そんなモヤ~っとした感じとは無縁な人々もやはりいます。
仙台駅東口では、2日夜早々に新球団誕生イベントを行っていました。また何かの市民団体だと思うのですが、「球団が地元にあれば、運営会社はどちらでもいい」と言う、大変分かりやすい皆様。話し合いなど無用。結果を常に求めている感じでしょうか。
僕の場合、仕事をする上でも、理由、理屈が納得行かないと行動できない人ですから、上記のようにチョットでも引っ掛かりを覚えてしまうと、そういうイベントには参加できないですね。ですので、単純にうらやましいと思います。
そういえば、その東口で「振る舞い酒」を無料で振舞っていたらしいのですが、ちょうど姉が帰宅するバスの中に、振る舞い酒を振舞われたおじさん達が集団で、陽気に「東北楽天ゴールデンイーグルス」の今後について、語り合っていたそうです。
「いやあ、仙台に球団が出来ていがった(良かった)なぁ。」
「何がいがったって、仙台で巨人戦が見られるのがいいっちゃ~。」
あんたらは、結局それかい!
やっぱりこう言うおじさん達が、小難しいこと考えずに一番野球を楽しめるんだろうなぁ、と思いました。セ・パの交流戦が、「全試合宮城県外」でないことだけを祈っております。
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November 01, 2004
仙台に野球が来ても、仙台のサッカーは大丈夫
以前、同僚と飲んでいる際、面白い話を聞いた。
「10月の横浜×巨人戦の観客動員が800人だったらしい」
と言うのだ。
そんなバカな。
いくら優勝への望みが消えた時期とは言え、球界の(多分)盟主、巨人戦だぞ。800人なんて、後楽園ホールどころか、ディファ有明だって半分も埋まらない。Zepp仙台の「ドラゴンゲート」の試合のほうが、集客よっぽど上じゃん。
と言うわけで、googleでnarinari.comさんを始め、チョット調べてみました。
そうしたら、やっぱり800人なんてバカなことはありませんでしたよ。10月4日の横浜×巨人戦の観客を、朝日新聞の記者が試合前に数えたところ、約150人。試合開始時には、倍くらいに増えていたそうですよ。ほら、見なさい。800人なんて、そんなバカな。約300人じゃないか。…おい!
お前ら、みちのくプロレス松島大会かよ!
普段、情報収集なぞしないので、約1ヶ月遅れの情報で申し訳ない。
でも、これ↓はさすがにないと思います。

赤い部分が座席、主催者発表1万人の図
昇格への望みが消えた、元・ベガルタ仙台こと『ガク仙台』の試合が、仙台スタジアムでコンサドーレ札幌を相手に、行われました。
今年札幌は最下位のクセして、仙台は2敗1分けと、相性が全く悪い相手。逆に札幌にしてみれば「勝ち点供給係」の仙台相手ですから、余裕を持って戦える相手。そのためか、札幌サポーター数も若干大目。
しかしこの寒い中、昇格への希望もないのに、スタジアムに集まるサポーターは正直偉いと思います。僕も行くつもりでしたが、風邪が治りきっていないため、残念ながらテレビ観戦。
そうしたらビックリ。
確かにバックスタンドやメインスタンドの、高い席は空いてましたよ。サポーター席もてっぺんの方は空席が目立ちましたよ。
それでもこの時期、19500人収容の仙台スタジアムに、12000人のサポーターが集まって、仙台を応援していました。

Jリーグは実数発表、の図
これは正直うれしかった。凄いと思った。そして確信した。
「プロ野球が来ても、『ガク仙台』は大丈夫!」
明日はいよいよ「ライブドア」か「楽天」の、どちらかのプロ野球新規参入が決定する日。こんなに心強いサポーターがついているのですから、『ガク仙台』はビビったり、タジろいだりせず、どっしりと構えていただきたいものです。
あ、試合は1-1で、今年札幌に2敗2分けで、04年は札幌から勝利を奪えませんでした。
この借りは、来年4連勝で返そうよ。って言うか、得失点差-6は大丈夫じゃない。残り4試合で得失点差0にならないと、来年まで名前削られたままだぞ! うちだけだけどさ。
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October 31, 2004
スカパ!PPVでプロレスと格闘技が被る時代
プロレスファンですから。
きめんぐみは、自他共に認めるプロレスファンですから。
~以下全日本プロレス、PRIDE.28の結果に近いものを表記しております。ご注意ください~
スカイパーフェクTV!で、格闘技の最高峰「PRIDE.28」が午後4時から、プロレスの王道「全日本プロレス」が午後5時から、双方共にPPV(ペイパービュー)で放送される場合。なんの躊躇いもなく、午後5時からの「全日本プロレス」PPVを購入するのですよ。
今回の全日本プロレスは両国国技館にて、武藤敬司プロレスデビュー20周年記念試合として、「武藤敬司、三沢光晴組vs佐々木健介、馳浩組」のドリームマッチがメインに登場。
また、ダブルメインとして川田利明vs太陽ケアの三冠戦、イケメンレスラー、カズ・ハヤシvsAKIRAの世界Jr選手権と、話題も試合内容もお墨付きのカードが目白押し。
チョット第1試合には観戦が遅れましたが、僕がひいきのラブマシン軍団も頑張ってましたよ。メインイベントは、極上の顔ぶれの極上の試合内容に拍手喝采。お酒も進みました。
そして、試合終了が午後8時40分。調べてみれば、「PRIDE.28」のスライド放送が午後7時開始な訳で。
今回のPRIDE目玉カードは、プロレスハンターミルコ・クロコップに、ジョシュ・バーネットが挑む一戦。
バーネットは、史上最年少UFCチャンピオン(金網なんでもあり王者)にして、UWF&北斗の拳マニアとして知られる実力者。対戦相手に、
「オマエハモウ、シンデイル!」
とコメントして、プロレスファンの喝采を浴びる、自称新日本所属のプロレスラーです。
この一戦だけは見たかった。
でもPPVは1回\2,000-も取られてしまいます。全日と合わせれば、\4,000-も来月請求がきてしまう。それはチョット高い。でもね、やはり見たいものは見たいんですよ。全日を見終わった後、PRIDEも買っちゃいました。
そしたらね。
見始めた初戦は、ダン・ボビッシュ選手がスタミナ切れで自爆。休憩明けの中村選手は、肩脱臼で自爆。見初めて、2試合連続でTKOと言うか、なんとも釈然としない試合。全日で味わった興奮が、見る見る冷めていきます。
でも、ジョシュなら、ジョシュ・バーネットなら、やってくれると信じていたよ。相手はミルコ・クロコップ。左ハイキックでバッタバッタと世界の強豪を打ち倒してきた、強敵だ。でもね、それでもジョシュならやってくれると、プロレスファンは信じていたよ。たとえ勝てなくても、PRIDE史上に残る名勝負をミルコと繰り広げてくれることをね。
まさか、1分持たずに肩脱臼とは。
PRIDE購入して、3戦続けて、釈然としない試合内容になろうとは。
僕はね、思わずうちに飲みに来ていた友人に、こうボヤきましたよ。
「PRIDE購入する金で、ギャルゲーでも買えばよかったよ」
奇しくも本日購入したドリマガには、KEYの新作ノベルゲームが\1,050-で販売されると書いてあった。PPVの代金で、2本買えますよ。2本買いますか? もし僕がこのゲームを2本買ったら、
「きめんぐみ、お前男だよ」
って、言ってくれますか?
それとも「ビターン!」の刑ですか?
プロレスファンの優美ちゃんは、この結果を受けてどう思っているのだろうか?
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October 29, 2004
有言実行はかっこいいと思います
プロ野球の日本シリーズも終わり、プロ野球の発展に貢献した正力松太郎賞が、西武ライオンズの伊東監督に授与されました。
ところでその裏側で、中日ドラゴンズを5年ぶりのリーグ優勝に導き、日本一まであと一歩までに迫る手腕を見せた、落合監督を見逃すわけにも行きません。
落合監督と言えば、現役時代に「三冠取るよ」と言って、本当に取ってしまったほどの実力者。元ヤクルト監督の野村氏をして「日本プロ野球史上最強の右打者」と言わしめた、名選手です。そんな落合監督を象徴するセリフが、
「有言実行」
です。
元々日本人には「沈黙は金なり」と言う言葉があるように、話さず、行動で示すことが美徳、と言うような意識があるようです。ですので辞書にも「不言実行」と言う単語が載っております。なのに手持ちの角川辞書には、「有言実行」どころか「有言」と言う単語すら掲載されていません。
気になったので検索してみましたが、やはり「有言実行」と言う単語は、近年生み出された「造語」と言うことで、見解が一致しているようです。
と、ここまでを同僚に話したところ、
「有言実行は『シュシュトリアン』が最初じゃねーの?」
と突っ込みを頂きました。
いや、僕それ知らないんですけど…。なので調べたところ、
「有言実行三姉妹シュシュトリアン」
と言う番組が、放送しているのを確認できました。が、落合さんが80年代に全盛期を誇ったのに対して、シュシュトリアンさんの放映は93年。それに加えて、今回の話とシュシュトリアンは全く関係ないので、3姉妹は割愛させていただきます。

太ももの眩しい有言実行シュシュトリアンさん
「有言実行」と言うのは、近年作られた造語ながらも大変説得力があり、かつ責任感も問われる単語と言うことで、「不言実行」以上に活用されている単語だと思います。
さて。
混迷を続けるプロレス界。「プロレス不況」と呼ばれて久しい昨今ですが、そんな状況でも会場に足を運ぶ、テレビ観戦するなどしているプロレスファンと言うのは、相当我慢強く、プロレスが本当に好きな人だと思います。そんなファンを相手にするのであれば、プロレスラー側も相当頭を使わなくてはなりません。
プロレスと言うのは試合後のマイクや、大会に向けてのアピール、インタビューなど、言葉を使って自分やプロレス業界を語る必要がある、特殊なスポーツです。そんな喋りを見事にこなすプロレスラーは頭が切れるとされ、そのプロレス眼を語ることの出来る頭を、「プロレス頭」と呼びます。
ですので昔ながらに、
「おめーら、ぜってー次やったら潰してやる!」
とか
「てめえらのチーム、次負けたら解散だ!」
とか、頭ごなしにギャーギャー騒いでいるだけの選手は、プロレス頭が弱いとされ、あまり共感を得ることが出来ません。なにより、前述のようなアピールをするレスラーには「説得力」がありません。言ったのならば責任を持って実行する「有言実行」が出来ていないのは、この時代取り残されてしまいます。
そんな中、僕が個人的に注目しているチームが2つあります。
一つはプロレスリング・ノアの「ダークエージェント」と言うチーム。彼らは、ノアのチャンピオンである小橋建太選手に対し、
「あいつ、次やったら畳んでやる!」
と言って、本当に小橋選手を畳んで(梱包して)しまいました。

ダーク引越しセンターの皆さん
梱包した上に「割れ物注意」のシールまで貼り付け、「有言実行」を完全に行いました。すばらしい精神だと思います。
有言実行で言えば、もう一チーム。全日本プロレスの「ラブマシン軍」が、今猛威を振るっています。
「お前はリストラだぁ!」
と甲高い声で宣言するや、相手選手を「リストラBOX」に入れてしまい、試合を終わらせます。

入れられた選手は、ラブマシン軍の持っているカギが無い限り、BOXからの脱出は不可能と言う、恐ろしいリストラ最終兵器です。最近では、記者会見上にも現れ、会見を行っていた小島選手をリストラBOXに入れたりしていました。
黙って仕事をする人は格好いいですが、こう言う有言実行な人も、今の時代にあっていて格好いいと思います。憧れちゃいますね。
ご家庭に、職場に1台、リストラBOX。いかがでしょうか?
「おい、きめん~!おまえ都合のいいことばっか言いやがって。津軽海峡キャラバンでろくな点数取れてねーじゃねーか! お前もリストラだぁ!!」
「うわぁ~」

リストラBOXときめん(本人)
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October 26, 2004
私的日本シリーズ雑感
今回の日本シリーズでの、西武ライオンズを取り巻く空気は気の毒でしたね。
「毎年優勝してるんだから、50年ぶりの中日に譲れよ」
見たいな感じが、ムンムンと伝わってきました。僕だけですかね?
リーグ優勝はここ10年で4度あれど、日本一は12年ぶりの西武ライオンズ。
月並みながら、おめでとうございます。
12年前に西武黄金時代に引導を渡したのは、我らがヤクルトスワローズなんですね。当時92年、93年と2年連続で同じ顔合わせ。しかも2年連続で第7戦へもつれ込む激闘は、今でも鮮明に覚えています。今年の第7戦終盤、テレビから
「今のライオンズの選手は、日本一を誰も知りません」
と言っていて驚きました。当時ベテランが多かったとは言え、そこまで選手の入れ替えが進んでいたとは。
さて、今回の日本シリーズ。僕は西武の松坂投手が、昭和58年の江川投手のようになるのではないか?と勝手に思っていました。
野球観戦歴20数年になりますが、その中でも1、2を争う激闘だった、昭和58年の西武×巨人の日本シリーズ。
このシリーズは、西武打線が巨人のエース江川投手を徹底的に研究し、打ち崩したことで知られています。江川は先発しては打たれ、リリーフしては追いつかれと、散々だったのが子供心に悲しかったです。
松坂投手も、その江川の再来になるのではないかと。
野球評論家の玉木さんの昔のコラムにありましたが、優勝するチームのエースの条件と言うのは、
「エース1人で10以上の貯金を得る」
ことなんだそうです。
たとえば、15勝5敗、18勝7敗、20勝10敗とか、まあこんな感じ。これが貯金5以下(15勝10敗など)になると、「2番手投手」になってしまう、と言うことです。
松坂投手は僕は西武のエースだと思ってはいますが、今シーズンはアテネ五輪出場があったとは言え、10勝6敗とかなり物足りない数字。数字だけなら2番手、3番手の投手の数字にも見えます。
で、今年の日本シリーズ。松坂は当時の江川のように第2戦で打ち込まれ、降板します。そして迎えた第6戦。
先発しながらも、安定しないピッチング。なんとか辿り着いた終盤8回は2死1,2塁のピンチ。伊東監督がマウンドへ行き、誰もが交代と思ったその場面。伊東監督は続投を指示しました。
僕はこの場面、中日が2-4で負けていながら、
「あ、中日優勝だ」
と思いました。松坂は江川のように打ち込まれて逆転負け。伊東監督は采配を非難されることになるだろうと。
ところが松坂は抑えた。伊東監督の男気に答えた形となりました。
やはり野球の素人が、プロ野球を語るもんじゃないなと、僕はつくづく反省しました。
何せ、今年の春先に男気を見せて真壁投手を続投させて、逆転サヨナラ負けを喫した、春の選抜の東北高校を覚えてたものですから。絶対に松坂は交代だと。けど続投。伊東監督は、この試合だけじゃなく、5年、10年先の松坂を、西武を見据えて続投させたのかなと、そのとき思いました。プロの世界は深いですね。
今回の優勝で、また西武の黄金時代が来るかもしれない、となんとなく思いました。「東北楽天ゴールデンイーグルス」や「仙台ライブドアギャラクシーエンジェルズ(否)」が、束になってかかっても勝てないチームになるのではないかと。
まあ、それもまた良し。西武が巨人に4勝0敗で勝ってくれた90年の日本シリーズは、心の底からスカッとしましたから。
親会社アレでチョット心配ですが、西武はチャレンジャーよりもチャンピオンが似合うチームだと思います。
お世辞じゃないよ。
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October 25, 2004
意地見せろ、中日!
僕は正直なところ、中日ドラゴンズと言うチームがあまり好きではありません。
なぜか?
理由は簡単。ここ2回続けて、日本シリーズで1勝4敗で負けてるから。
理由はただそれだけ。そんな理由で嫌うのもどうかと思うのですが、プロ野球の日本シリーズは最高峰の舞台であるはずなのに、そこでつまらない試合を見せられてしまう悲しさと言いますか。
だから僕は、今回の日本シリーズは「4勝1敗で西武」と、とんでもなく偏った予想をしていました。戦力も采配も無視したデータ。ID野球の野村監督が聞いたら、卒倒しそうな予想です。
そんな予想をいい意味で裏切ってくれて、3勝3敗のタイで迎えた日本シリーズ最終戦。現在7回の表、0-6で中日が負けています。
最終戦までもつれてくれて、個人的にはうれしいはずなのですが、ここまで来たら中日に勝ってもらいたいという判官びいきも出てきます。帰宅後、ずっとテレビを見ていますが、さてどうなることか。
で、満塁ホームランが2回飛び出した第3戦のように、熱い試合もあるのですが視聴率的には芳しくないようで。第4戦なんて13.0%(ビデオリサーチ社調べ)ですから、中京地区を除いてテレビ的には良くないようです。
で、今日の話の結論が出ていないのですが、風邪を引いてしまい、チョットグロッキー気味なので、もう休みます。寒暖の差の激しい中、皆様もお気をつけ下さいませ。
あー、編集が遅れる。
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October 24, 2004
「鷲」を意識して生活したことはない
「東北楽天ゴールデンイーグルス」と言う名前が、週末駆け巡りました。
仙台市に来期から出来る(かもしれない)プロ野球新球団の、楽天側のチーム名だそうで。僕の印象は、
「ながっ!」
です。
名前は正直、どうでもいいと思うんですよね。既存球団の「ブルーウェーブ」も「マリーンズ」も「ベイスターズ」も、正直格好いい名前とは思いませんし。結構こう言うのは「慣れ」ですから、使ってるうちに慣れると思います。プロ野球ファンで受け入れられなかったのは、ホークスの「鷹のヘルメット」くらいだと思います。

こればかりは、今見ても「うーん」な感じがします。
さて、その「イーグルス」が、ライブドア側が「イーグルズ」を商標登録済みということで、少々もめているようです。「濁点」があるから異なる名称だと思うのですが、違うのでしょうか? 僕らの開催イベント「TWINZ」だって、双子の場合は「TWINS」になるので、違うものと思うのですが。「イーグルス」は英語表記が一緒だから、ってことなのでしょうか? 似た名称はダメ、と言うことらしいですが謎です。
さて、「ゴールデンイーグルス」が「イヌワシの英語名」と言うことで、今恐らくもっとも困惑しているのがベガルタ仙台であると思われます(当サイト以下『ガタ仙台』表記)
ガタ仙台のイメージキャラクター「ベガッ太君」も「イヌワシ」のため、キャラが被ってしまう恐れがあるためです。

困惑するベガッ太君
しかし、元ネタが異なってキャラが被る、と言うのは珍しい例なのでは無いでしょうか? ベガルタは七夕の織姫と彦星「ベガ」と「アルタイル」を組み合わせた造語で、ベガッ太君はアルタイルが鷲座と言うことから生まれた、鷲のキャラクターです。
ガタ仙台の公式HPでは、
『ギリシャ神話で「勝利をもたらす」といわれる鷲をイメージしています。ベガルタ仙台が地域の誇りや夢となり皆さんに愛される「星」になれ!という願いから生まれました。』
と書いてあります。
楽天側は、「東北6県に生息する天然記念物「イヌワシ」から取った」と言うことなので、全然違います。しかし被った。正直なところ僕は仙台に生まれ住んで、ワシをイメージして生活したことはないです。多分見たこともないので、それは仕方ない事だと思います。
とりあえず、イメージキャラが被っても「ベガルタゴールド」と呼ばれるチームカラーは、新球団側は被らない方向で両会社にお願いしたいと思います。
「新球団のイメージはゴールドです」
なんて、話題作りのうまい三木谷社長が、今週にも言いだしそうでチョット怖いですが。
あ、『ガタ仙台』は川崎に負けて、今期J2での2位も消滅しました。スコアは1-2で名前は『ガク仙台』で。ガクーッって感じの名前で、よろしいのでは無いでしょうか。
あ、週末の仙台スタジアムの試合は、見に行くのでいいプレイをお願いします。
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October 23, 2004
武藤全日本を見に行った僕に起きた事件
混迷を続ける日本のプロレス界。
そんな中、確実に評価を上げているのが、試合内容で勝負する「プロレスリングノア」と、イケメンが鍛え上げられた肉体でオリジナルテクニックを見せてくれる「ドラゴンゲート(元・闘龍門JAPAN)」の2団体。さらに最近評判がいいのが、「武藤全日本」こと、「全日本プロレス」です。
10月22日はその武藤全日の仙台大会と言うことで、仕事も切り上げ、blog更新もキャラバン編集もサボって、宮城県スポーツセンターに足を運びました。

普段はダフ屋から適当にチケットを購入するのですが、今回は真面目に1Fのチケットを\5,000-で購入。お目当てはいろいろあるのですが、とりあえず試合も近いので、席に向かいます。
席に向かうと僕の席と近い方向に、なにやらやたら「長身の何か」がイスに座っていました。

真ん中の黒い影がそうです。
後方からでは、何か分かりませんが随分大きいです。ラウンドオブジャイアントかと思うくらいデカイです。
「なんだか、変な人がいるな…」
そう思いつつも、チョット自分の席を探すのを中断。とりあえず、少し遠目からその人の様子を見てみることにしました。果たしてどんな人なのでしょう?

!
なんだかプロレス会場にそぐわない人を、見かけた気がしました。
ここは一旦深呼吸です。
…よし、もう一度見てみましょう。

チョットまってくれよ。
ここはカンヌ国際映画祭の試写会場じゃないよな? プロレス会場だよな。そう思いリング上に視線を移すと、

アブドーラ・ザ・ブッチャーさん(本物)と、エベドーラ・ブーチャンさん(偽者)が相手チームと闘ってます。あれぇ、やっぱり全日の会場だよな。
多分暗いから、何かと見間違えたんだろう。そうさ、休憩時間には明るくなるから、そこではっきりするさ。
そして休憩時間。
「これだけ明るくなれば、見間違えることはないだろう」
そう思い、改めて視線を移します。

いるよ。やっぱりいるよ。見間違いじゃなかったよ。
いくら「千と千尋の神隠し」見てない僕でも、そのカッコが「カオナシのコスプレ」だってことくらい分かるよ。いや、問題なのはそこじゃないんだ。おいおい、カオナシさんよ。何でここにその格好でいるんだよ!
っていうかさぁ。

僕の席、カオナシの隣なんだよ。
左手の上の黒い部分、カオナシの衣装なんだよ。なんで会場で当日券買って、こんなピンポイントな席に当たるのさ! って言うか、怖くて座れないよ。どこ連れてかれるか分からないじゃん!
でもね、僕も男ですよ。せっかく高いお金を出して会場に入ったのに、カオナシが怖くて席に座れませんでした、じゃ格好つかないさ。だからね、カオナシさんに、言ってやりましたよ。
「ちょっと、すいません!
写真撮らせてもらって良いですか?」

「良いですよ」
カメラ目線で撮影に協力してくれました。なんだ、よかった。いい人じゃん。
試合は進み、メインイベント。武藤選手20周年記念と言うことで、この仙台大会でも、
「武藤、小島、カズ組 vs 天龍、健介、中島」
と言う、好カードが組まれました。

試合は両チームがかみ合い、白熱した展開となり、会場のボルテージも上がります。双方のチームの大技に、チョップやキックに、会場が沸きます。
そういえば、この沸きに沸いているメインイベント。僕もかなりの興奮度合ですが、カオナシさんはやはり冷静なのでしょうか?
僕は気になって、リング上から視線を移しました。
なんとそこには!

カオナシさん、立ってる! 大熱狂!!
武藤全日本、面白かったです。カオナシさんも興奮させるくらいに。
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October 21, 2004
宮城ドームはシェルコムじゃないのか
「仙台にプロ野球を誘致する会」だったかなんだか忘れましたが、やたら「宮城にドーム球場を作ろう」って言ってる集団がありまして。主張自体は大変ご立派なんですが、「絵に描いた餅」が好きな人たちで妄想好きなんだろうなぁ、と勝手に解釈させて頂いております。以下、宮城ドームのいる理由を記憶してる順に。
1)春先は寒いのでドーム
確かに指先の感覚が重要な野球だから、ドームが必要かもしれないけども、「3月頃は見ている観客も寒い」とか言われても。
プロサッカー・J2の今年の開幕は3/14だし、仙台スタジアムの初試合は3/21だぞ。そこでビール見ながら試合見て、0-5で負けたんだ。極寒だったぞ。それでも皆ガマンしたんだ。でも、野球は4時間とか掛かるから、2時間できっちり試合の終わるサッカーと比べるのは微妙かな。
2)今後確実に来る宮城県沖地震の際に、避難所になる
これは大変ご立派。僕にはそんな考え思い浮かばない。でも、電気もガスも水道も停止したドーム球場内は、避難所と言うよりも迷宮じみてないか? まあこれに関しては理解できなくもない。
3)開閉式ドームがいい
この理由が一番おかしいと思うんですよ。福岡ドームの天井の1回の開閉には200万円くらいかかっています。それで宮城にそんなの作っても、絶対にお金なくて開閉しませんよ。いや、開閉できませんよ。
上記3点に加えて、近鉄の財政難の一端の理由を、すでに忘れている。「ドームの使用料」がそれ。確か大阪ドームの年間使用料は10億円でしたか。まだありもしない新規球団に、最初から(10億とは言わないが)巨額のドーム球場使用料を背負わせるのも、いかがなものか。
なんてことを思っていたら、本日付の河北新報にこんなことが書いてありました。
『アイリスオーヤマの大山健太郎社長は20日、仙台市青葉区の同本社で会見し、有志の地元企業で宮城野原公園総合運動場(宮城野区)に「宮城ドーム球場(仮称)」を建設する構想を正式に発表した。同日付で同社と東北電力、七十七銀行など6社をメンバーとする「ドーム球場建設協議会」を設置、構想の実現に向けて動きだした。』
随分具体的な話が出てるじゃないですか。しかし、この記事を読んで、僕が一番心配したのは
「ドーム球場が出来るか否か」
ではありません。
「アイリスオーヤマ」も「七十七銀行」も「東北電力」も、ベガルタ仙台のスポンサーなんですよ。いや~、なんか今シーズン終了後の、スポンサー契約の発表が、今から怖いです。
なので僕の考えは、宮城ドームを「西武ドーム」のように屋根を乗せてみてはどうか? です。ただしこれには、2点の問題があります。
1)屋根を乗せたら、宮城球場がガラガラと音をたてて崩れそう。
2)屋根を乗せたら、宮城球場裏のマンション↓

から、試合が見られなくなる。
試合の終盤に裏のマンションのベランダから、ビール片手に試合をみてる親父がテレビ中継に映ってこそ、宮城球場。
札幌円山球場だって、球場外の木に登って試合見れるからこそ、円山球場だし。もう円山で、プロの試合してないけど。
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October 18, 2004
日本シリーズの谷間に思う
「なんでプレーオフって、あんなに面白いんだろうねぇ」
週末、一緒に飲んでいた友人が、そんなことを言っていた。ここで言うプレーオフは、メジャーではなく日本のプロ野球のこと。恐らくではあるが、アテネ五輪のときにも書いたが、
「選手の本気度が違う」
と言うことがやはり大きいと思う。
「プロ野球」と言うのは不思議な競技で、年間140もの試合があり、優勝チームですら50以上の負けが存在するプロスポーツである。言い換えれば、「必ず負け試合が存在するスポーツ」である。昨シーズン、サッカーイングランド・プレミアリーグで、アーセナルが無敗で優勝したが、野球においてはありえないことである。
これはピッチャーの出来に左右されることが多いためで、そのため「ローテーションの谷間」とか「先発投手の乱調」とか、いろいろな理由で負け試合が存在する。逆手に取れば「負け試合をうまく作ること」が、プロ野球シーズンをうまく乗り切ることになる。と、確か誰かが言っていました。
アテネでの野球ドリームチームの戦いにしろ、プレーオフにしろ、今回の日本シリーズにしろ、「先発投手の谷間」だの言っていたら、一気に負けてしまう恐れが高い。1試合に1試合にかける選手の集中度合が高いため、その高い意識がファンの熱気につながり、いい相乗効果を生み出しているのだと思う。
逆にいえば、140試合と言う長丁場で、プレーオフ、シリーズ出場となれば、それ以上の長い期間、集中力を高く保つと言うのは、プロと言えど難しいわけで。それが出来るのが、イチロー選手のような「超一流」なのかなぁ、と考えていました。
ところで、西武×中日の日本シリーズ。
初戦は投手戦、2戦目は打撃戦と大いに盛り上がっているのですが、今日のスポーツ紙一面は「ゴジラ松井」でほぼ一色。まあ「5安打5打点5得点」ですから分かりますし、僕もしょうがないかなぁと思うのですが、日本プロ野球がいろいろありながらも盛り上がっている昨今。チョットだけ譲ってもらえないかなぁ、なんて思うんですけどダメでしょうか?
明日は多分、
「ソフトバンクがダイエー球団買収か?」
が一面でしょうけど、今年の日本シリーズ、どちらが優勝するにしても、10年以上前に西武ライオンズが味わった、
「宮沢りえ、高花田婚約」
に、全てスポーツ紙の一面をさらわれてしまう、と言うようなことと同じ事がないように願って止みません。
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October 17, 2004
クジは買わなきゃ当たらないが、買っても当たらない謎
「メモリーズオフ2nd」と言うギャルノベルゲームに、「飛世巴(とびせ ともえ)」さんと言う方がおりまして。
この人の、作中でのあだ名は「ととちゃん」と言います。ゲーム中では、「ととちゃん」とか「とと」とか呼ばれます。この人を見るたびに、totoクジを思い出してしょうがありません。

浜辺でボール遊びの飛世巴さん
元・ベガルタ仙台こと、『ガタ仙台』が新キャンペーンを始めました。
「totoを買ってベガルタ仙台を応援しよう」
がそれです。
リンク先を見ていただければ分かりますが、「toto Vegalta Sendaiカード」で、「toto」クジもしくは「totoGOAL」クジを購入すると、その売上の1%がベガルタ仙台に還元されるそうです。
僕は年間20回ほどtotoを買いますので、これはカード会員にならなくては! とりあえずそう思い、パンフレットをしばらく見ていて、ふと疑問に思いました。
「1%って、いくら?」
例えば僕が、年間20回購入が毎回1000円だとして、これを次回以降毎回カードで購入したとしましょう。
「20toto × \1,000 × 1% = \200」
200円て! 仙台スタジアムに「ベガルタV募金箱」ってのが置かれてるけど、僕は毎年200円以上は募金してるぞ、間違いなく。それ以下かよ!
いや、冷静になって考えましょう。仙台市民が100万人いるのだから、
「200円 × 100万人 = 2億円」
ではどうだ? いや、そんなばかな。僕の周りでtoto買ってるのいないし、何より19歳未満はtoto購入禁止だ。もう少し専門的視点から考えてみよう。
前回のtotoの売上が約3億3千万円。J1が年間30試合だから、1年間でのtoto売上概算は、
「3億3千万円 × 30試合 = 99億円」
になる。おぉ、すごい。
さらに、日本の人口を1億2千万人として、仙台市民は100万人だから、toto全体の割合から仙台市民のtoto購入分を計算すると、
「99億円 ÷ 1億2千万人 ÷ 100万人 = 8250万円」
になる。
さあ、8250万円の1%だから、…82万5千円?
僕の買う「自由席南」の前売りチケットが、2200円だから、
「82万5千円 ÷ 2200円 = 375」
だ。なんと、375人分のチケット収入が、totoクジから入ることになるのだ。ヤッター!って、
北沢タウンホールかよっ!
あ、試合は11位湘南に2-2引き分けで、名前も『ガタ仙台』のままで。
フロントと監督、選手側がもめてるっぽいし、なんかガタガタ。「名は体を表す」とはよく言ったものだ。僕しか呼んでないけどなぁ。
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October 11, 2004
プレーオフ最終戦のテレビ中継がないとは…
実質2度目の更新。
昨年の日本シリーズ。忘れもしない「王シュレット」の悲劇。
フジテレビのバラエティ番組の中で、ダイエー王監督の顔をウォッシュレットに見立てて、「王シュレット」などとやってしまったのが悲劇の始まり。ダイエー側の怒りを買ってしまったフジテレビは、日本シリーズの放映権を与えられず、最終第7戦はテレビ東京で中継されることとなった。そして、ダイエー×阪神の日本シリーズは最終第7戦までもつれこんだ。
結果、仙台にはテレビ東京がないため、日本シリーズ最終戦が見られなかったという悲劇。
しかし。まさか。よもや。
パリーグプレーオフ最終戦が、テレビ東京で中継されるとは…。
いやあ、悲劇。らんま1/2のエンディング風に歌うなら、「♪まさに ひ~げき」である。
今年のプロ野球、特にパリーグは合併問題に端を発し、1リーグ問題など揺れに揺れましたが、肝心の野球が面白かった。89~90年の混戦だった「熱パ、混パ」を思い起こさせました。
レギュラーシーズンは、ゲーム差が開いたものの、まさかプレーオフでこんなに面白い試合が連発されるとは思いませんでした。
9時過ぎから、ダイエー×西武のyahooのプロ野球速報を、延々リロードしていました。
日本ハムとロッテの3位争いに焦点が集まり、1位だったダイエーがテレビ的に割りを食ったり、プレーオフでレギュラーシーズン2位だった西武が優勝したりと、まあ気になることはあります。が、シーズン最後の最後まで盛り上がったので、結果的に良かったのではないかと思います。
Jリーグも、優勝争いよりも、よっぽどJ2降格争いのほうが白熱しますしね。
でもダイエー、そしてダイエーファンは、4ゲーム差以上あって1位をとったのに優勝逃がしたので、チョット気の毒かも。でも今年は、そういうルールでしたので。
勢いで見るなら西武だけど、中日の堅実な野球も確実で強いし、日本シリーズもこの調子で面白い試合を見せていただきたいです。
でも出来れば、テレビ東京の中継は無しにしていただきたく。
もしくは、テレビ東京をスカパー!で配信してください。
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October 08, 2004
野球で子供に出来ることを、まず大人がやらなきゃ
子供の頃の記憶と言うのは、ただただ純粋であるからか、深く、鮮明に刻み込まれるものだ。
まだ会社の事務所が存在していた時期、野球好きな面々と飲んでいるときに、「あなたの中の巨人のキャッチャーは誰?」と言う質問をしてみた。
ある人は「有田」、ある人は「大久保」と答えた。ちなみに、僕の中の巨人軍のキャッチャーと言えば、「山倉」以外にいない。いずれも子供の頃にテレビ、球場で見かけた選手の姿が、深く心に刻みこまれているからであろう。
同様に、僕の中の1番バッターと言えば「青い稲妻・松本」であり、4番バッターと言えば「若大将・原辰則」以外にない。
原辰則。80年代~90年代のプロ野球シーンにおいて、この人のことを知らない人はいまい。巨人軍史上、4本の指に入る、4番バッターとしての在籍試合の多さ。そしてそのチャンスにおける凡退の多さは、当時子供だった僕の記憶に、鮮明に刻み込まれている。
こんなことがあった。
あれは僕が子供の頃に行った、宮城球場での巨人戦。初回からチャンスの回って来た原選手は、内野ゴロで凡退した。次の打席、やはりチャンスで打順の回って来た原選手は、やはり内野ゴロで凡退した。原選手がチャンスに弱いのは、当時の子供なら分かっている。だが、子供時代の僕が怒ったのはそんなことではない。
原選手は、内野ゴロを打った後、2回とも1塁までタラタラ走ったのだ。
僕には、それが許せなかった。僕はクラブなどで野球を習ってはいないが、小学生の頃、まだ空き地の多かった時代に、放課後クラスメイト達とよく野球をしていた。そのとき散々言われたのが、
「内野ゴロでも、全力で走れ」
だった。
内野ゴロでも、全力で走ればセーフになるかもしれない。相手が焦ってエラーするかもしれない。だから全力で走れと、少年野球を習っていたクラスメイト達によく言われたものだった。だから、子供でも出来るようなことを大人の、しかも球界の代表チームである巨人の4番打者が行わないことを、凄く腹立たしく思った。
その後、その試合の第3打席。やはりチャンスで打順の回ってきた原選手は、やっぱり内野ゴロだった。
でも、その打席は1塁まで全力で走ってくれた。「そう、それでいいんだ。アウトになっても、それならいいんだ」 変に納得したのを今でも覚えている。その試合が勝ったか、負けたかはさっぱり覚えていない。ただ、その原選手のプレイだけは記憶に刻まれている。
イチロー選手が、メジャーリーグのヒット年間本数新記録を目指している時期、アメリカのマスコミの人間でイチロー選手を批判していたマスコミがいたのだそうだ。曰く、
「内野ゴロばかり量産している選手」
と言うことなんだそうだ。
確かにヒットと言えば「クリーンヒット」と言う単語があるように、三遊間を綺麗に破るヒットや、一塁線を痛烈に破るヒットなどは見ごたえがある。
でもね。
内野ゴロで、たかが内野ゴロでだ。「アウトになるか、セーフになるか」と言う、ドキドキ感を味あわせてくれるのだから、これこそプロのプレイと呼べるのではなかろうか。
今の子供達は、プロ野球界のイヤな側面を見せられているかもしれない。でも、プロ野球のストと言う悪い側の歴史的イベントが行われた年に、イチロー選手の歴史的偉業が見られたのだから、野球好きな子供達は素敵な思いが出来たのではないだろうかと思う。
宮城県にプロ野球新球団が本当にできるのならば、たとえ弱くてもいい。数年後に優勝とか、そんなの全然狙えなくても構わない。ただ、そのような「プロ」のプレイを見せてさえくれれば、それだけでいい。僕はそう思う。
あ、蛇足ながら、僕は凡退続けて続けつづけた原選手は、好きな選手でした。
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October 03, 2004
「飛龍革命」からJ2残留を無理やり学ぶ
1988年4月、沖縄での新日本プロレス大会後。控え室で師匠・アントニオ猪木に異議を唱えた、炎の飛龍・藤波辰巳(現・辰爾)の行動は「飛龍革命」と呼ばれ、その年プロレス界に(若干の)ムーブメントを巻き起こした。

後年の藤波辰爾さん
そして88年8月8日、IWGPヘビー級王者となった藤波は、チャンピオンとして師匠・アントニオ猪木の挑戦を受けて立つこととなった。そしてこの一戦は、当時すでにテレビ朝日を退社しフリーとなっていた、古館伊知郎アナをわざわざこの一戦のために迎えて、放映された。
全てにおいてお膳立てされたようなこの試合は、事実上の「アントニオ猪木引退試合」と戦前思われていた。しかし試合は、60分時間切れ引き分けに終わる。引き分けなので王者の防衛なのだが、藤波は「猪木と引き分けたことで猪木と並んだ」と言う見方と、「藤波は猪木に引導を渡せなかった」との2つの見方があった。
当時のマスコミの見解は覚えていないが、これだけお膳立てされた状況での引き分けは、確かに後者の印象が強くなってしまうのは否めない。
ようは、「負けるならキッパリと」と言うことであろう。
J1昇格の可能性が、さっぱりと薄くなった土曜日。宮城スタジアムで元・ベガルタ仙台こと『ヘガタ仙台』は、目前の敵6位のアビスパ福岡と試合を行いました。朝起きて僕が新聞を読んで驚いたのは、そのテレビ欄。午後2時からこの試合を生中継するではありませんか。しかもそれだけではありません。解説には、昨年まで仙台の監督を努めた「清水秀彦氏」を迎えております。なんと言うことでしょう。
これはどう考えてもテレビ局側の「仙台への応援」ではなく、前述の88年8月8日のような「仙台へ引導を渡す試合」というようにしか、僕には受け取れませんでした。
それはそうです。今年のJ2開幕戦で横浜FCに0-4で破れて以来、地方の地上波で仙台の試合が流れることはほとんどありませんでした。それが突然この時期に、こんな豪華ゲストを招いての生中継。これはテレビ局側からの鎮魂歌(レクイエム)に思えてなりません。
宮城スタジアムは大変荒れた芝と、1万7000人の観客で仙台をお出迎えしました。そしてどう見ても怪しいPKで先取点を奪われ、一度追いつくも引き離され、1-2で福岡に破れました。まさに引導。まさにレクイエム。
名前は「ヘ」が抜けて、『ガタ仙台』で。またどんどん画数が減ってきましたなぁ。
まあキッパリ負けたので、分かりやすくていいです。
来週はJ公式戦は一旦お休み。天皇杯で佐川印刷とあたりますが、まさか、さすがに、負けはしないでしょう。でもレギュラーを休ませたら、案外コロッと行っちゃうかも知れません。これでコロッと行っちゃうと、来年の対ザスパ草津(予定)も不安が残ります。
とりあえず、来週はコロッと行かないように。集客はコロッとなっちゃうかもしれませんが。
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September 26, 2004
ジェツノート
ジェツノート。
そのノートに名前を書かれたチームは、そのシーズン必ずJ2に降格、またはJ2に残留してしまうと言う、恐ろしいノートである。正しくは「J2ノート」。そのノートを、とあるベガルタ仙台サポーターが拾った。
数日後、そのサポータの元にジェツ神が現れた。その神は、ジェツノートの元々の所有者である。サポーターは驚きつつも、ジェツ神にノートを開いて見せた。そこには、ベガルタ仙台以外の現・J27チームの名前が書かれていた。
「くくっ、こいつは驚いた。並のヤツじゃ、びびってここまでは書けねぇ」
そして、J1はベガルタ仙台だけになってしまい、試合も組めなくなってしまったため、J1は衰退。その後日本のプロサッカー界は、J2がメインとなり運営されていったと言う。
そんな恐怖話。
動揺してます。冒頭からこんな創作話を書いてしまうくらい、動揺してます。
9/23(木)に「残り全勝」と、大々的に書いておきながら、元・ベガルタ仙台こと『ヘガレタ仙台』は、本日ホームで2位大宮アルディージャに0-1で負けました。これで2位との勝ち点差は13。3位の山形との勝ち点差も10に開きました。いやあ動揺。
まあ数字上まだ可能性は残っていますが、今期の昇格はほとんど0といっても過言ではないでしょう。大宮や山形が3連敗、4連敗する可能性は確かに残っている。だけども、それ以上に仙台が3連勝、4連勝することのほうがはるかに、はるかに難しい。思えば、01年から03年は、昇格争いと降格争いで毎年11月までヒートアップしていましたが、今年は随分と早く9月でヒートダウンしてしまうことになろうとは。
JリーグがJ1とJ2に分かれる際、降格争いの真っ只中にいたコンサドーレ札幌。たしか試合終了間際のロスタイムで、0-3だったにも関わらず「まだ勝てる!」って、本気で応援していたサポーターがいたっけ。僕はあそこまで本気で信じて、応援することは出来ないなぁ、と改めて思いましたよ。
名前は「レ」が一格消えて『ヘガタ仙台』で。
とりあえず当面の目標は、J1復帰とか大きなことは言わないで、名前を元に戻すこと、得失点差を0に戻すことから始めましょう。冷静なところで、上との勝ち点差よりも、8位の横浜FCとの勝ち点差の方が近いわけだし(勝ち点8差)
まあ順位的には、真ん中より上狙いで。
一応断っておきますが、今シーズン応援を辞めた、と言うわけではありませんので。ちゃんと残りの試合も、仙台スタジアムに足を運びますよ。ただ昨年(11/24)のように、
「J1昇格出来なかったら、『ギャラクシーエンジェル』のDVDを2本買う!」
とか強気な気持ちは持っていませんよ、と言うことです。
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September 23, 2004
未確定なプロ野球チームよりも、仙台市民はまずサッカーでしょ
まんが「修羅の門」の終盤で、主人公の陸奥九十九さんへの挑戦権をかけて、ライバルである片山右京さんと海堂晃さんがお互いに戦いに趣くシーンがあります。両者とも陸奥と戦いたい。だが、まず目の前の相手を倒さないことには、戦うための挑戦権を得ることが出来ない。そんな描写で、このマンガは締めくくられています。
上を狙うためには、まず目の前の敵を倒す必要があるもので。
キャラバン中、僕の知らぬ間にサガン鳥栖との試合を終えた、元・ベガルタ仙台こと現・『ヘガノタ仙台』は、2-1で最終クール4順目初戦を勝利で飾りました。しかし負けが許されない、デスゲーム。負ければ即、昇格争いから脱落です。選手の誰かが言いました。
「これからは、毎試合トーナメントのつもりで勝ちに行く」
まずは、J1昇格トーナメントの初戦突破、と言うところでしょうか。そして本日、ヴァンフォーレ甲府との試合が行われました。
本日試合前まで、仙台と甲府はともに「勝ち点50」で並んでいます。首位は無視して、2位の大宮までの勝ち点差は7。もし大宮が勝って仙台or甲府が負ければ、負けたチームは残り9試合で勝ち点差が10に開いてしまう、絶望的な状況。
そう、つまりこの試合は、J1昇格を目指すための挑戦権獲得試合だったのです。
仙台は、今週末日曜にホーム仙台で2位大宮を迎え撃つ予定です。ここで連勝し、ホーム大宮戦に勝てば、一気に昇格圏内へと、浮上できるはずです。
それに負け! 1-2で負け! 仙台は甲府に負け! トーナメントは2回戦敗退!
あーもう! もう! もう! もう! もう! もう!
なんなのさ! ぼく、桃太郎のなんなのさ!
いやまあね。まだ可能性はありますよ。勝ち点差10ですけどね。まだ可能性はありますよ。仙台が残り全勝して、大宮が3敗1分けする、って言うのが条件ですけどね。まだ可能性はありますよ。
僕は最終クールは「10勝1敗」か「9勝2分け」なら、可能性あると思ってましたので。でもまあ、分かりやすくなりました。
残り全勝。9試合全勝。
それだけ。幸い、日曜の相手は昇格争い最大の障壁、大宮ですから。勝てば繋がる。負ければ終わる。分かりやすくていいじゃない。
プロ野球チームが仙台に出来るかもしれない。それは地元民として、大変喜ばしい事だ。だけどもまず、いまだ存在しないチームよりも、目の前のチームを応援するほうが大事でしょ。ね?ね?
名前は…得失点差-3は変わらないので、『ヘガレタ仙台』でいいや。でいいや? まあいいや。
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September 22, 2004
とても楽天に黙っていられない
とりあえず、キャラバンの話は昨日までで一旦締め、と言うことで。
まあ実際道中に起こったことを書き出すと、1ヶ月くらいはネタが続くと思うのですが、そればっかり書いてるのもどうかと思いますので。
で、今日はあまりにもかけ離れた話を書くのもなんなので、ゲームの話でも書こうと思っていたのですよ。
そうしたら、変な話が入ってきましたね。楽天さん、仙台に新球団ですって? いやはや、IT企業だからって、話の展開すばやくすれば良い、と言うものではありませんよ。大阪は?長野は?どうするおつもり?
僕が子供の頃に思っていたプロ野球って言うのは、セリーグが関東、パリーグが関西、のイメージだったんです。
「おいおい、阪神も関西だし、広島、中日もあるじゃん」
と言う意見は当然あるでしょう。
でも、巨人、ヤクルト、横浜の3球団は東京と神奈川にフランチャイズがあります。半分が関東圏の球団です。
対して、パリーグ。僕の子供の頃(80年代)は、近鉄、阪急、南海がありましたので、半分が関西の球団。ですから、東北は仙台に住む子供が、そのような偏った考え方を持ったとしても、全く不思議ではないでしょう。
で!
楽天の社長さんのコメント:「球団が東北に無いことと、野球に対する情熱が高いこと」
それは大変ありがたい。仙台に住むものとして、よもや2つの企業が仙台市にプロ野球を誘致するような状況が来ようとは、一体誰が想像できたでしょうか。しかし、それとは別にどうしても引っかかることがあります。楽天の社長さんは、東北に球団が無いことを理由の一つに上げています。
じゃあさ、
大阪府からプロ野球チームがが無くなるのは構わないわけ?
確かに阪神タイガースの人気が突出しているのは分かる。本拠地は兵庫県の甲子園のクセに、優勝してファンが飛び込むのは大阪の道頓堀だ。それは分かる。分かるが、本当にそれでいいのか?
僕は仙台市民だから、大阪の事情には疎い。
でも、上手く言えないけど、なんか悲しい。
とりあえず、肝臓は「E評価」で要再検査だけど、飲んで寝ます。
皆さま、良い祝日を。
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September 17, 2004
宮城に新球団誕生するのか?と言うのを水島新司マンガから考えてみる
明日からキャラバンだってーのに、こんなおいしい話題出てきたんじゃ、振らないわけにいかないですな。
僕の好きな雑誌「Number」の今週(隔週ですが)の表紙は「ドカベン」です。イラストです。普段は選手の見事なフォームの写真などが表紙を飾る雑誌ですが、今週はドカベンです。テーマは「ガンバレ、ガンバレ、野球」
興味深い記事が多い中、やはり気になったのは水島新司先生のインタビュー。野球マンガを40年ほど書いている水島先生が、どのようなことを話されるのか。その中で先生は、
「四国に球団を作り、4県で球団を運営する。開幕戦は4年に一度の持ち回り。四国は野球王国。野球人気が高く、高校野球も強いチームがいる。チームを増やすべき」
と力説されています。四国の土地柄、地域性などをお好きな様子です。
今連載中の「ドカベン スーパースターズ編」では、四国(と東京)に新しい野球チームが誕生した、と言う設定で書いていますので、まさに先生自身の考えをペンに託して原稿を描かれている、と言う事だと思います。
ところで。宮城県仙台市在住で、ドカベン~大甲子園を全巻読破した者の偏った見方として、水島先生はもう一つ好きな地域があるのでは無いか?と以前から思っておりました。それは、東北地方です。
例えば、ドカベンで山田1年生のときの決勝の相手は、福島県のいわき東高校ですし、明訓高校を作中で唯一破ったのは、岩手県の弁慶高校。大甲子園では、2回戦で青森県のりんご農園高校が、明訓を苦しめています。さらに、作中の3代目監督の大平さんは岩手出身ですし、さらにその息子の洋くんは、岩手代表投手として甲子園準決勝で明訓と戦っています。
まあ、とは言っても、実際のところは分かりませんし、実際の高校野球でなかなか勝てなかった東北勢に花を持たせたい、と言う気持ちが合ったのかもしれませんし、僕の考えすぎかもしれません。
でも、東北地方もそれだけ野球人気の高い地域である、と言う認識を水島先生が持たれていたとしても、不思議ではありません。
宮城球場をフランチャイズとした新球団の設立構想を、ライブドアが発表しました。多少のことにビビッたり、たじろいだりしない僕でも、さすがに驚きました。会見した宮城県の浅野知事が、随分ノリノリに見えたのは、はたして僕だけでしょうか。
野球人気はありますので根付く可能性はありますが、やはり気になるのは宮城球場の老朽化。僕が嫌なのは、外野席のトイレ。男子トイレしか入ったこと無いですが、小便器が無いんです。タイル張ってあって溝があるだけなんです。これはつらい。幼少時より「汚いトイレだなぁ」と思ってました。
ちなみに、国土交通省の空中撮影マップで、昭和50年ごろと、昭和59年ごろを見てみると、昭和50年の段階で、随分老朽化しているのが分かります。大きくしてみてください。
大阪ドーム見学してきた堀江社長が宮城球場見たら、泣いて逃げ出しちゃうかもしれない。それくらいです。
とか書いてたら、プロ野球がスト決行決定しちゃいました。
数十年にわたって溜まった膿を、数週間で決着して改善させると言うのは、やはりどんなことであっても難しいことなのでしょう。とりあえず、今後プロ野球が今以上に良くなるための産みの苦しみ、と言う事だと思います。僕は古田選手会長を支持します。ストはやだけど。
さ、キャラバンの準備に入りますので、今日はここまで。
週明けは、勝利の美酒に酔いしれる僕がお出迎えいたします。
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September 13, 2004
中キックキャンセル大ピンチ
挌闘ゲームのルーツ、と考えて「アーバンチャンピオン」まで遡ると収集つかないので、とりあえずストリートファイターIIくらいに設定して話を進めましょう。
ストIIでは「コンボ」と言う連続技がありました。上級者になればなるほど、高度なテクニックを使った連続コンボを使用できたりしました。でも、相手がダウンしても、起き上がりを待つだけなんですよね。何か物足りない。ヴァンダレイ・シウバさんのように、相手が気絶していても殴りかかり、蹴り飛ばし、顔を踏み潰すような、そんな戦いにはならない。
これが挌闘ゲームでは、バーチャファイターで進化して「ダウン攻撃」が出来るようになりました。倒れた相手への追い討ち。これはひどい。倒れてる相手に対して正拳突き、エルボードロップ、ギロチンドロップ、挙句にフットスタンプと、相手が倒れているのをいい事にやりたい放題です。
やはりこう言う「追い討ち」攻撃は、相手に対して強力なダメージを与えます。
『ヘガノタ仙台』が最下位札幌に敗れた翌日。僕は昼頃実家に顔を出しました。すると両親は、なにやらお出かけのご様子で、いそいそと外出の準備をしていました。聞くと、親戚のおじさんが腎臓が悪くて入院したので、様子を見てくるとのこと。
知っている人が病気で入院、と言うのはチョットダメージ。少しのけぞる感じ。
母親が思い出したように僕に言います。
「そういやあんた、ベガルタ昨日負けたんだって?」
ぐはぁ!! 大ダメージ。
昨日の夜、お酒の力と友人らとの団らんで、そんな嫌なニュースすっかり忘れていたのに。
さらに母親は続けます。
「しかも最下位相手に。」
ゲボォ!! 大ダウン攻撃。
カウンターのスプラッシュマウンテンを喰らった上での、雷電ドロップに悶絶です。いいよ、もう。終わった事だし。
父親が付け加えます。
「なんだい、ベガルタ。ずらもんだなぁ」
なんだ、ずらもんって? ダメージ0。投げ抜け成功。
そんな両親のベガルタ考。
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September 12, 2004
やっぱ、世の中そんなに上手くことが運ぶわけない
J2も佳境に入った第3クール最終戦。
元・ベガルタ仙台こと『ヘガルタ仙台』は、得失点差0と(ここのHP上だけの話では)チーム名の復活をかけて、最下位のコンサドーレ札幌と対戦しました。
ここまで1敗1分けと分の悪い相手に、序盤から積極的に攻めまくり、結果2-0で快勝! 遂にチーム名が『ベガルタ仙台』に復帰しました!
さあ、勝負の最終第4クールに入ります。ここからが本当の勝負です。
と、以上が先週の京都戦を終えた段階での、僕の中にあった今週分の日記の構想。
やはり長文になることが多いものですから、日記を書く前には頭の中である程度構想を練ります。まんが家で言うところの「ネーム」ですね。これを切ります。そしてそれを踏まえた上で、資料を漁ったりしながら日記を書きます。
なので、先週のギリギリでの仙台の勝利は、今週の札幌戦での快勝を予感させるものでした。なので、冒頭のような書き出しが頭の中にあったわけです。この1週間。
ところが、僕は大事なことを忘れていました。僕の応援しているのは、そんな安定感のある強豪チームじゃなかった。いつも安定感無く、サポーターをドキドキハラハラさせてくれる、緊張感に溢れたチームです。そんな大事なことを忘れて、浮かれてネームを切るようでは、まだまだ日記書きとしては下っ端もいいところです。恥ずかしいです。
つーか、ここで負けるなよ、ウラァ!!
仙台は、最下位札幌に0-1で競り負けました。
相手の札幌は、今シーズンのホーム戦はなんと約半年振りの勝利だそうです。そしてその半年前、ホームで勝った相手チームも仙台でした。
今シーズンの札幌は、まだ4勝しかしていません。そのうち2勝は仙台からの勝利です。反対に札幌は、すでに今シーズン20敗しています。でも仙台は1度も札幌に勝っていません。すっかりお客様です。おいでませ札幌。
いくら「水曜どうでしょう」で、宮城勢が北海道から恩恵を受けているとは言え、そんな恩の返し方は無いだろう。
確かにミスターこと鈴井貴之さんは、同番組内の「喜界島に輪を描こう」の企画で、札幌のレプリカユニフォームを着て番組出演をしていたほどのコンサドーレサポーターだが、そんな恩の返し方は無いだろう。
プロレスラーがよく言うじゃないか。「あの人と試合して勝つことが恩返し」だって。そういう心意気を持て。でも、仙台の選手が北海道に恩を感じてなければ、恩返しの必要は無いのかなぁ。なんだかなぁ。
名前は「レ」が消えて、『ヘガノタ仙台』で。
順位は7位と変わらずとも、2位大宮との差は勝ち点7差に開きました。いよいよ崖っぷちを超えて、「崖から落ちそうになるも偶然出ていた木の枝に捕まって落下をなんとか食い止めてる」くらいまで来ました。
3年前の昇格時は、第3クール終了時点で首位に勝ち点4差の3位でした。今回はそれよりもはるかに状況が悪い。それでも、なんとか、粘ってお願い!
せめて、札幌に1回は勝って。お願い!!
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September 11, 2004
ああもう、なんかもう
川崎フロンターレのサポーターをしているお友達から、メールが届きました。
「選手ガチガチ サポーター空回り」
今日勝てば、川崎は2位以上が確定し、J1に復帰すると言う大一番でしたが、なんかスカパ!で見ていたら、大宮相手に0-3で負けていました。
ん? 何で仙台サポの僕が川崎戦を見ていたのかって?
仙台戦見てたら、はらわた煮え繰り返っちゃってさ、もう!!
何に対して煮え繰り返っているかは、また明日。今日はキャラバン準備が、佳境を迎えておりますので。
でもムカムカして、あんまり準備が手につかないんですよね。
ああもう! なんかもう!!
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September 10, 2004
プロ野球よ、マンガを見習ってみないか?
さて、今週も仕事はイヤになるほどガッチリと、日記は相いも変わらずまったりと過ごしてきましたが、週末ですし触れておきましょうか。プロ野球。
9/8に来期はセリーグ6球団、パリーグ5球団で開催されることが発表され、「ストか!?」と言う話題で持ちきりでしたが、とりあえず今週末のストは回避されたようで一安心。
子供の頃に「夕焼けニャンニャン」を見ていて、
「今日は国鉄がストで、学校が休みだった会員番号○○番の○○です」
なんて言うオープニングトークを見て、
「東京ってところは、ストで学校が休みになるのか。いいなぁ」
なんて思った経験を持つ僕ですが、実際大人になって考えると結構大ゴトですね、しかし。
とりあえず「試合数がセパで違ってどうの」とか「交流試合はどうの」とか、そんな話はしませんよ。そう言うのはコミッショナーや専門家に任せておけばいいのです。個人経営の日記らしく、ここは「まんが」の観点からチョット考えてみることに致しましょう。
ざっと調べてみた限り、セリーグは1953年、パリーグは1957年を最後に「奇数」でのリーグ戦は行われていないようです。(お時間のある方は日本プロ野球機構年度別成績をチェックしてみてください)
昭和歴だと、昭和28年と昭和32年ですか。長嶋茂雄氏がデビューした年が昭和33年、王貞治氏がデビューの年が昭和34年ですから、昭和どころか日本プロ野球界を代表するこの両名ですら、奇数でのリーグ戦を実体験したことがない、と言うことになります。
つまりリーグ戦は余るチームのない、偶数で行われるのが理想的ということが、この段階で分かっていたはずです。それでも来期からはパリーグ5チームでやると。はあ、そうですか。
さて、散々ここで例えに出しているまんがの「ドカベンスーパースターズ編」も、2球団増やして8チームで今期は試合を行っています。じゃあセリーグで架空のチームが増えたマンガは?と言うと、あえて水島新司先生の作品を外し、個人的観点で言えば、「すすめ!パイレーツ」があります。
天才と呼ばれる江口寿史先生のまんがで、架空の「千葉パイレーツ」をメインに話が進む野球&ギャグマンガです。ちなみにほとんど知られていませんが、このまんがには「東海イーグルス」と言う、パイレーツのライバルチームがあります。なので、作中ではセリーグは8球団でシーズンが進みます。まあギャグマンガなので、優勝争いのシーンなんて、ほとんど皆無ではありますが。
オリジナルのチームをプロ野球で活躍させようとするまんがでさえ、チーム数が偶数と言う不文律を守っているのに、見本となるべきプロ野球界がそれを破ってしまうのは、やはり見る側としては残念。確かに毎年40億円もの赤字のチームをもう1年継続させろ、と言うのは難しいかもしれませんが、その割りに新規参入を訴えた会社の話も聞かない、と言うのは、日本スポーツ界のトップとしては、随分と器量が狭くていらっしゃる。
まあ、まだ二波乱くらいありそうですし、今しばらくは見守ることとしましょう。
ちなみに蛇足ですが。
個人的に唯一オリックスブルーウェーブが「これだけは先にやっておいて良かったね」と思ったことは、「ブレーブス」を「ブルーウェーブ」に名称変更していたこと。だって来期から「オリックスバッファローズ」になるんでしょ? 「ブレーブス」に愛着を持っているファンの方々だったら、またさらに揉めてましたよ。
個人的に見つけた光明はそれくらいかなぁ。
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September 05, 2004
緊迫感のある試合なのは間違いない
友達が言っていたのか、友達の会社の人間が言っていたのを股聞きしたのか忘れたが、面白い例えがあった。
「プロレスは実力が拮抗していると面白くなるけど、格闘技は膠着が増えてつまらなくなる」
まあPRIDEのトップどころは強さが抜きん出ているので、そんなことは少ないですが、昔古館アナは、居合の達人の実況を行った際に、双方ともに微塵も動かないので大変困った、というお話をされていたことがあります。
例えばこれがプロ野球の首位攻防戦であれば、やはり拮抗した緊迫感のある投手戦になると思われますが、サッカーJ2の2位争いの場合には、あまり当てはまらないようで。
僕が神戸出張している間に行われた、7位の元・ベガルタ仙台こと『ヘガルク仙台』と、2位の京都パープルサンガの試合は、随分ゴールネットが揺れる試合となりました。
スカパ!の録画を見ておりましたが、前半は京都が先制するも、仙台が怒涛のゴールラッシュで3-1で逆転。これですんなり終われば普通のチームですが、仙台にそんなもの求めてはいけません。と言うか、仙台サポーターは2点リードしたくらいで、安心して試合を見るようなことは致しません。
後半あっさり1点返され3-2に。劣勢の続く中67分、遂に仙台に退場者が出て10人に。「いつもの負けパターンだー!」「やべー!もうダメだー!!」とテレビの前の僕が思っているくらいですから、スタジアムで生観戦していた人たちは、絶叫に継ぐ絶叫だったことでしょう。
しかし、仙台のエース佐藤寿人選手が80分にゴールを上げて4-2に。「もう逃げ切ってくれ~」と願うサポーター。しかし、これで終わったらやはり普通のチーム。仙台は最後まで盛り上げます。いや、勝手に盛り上げてくれます。3分後にまた失点し4-3に。実況のアナウンサーは「すさまじい打撃戦になっています」と言っていますが、はたしてその例えは正しいのか? 疑問に思わずにはいられません。
結局そのまま4-3で逃げ切りましたが、サッカーの試合は拮抗すると大量得点になるものなのでしょうか。サッカー歴の浅い僕には、まだまだ知らないことがいっぱいです。
それでも勝利で、名前復活までは近づきました。
困ったことに、4点分の名前を足すと画数が増えすぎてしまうので、『ヘガルク仙台』の「ク」に一画「`」をつけて「タ」が復帰。ついに『ヘガルタ仙台』まで名前が戻りました。
名前復活まで、あと二画。来週の第3クール最終戦で名前が戻るのか?
あと全然関係ないですが、大ピンチのまま鳥栖スタジアムを満員にするキャンペーンを行っていた、サガン鳥栖ですが、先日の福岡戦で9565人の観衆を集めたそうです。満員までは届かなかったものの、平均の約3倍の観衆が集まったようです。いろんな意味で、比べ物にならない緊張感がありますので、頑張っていただきたいと思います。
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September 01, 2004
めざせ冒険家
昔、「北尾」さんと言う横綱の方がいらっしゃいまして。四股名は双羽黒さんでしたか。親方の奥さんを張ってちゃんこがまずいと部屋を飛び出し、プロレスラーになったのもつかの間「八百長発言」をして解雇になり、その後「スポーツ冒険家」になられた方です。
素敵な響きですね、スポーツ冒険家。まあその後、武輝道場と言う格闘技の道場を開くのですが、それについては一切触れずに本題。
プロ野球の合併問題に関して、どんどん大変なことになっていますが、これに関して僕が主に仕入れている情報は、テレビ、新聞、ラジオがメインです。その中でもラジオを聴いていると、なぜか「スポーツ評論家」を名乗る方が、合併問題に付いて触れています。別に「スポーツ全般」を扱っている評論家の方なのでしょうから、触れる分には構わないんですが、聞いていて気になったのが「Jリーグのように、プロ野球も市民型に移行したほうがいい」と言う意見。
本気か?
2002日韓ワールドカップ後も、Jリーグの集客がドカンと伸びた、と言うことは別にありません。確かに若干の上積みはあるでしょうが、集客のあるのは主に日本代表の試合のときのみ。J公式戦は、1も2も関係なく集客は苦戦を強いられています。
僕の地元・ベガルタ仙台(当HP現・ヘガルク仙台)も、集客で言えばJ2屈指の動員数を誇りますが、累積赤字は未だに20億円を超えたままです。そんなチームがゴロゴロしているJリーグ。「市民参加型」って言うのは裏を返せば「参加者が無い場合立ち消え」になってしまうシステムです。
そんなのに移行しろというのは、「スポーツ評論家」を名乗るのもおこがましいのではないかい? そんな冒険した発言をするんであれば、キミ達は明日から「スポーツ冒険家」を名乗ったほうがいい。今なら、世界で1つだけの花になれるよ、多分。
だからこの場合、例えが悪いです。「Jリーグのように」ではなく「広島東洋カープのように」と言ったほうが、正しいと思います。プロ野球なんだし。
読売新聞の記事によれば、広島カープの昨年度決算は5000万円の黒字だそうです。ただし、これは選手の年俸を押さえたり、選手のFA件を基本的に認め、流出も仕方がない、と言った経営方針で始めて達成できる額だそうです。
つまり、プロ野球の経営を全て広島風にすると、ああいう地味目なカラーの球団(ファンの方すみません)を、12球団そろえることも可能だと思われます。ただそうなると、やっぱりプロ野球全体の集客が落ちそうな気がするのは、僕だけかなぁ。それをカモフラージュするために「Jリーグのような」と言っているように思えてならない。そんなスポーツ評論家。いいよ、みんなスポーツ冒険家になりな。
ちなみに、広島カープもこういうスポンサー探しの活動をきっちり行っています。やっぱりプロ野球といえど、こう言う地道な作業が実を結ぶんですよ。でも1試合平均13355人って、ベガルタよりも平均で少ないのね。やはり心配。
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August 30, 2004
復活は近くも復帰は遠く
昨日、日記に上げたムービーの話は、おいおいフォローすることにしまして、例のチームのお話を。
ソロモンに帰ってきたのがアナベル・ガトーさんなら、今週、横浜市三ツ沢公園球技場に帰ってきたのが、元・ベガルタ仙台こと『ペガ仙台』です。
思えば今年3月のJ2開幕戦。初戦のこの球技場で0-4で敗れて以来、低迷を余儀なくされた仙台。その不甲斐なさに業を煮やし、うちの日記では得失点差分を名前から引いていった結果、一時は「名称消滅か?」と言うところまで来ましたが、何とか現在は7位で留まっています。
そして先週の水曜日。地元仙台で湘南相手に(内容はともかく)4-1で快勝し、得失点差も-3まで来ました。一時期は得失点差-15まで開き、名前も『ヘノノクL(エル)』と、元が「ベガルタ」であることすら分からないようになってしまいましたが、ようやくここまで来ました。
そして相手も場所も開幕戦と同じ場所。ここで大勝して一気に得失点差0!名前復活!と行きたいところでしたが…。
あいにく台風の影響により、東京・神宮球場の野球が雨天中止になるような天候。当然横浜にも影響が出ます。画面を通してもはっきりと分かる強い雨。この雨がいい方向に転がる場合と、悪い方向に転がる場合があるのですが、双方ともに悪い方向に転がりました。自然界のバランスとしては不自然なはずですが、台風でこのバランスも崩れてしまったのでしょう。結局0-0でスコアレスドロー。引き分けなり。
こうなると2位集団からも離されてしかるべきなのですが、2位の福岡が負けて、他の集団チームもごちゃごちゃしまして。前節まで2位への勝ち点差は6だったのですが、なぜか1縮まって2位への勝ち点差5になりました。どうやら悪運はかなり良いようです、このチーム。
名前は、「ペ」の「。」が消えて「ル」と「ク」が復活で、『ヘガルク仙台』になりました。もうちょい、もうチョットで名前復活です。
でも次の試合はホーム仙台ですが、現在2位の京都が相手なので、やはり苦戦は必死。大体今シーズン2戦目で、僕の目の前で0-5って試合をやってくれた強豪が、京都です。僕は週末なのに神戸出張のため、試合を見に行けませんので、応援に行かれる方は、会場で美味いビールを飲んでいただきたいものです。
寒い気温と寒い試合は、ビールがまずくなるので勘弁。
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August 26, 2004
来年はまともに開幕するのか?
個人的に、どの競技の誰よりも注目していた、レスリングの永田克彦選手が予選敗退してしまったので、僕の中ではそろそろアテネ五輪は終わりです。
アテネ五輪でうまくカモフラージュされていましたが、プロ野球の1リーグ制への移行話は淡々と進んでいます。少し前に、1流のヒールオーナー・渡辺恒夫氏が退陣したことで、混迷の度合を増していましたが、ここにきて選手会側が法的手段の準備を整えるなど、さらにドロドロした展開になっています。
個人的にずっと気になっていたのが、漫画家の水島新司先生。昭和40年代から高校野球とパリーグ中心で野球まんがを書いており、特にプロ野球を舞台としたまんがでセリーグだったのは、ヤクルトスワローズを舞台とした「虹をかける男」くらいで、しかも終盤には相撲を取ったりしていたので、いまいちセリーグ臭のしないまんがでした。
そんな水島先生は今年から「ドカベン・スーパースターズ」を週間少年チャンピオンで連載してます。これはパリーグに架空の2球団、東京スーパースターズと四国アイアンドッグスが今年から新加入し、8球団でパリーグが運営されているというもの。しかもこの連載が始まって早々、近鉄とオリックスの合併が浮上したものですから、僕はずっと注目していました。そうしたところ、さすがは水島先生。凄い展開を用意しておりました。
開幕戦の東京と四国の試合を、先週まで引っ張ったのです。普段であれば、序盤のペナントレースの状況を説明し、オールスター戦でドカベン選手を散々活躍させて後半戦、と言うパターンでしたが、今年は延々と開幕戦。このあたりに水島先生の葛藤を感じずに入られませんでした。
そして今週から、岩城や山田の所属する東京スーパースターズが、地元にダイエーホークスを迎え撃つ状況となりました。今年のペナントの話は一切出てきません。そしてそんな状況の中、王監督(まんが作中)は、一人つぶやきます。
「今年はパリーグが2球団増えて、大成功だ。東京スーパースターズは、パリーグの巨人になれる」
よりによって王監督(まんが作中)に言わせてしまいましたか。水島先生の心の葛藤が見受けられます。9月のオーナー会議なんてまだ先と思ってましたが、来週からはもう9月です。プロ野球界、どうなるのか。
ところで、アテネ五輪の野球日本代表チームの戦いぶりは、すばらしかったと思います。今後一番問題になるとすれば、普段見せないヘッドスライディングや犠牲バントまでした選手たちが、シーズンに戻ると同時に以前と同じようなプレイに戻ってしまったら、やはりプロ野球は衰退してしまうのではないかと。
アテネ五輪での本気度がシーズン中にも繁栄されれば、例えチームが下位であってもファンは応援すると思うんですけどね。その辺どうなんでしょ。年間140回も本気出すのは、しんどいかしら?
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August 24, 2004
銅メダルの試合の前に綱引き4対4を
うちの姉は昔、芸能関係のゴシップ記事が好きで、よく読んでいた。「ゴシップ」と言うのは、噂話、ホラ話などの意味で、あまりよい意味ではない。要するに、予測して面白おかしく書いた記事、と言うことになるのであろう。
プロレスにおいてもこの手の話は枚挙に暇が無く、手を出したらキリが無いくらいだ。そんな中「暴露本」のような裏側を描いた本が売れていたりするのだが、コンビニに行ったら面白そうな本があったので買ってみた。「プロレススキャンダル事件史2」と言うものだ。その中で目を引いたのが、「ジャパンプロレス崩壊の裏側」と言う記事。
ジャパンプロレスとは、長州力率いる維新軍が新日本プロレスを離脱し、独立した際の団体である。新日から全日へ戦いの場を移し、そして3年弱で崩壊するのだが、その裏事情が当時の社長の話で掲載されています。その中でもっとも興味を引いた文章。
「アニマル浜口さんは、新日に戻ろうといっても、首を縦に振らなかった。国際プロレスが潰れて、拾ってくれた猪木さんを裏切って、ここを死に場所と決めてきた。ここがダメなら潔く身を引く」
「国際プロレス」と言う、70年~80年代の第3のプロレス団体が崩壊したのが、1981年。アニマル浜口さんは、そこの所属レスラーで、いわば職を失ってしまったことになる。そこで新日本プロレスに戦いの場を移したのが、同じく1981年。アントニオ猪木さんとの、理不尽な1vs3の変則マッチを組まれたのが82年。新日本正規軍対維新軍団・綱引き4対4の試合が行われたのが83年。
浜口京子さんは、そのとき4歳とか5歳だったわけだ。
プロレスの試合を見る上で、そんな個人の家庭の事情なんか当時も今も知ったことではありませんが、お父さんはつらい時代を頑張って娘さんを育てたんだなぁ、と思いました。だって会社(国プロ)が潰れたとき、娘は2歳ですよ。どうします? そこから紆余曲折を経て、浜口京子選手はオリンピックの舞台で世界3位ですから。
プロレスラーの晩年ってのは、淋しくなる人も多くて。当時ジャパンプロレスの親分だった長州力さんも、息巻いて新日本を飛び出して、WJってプロレス団体旗揚げして、1年で活動休止ですよ。憧れの革命戦士が。
だから、30ホヤホヤ小僧の生意気な意見かもしれませんが、こう言う年の取りかたが「幸せ」なのかなぁ、なんて、チョットおセンチになりました。
でも、浜口京子選手のあだ名が「ハマキョン」ってのは、僕的に認められねぇ。
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August 18, 2004
がんばれ、福島代表:聖光学院
今回のアテネ五輪は、日本選手にメダルの期待できそうな人、競技が多数あり、また実際に柔道の谷選手、野村選手の金メダルを始め、メダル獲得が多数あるため、見ていて大変楽しいです。
新聞も五輪一色ですが、地元・宮城県内版でも特集が組まれています。代表的なのがサッカーの今野泰幸選手と、バレーボールの大友愛選手。共に出身地は宮城県で、仙台市内の高校出身。卓球の福原愛選手も宮城出身ですし、こんな地方都市からでもオリンピックに行けるのかと、少し勇気付けられます。
そんな中、仙台市のほぼ真上にある宮城県富谷町から、銅メダリストが生まれました。水泳背泳ぎ100mの森田智己選手です。はっきり言って知りません。本人の努力無しにこの結果はありえないことなのでしょうが、失礼ながら、こんな田舎町からメダリストが生まれたのかぁ、と感心させられました。その心境をもっとも的確に答えていたのが、NHKのインタビューに答えていた見知らぬおばちゃん。
「森田君は3丁目町内会のほこりです」
どこだよ!どこの3丁目だよ! まあ、言いたいことはなんとなく分かりますが。
さて、より上を目指すために、若い頃から親元を離れて行うスポーツと言えば、代表的なものに高校野球があります。よく、「甲子園に行くのに、地元出身選手なんかいないじゃないか」などと中傷されますが、野球リトルリーグチームのコーチをしている人に聞いたところ、実際はいろいろあるようで。
特に、実力が似かよっている場合に、監督の好みなど実力以外でレギュラーが選ばれることもあるため、出場機会を求めて自ら地方に転出するケースも、最近では少なくないそうです。確かにこのようなケースが増えれば、野球の実力的な底辺のレベルアップも図れそうです。
でも、「他県の出身者が、地元代表で出ているのがどうしてもチョット…」と言う人も、中にはいるかと思います。地元宮城の、今年の夏の甲子園代表・東北高校は、大阪府出身のダルビッシュ投手がエースナンバーです。
「やっぱり地元出身者は難しいのかな?」
そんなことを思いながら、先日の東北高校の試合を見ていたら、興味深い事実に気が付きました。バッターの紹介のときに、出身中学校が乗っていたのです。
・八軒中学
おぉ、仙台の八軒か? でもどこにでもあるよな、こう言う地名。
・六郷中学
お、回りが広大な田んぼの六郷中か。がんばるじゃん。
・八木山中学
昨日もバス停前通過したじゃないか。
・西多賀中学
目の前じゃねーか。
次々に映し出される、仙台市内中学出身の選手たち。そういえば、横投げの真壁投手は宮城県大河原町出身だったな。やるじゃん、地元。頑張ってるよ。
東北高校、今日負けたけどな。
雨かぁ。それでも、言い訳しないダルビッシュくんは偉いな。去年甲子園まで決勝戦見に行ったけど、あれから1年楽しませてもらったよ。ありがとう。
とか書いてたら、柔道谷本選手金メダル。本当に凄いな、今年の五輪。
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August 16, 2004
夏にまだ少し
blogに日記を移行してから、気付いたこと。それは、休んだ日が一目でわかる、と言うこと。
カレンダーを見ると、抜けてる日が丸わかりですね。先週はお盆の休暇で1週間お休みを頂きました。ですので時間が不定期。それに加えて、オリンピックも始まりましたので、連日深夜までテレビを見る始末。そんな訳で、日記を書かない(書けない)日が増えてしまいました。
そうなるとどうなるか?
読者が減る? 答えはノンだ。正解は、「ネタがたまる」もしくは「ネタが腐る」です。日記なのにネタがたまると言うのもおかしな話ですが、それを突っ込むとこのサイトの意味を失ってしまうので、そ知らぬ顔をしていただきたく。かつて藤崎詩織さんの声優をされた金月真美さんは「♪夏にまだ少し早い季節~」と歌っていましたが、ここは「♪夏にまだ少しギリで間に合いそうな季節~」と言うことで、お願い致します。
そんな訳でまずは『ペカタ仙台』です。
先週、首位川崎にロスタイムで2点取り、引き分けに持ち込んだ勢いで、一気に上位に浮上したい、元・ベガルタ仙台こと『ペカタ仙台』は、水曜にAWAYで山形戦、土曜にHOMEで水戸戦と連戦を行いました。
川崎戦の勢いそのままに、山形戦は前半で2点をリード。調子のよさを見せ付けます。しかし相手は仙台より上位のチーム。早々勝たせてくれません。後半に3分間で2点を失い、終始押され気味のまま試合終了。2-2引き分け。僕はこの試合を、水曜深夜(木曜早朝)2:30に呑んで帰ってから観戦しましたが、観戦後はすっかり酔いも冷め、イライラして逆に眠れなくなりました。前半で寝てれば、いい夢見だったろうに。
さて土曜、今度は水戸戦。相手は仙台より下位のチーム。それでも早々勝たせてはくれません。前半に1点を失い、終始押され気味のまま試合終了直前、何とかPKで追いつくも1-1引き分け。僕はスカパー!で映像を見ながら「行かなくて良かった」と思うほどの、フラストレーションの溜まる試合でした。
得失点差-5から変化なく、名前もマンネリ気味です。「タ」が消えて、「ペ」の「`」と「カ」の「゛」が増えて、『ベガ仙台』くらいでご勘弁ください。早く「ルタ」返して!「ルタ」!
ところで。
試合後選手が挨拶でスタジアムを1周しているときに、サポーター席のあたりで選手とサポーターが口論をしていました。特に財前選手とシルビーニョ選手の怒り方は、半端ではありませんでした。多分不甲斐ない戦いぶりに、エキサイトしたサポーターが罵声を浴びせたんでしょう。テレビでだらけて試合を見ている僕がフラストレーション溜まってるんですから、朝から応援フラッグ貼ったり、大声で応援しているサポーターの皆さんには、耐えられないものがあったのでしょう。
でもね。
昨年ジェフ市原から仙台への自主的な完全移籍を求めた、FWの佐藤寿人選手は、「ベガルタ仙台でサッカーやって、人生で初めて楽しいと思った」と言ってくれていたんですよ。それだけサポーターの後押しは強かった。その全国稀に見る、選手とサポーターの強力な協力体制に、なんかヒビが入りそうで怖い。
「もう仙台で試合したくない」なんて選手が出てきてからじゃ、遅いよ。サポーターの怒る気持ちはわかるけどもね。J2と言う、禁断の聖域に落ちたチームがどうなるか、札幌や湘南の例を見ればイヤと言うほど分かります。怖い怖い。
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August 09, 2004
ありえないことはありえない
プロ野球であれば20年以上見ていますから、劇的、奇跡的な試合をリアルタイムで体感できたことはあります。
83年の西武×巨人や92、93年のヤクルト×西武の日本シリーズ、88年近鉄最終戦のダブルヘッダー等々。このような場面に立ち会えることは、スポーツを見るものとしてこれ以上無い喜びです。
ただサッカーの場合、僕がまともに見るようになったのはせいぜいここ5~6年なので、そういう場面にはあまり遭遇していなかった。ついこの間までは。
アジアカップ、サッカー日本代表の決勝トーナメントの勝ち進み具合は凄かった。準々決勝での川口GKのPK戦の場面や、準決勝の10人での延長4-3での逆転勝ちは、サッカーの凄さ、怖さをまざまざと見せ付けられ、そして教えられました。もし、鉄の爪で知られるプロレスラーのフリッツ・フォン・エリックさんがサッカー選手だったら、この試合を見て、
「先日のヨルダン戦は素晴らしい迫力だったな。俺も本職なのにエキサイトしたぜ」
と絶賛の言葉を述べられることでしょう。
そんな歓喜と奇跡の裏側で、J2の試合は淡々と進んでいます。8/8の仙台七夕最終日、仙台スタジアムに無敵艦隊・首位川崎フロンターレを、元・ベガルタ仙台こと『カルタ仙台』が迎え撃ちました。
僕は、先月のマルコス選手退団式以来1ヶ月ぶりの観戦。僕のとなりには、おそらく初観戦と思われる初々しいカップル。
七夕見物の後に詰め掛けたのか、AWAY席から溢れ出しそうな川崎サポーター。それに負けじと仙台七夕など見飽きて仙スタに集まった仙台サポーター。試合開始前から激しい応援合戦が繰り広げられます。首位攻防戦でもないのに!首位と6位の争いなのに!まるでダービーマッチのような応援、歓声が響き渡ります。「凄い応援だね」とカップルが話しているのが見えます。
試合は序盤からなぜか互角の展開。今シーズンのベストマッチともいえる、激しい攻守の入れ替わりを見せます。仙台のシュートが決まるも惜しくもオフサイド。場内ため息。カップルもため息。すると前半に川崎は1点を先制、後半にも1点を加え、2-0と仙台をリードします。なんとなく大人しくなる場内。カップルもチョット元気が無さそう。そして迎えたロスタイム。「こりゃダメだ」と言うように、観客も席を立ち始めました。そして、ありえないことが起こりました。
ロスタイムは4分。そのうち3分が経過し残りは1分弱。そこにきてようやく仙台のエース・佐藤寿人選手のシュートが決まり1-2。残り時間は約20秒。試合再開。川崎の選手の蹴ったボールは、力なく仙台のGKの手へ。この段階で残り5秒。GKの高桑選手キック。そのボールをDFキック。浮いたボールをMFキック。前線につながり、オーバーラップしていたDFセドロスキー選手折り返す。そしてボールは再び佐藤寿人選手の下へ。シュート。
入った。入っちゃった。
残り1分で2点差を追いつき同点。ありえない、信じられないものを見た。仙台駅前まで聞こえるんじゃないかという大歓声がスタジアムを包んだ。僕もイスに立ち上がり大絶叫。ふと、カップルを見た。フェンスまで乗り出して歓声を送っている。「完全にはまったな」 新たなサポーター誕生の瞬間です。
しかし、奇跡を起こしたものの、試合は引き分けで順位も7位に交代。名前は「ヘ」と点1個復活し、「ル」が消えて名前は『ペカタ仙台』です。ペです。最近ペ様とか言うお方が流行だし、いいんじゃないでしょうか。
ところでサポーター席から、スローインしたり治療で外に出たりした川崎の選手に向かって、水をかけているシーンが見られました。あれは良くない。「日本一のサポーター」とか言われて頭に乗ってないか? エキサイトしてるからって、ホームだからって、夏の暑い日だからって、そう言うのはダメだ。国へ帰れ!
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August 05, 2004
後悔したときには遅いから
4年前の6月頃、「バトラーツ」と言うプロレス団体の仙台での試合を見に行くか悩んでいたところ、会社の同僚から「見に行けるときに行っておいたほうがいいよ」と言われた。
? 変なことを言う人だ、くらいにしかそのときは思わなかった。結局バトラーツの試合は見に行かなかったのだが、7月になりバトラーツがとある団体への参加を直前に撤回したことから、ファンの信用を一気に失い、瞬く間に活動停止になってしまったことがある。なので、僕はバトラーツという団体のプロレスを、仙台で見る機会は半永久的に失われてしまった。恐ろしい事だ。
普通にそこに存在していたものが、ある日突然失われてしまう。そんなことを思いっきり実感した出来事だった。もしかしたら秋口には、プロ野球でもそんなことが実際に起こってしまうのかもしれない。
近鉄とオリックスの合併問題に端を発した騒動は、ファン不在のまま悪い方向へひた走っているような気がします。挙句、ダイエーとロッテの合併問題まで急浮上。ファンの署名活動や選手会の活動が注目を集めています。そんな中、宮城球場でダイエー×ロッテ2連戦が行われました。
当初行く予定はなかった、と言うよりも行けるスケジュールではなかった。初日を見逃し、行けるとすれば2日目しかない。しかしその日は、朝7時に家を出て、山形県酒田市で仕事し、帰社予定は19時、業務終了予定は21時だ。そこから球場に向かっても、試合はせいぜい9回の表裏くらいしか見れない。
結局帰社したのは19時。どうしよう。でも、試合を見て帰ってきてからその日のノルマをこなせば、体裁は保てる。「見に行けるときに行っておいたほうがいいよ」と言う言葉が頭をかすめる。少し悩んだのち、仕事をほったらかして宮城球場に向かった。
球場に入って外野席を眺める。あるわ、あるわ『合併反対』の垂れ幕。どちらかと言うとホームのロッテのほうが多かった。僕の入ったのは、ロッテ側の外野席。試合も熱い、応援も熱い。宮城球場にプロ野球が来る頻度も下がり、しっかり忘れてしまっていたが、久しぶりにプロ野球熱が戻ってきた。ビール片手に野球観戦。これですよ、やっぱり。仕事後、おしゃれなマンションで、1人ワインを傾けるなんてダメダメ。やっぱ日本人のアフターは、ビール飲みながら野球談義に花咲かせないと。
それにしても実際に体感すると、ファンの熱気と言うのは本当に凄かった。外野席に陣取ったロッテファンは、皆白いユニフォームに身を包み、声を張り上げて応援歌をうたっている。相手方のダイエーも負けてはいない。やっぱりどの球団にも無くなって欲しくないと、改めて思いました。
実際にどの球団も赤字が出ているのは本当なんだろうが、早急な1リーグ制への移行はファン離れを間違いなく誘うでしょう。ベストが無理ならせめてベターな選択をと、心から願います。
何の力にもなれないが、せめてもと思い帰り際、近鉄・オリックスの合併反対に署名してきました。来年も面白い野球が見たいです。
ちなみに、ビール片手に観戦していたものの、入場料でお金を使い切ってしまい、ビールのお代わりが出来ずに淋しい思いをしながら試合を見ていたのは、お金稼いでる社会人としては悲しい出来事でした。
蛇足ですが、「これまでと同じように試合で頑張る」と言う選手が多いが、それではダメ。これまで以上に頑張らないと。攻守交替でダッシュするとか、投手交代をもっとスピーディーにするとか、野球をやる側も改革しないといけないと、試合を見てて思いました。僕の回りで連れられた子供がいっぱい寝ていて、遅くまで野球見るのはしんどいよなぁと、チョットだけ思いました。
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August 02, 2004
何で佐賀なのか今ごろ考えてみる
突然ですが、J2のサガン鳥栖がピンチです。
6/30付けで、株主の100%減資が達成できなかったため、Jリーグからの経営支援を白紙撤回、最悪シーズン終了後にJFL降格or解散かも、と言う状況に陥っています。人口たった6万人の町、佐賀県鳥栖市に作られたプロチームは、このまま消えてしまうのでしょうか。
そんな中、サポーターが立ち上がりました。年間平均入場者数:5000人を目指す鳥栖が、あろうことか2万5千人収容の鳥栖スタジアムを満員にし、Jリーグにサガン鳥栖あり!を知らしめるために行動に出ました。近隣の小学校のサッカークラブを招待し、スタジアムを埋めるために、1口\500のチケット寄贈キャンペーンを始めたのです。
なんで\500なのか? それは鳥栖スタジアムの小、中、高生の前売り券の値段が\500だから。激安です。
毎試合では無く、九州ダービーとなる9月のアビスパ福岡との試合のときのみのようですが、頑張っていただきたいと思います。そして、先週の甲府戦。仙台スタジアムでこの鳥栖キャンペーンの募金を募ったところ、7万円を超えるお金が集まったとか。約140人分ですね。
そして今週、そのお金で購入したチケットをサガン鳥栖に渡すため、だけではありませんが、元・ベガルタ仙台こと『ガルノ仙ム』とサガン鳥栖の試合が、鳥栖スタジアムで行われました。
さすがのベガルタサポーターも佐賀県は遠いのか、観客2536人とかなり悲しいスタジアムの入り。収容人数の1割しか入っていませんので、テレビで見ても悲しくなるほどスカスカです。ですが、こう言う浪花節な展開に付き合ってしまうと、仙ムはズルズル順位を下げてしまうので、ここはきっちりとケリをつけていただきたいところ。
前半早々に1点先制した仙ムは優位に試合を進めますが、後半に同点に追いつかれます。鳥栖市民に盛り上がってもらおうと言う仙ムなりの気配りかもしれませんが、そんなもの試合にはいりません。そんなことをしたら、また『ブランメル仙台』に戻ってしまいます。その後、仙ムのルーキー・万代選手の得点で、試合は2-1で勝ちました。先週には2位の甲府も3-1で破っているので、これで2連勝です。6位に浮上。
で、名前は「ガ」の゛が外れて、「タ」と「台」が復活で、『カルタ仙台』になりました。得失点差ー5にして、ついに100万都市・仙台の名前が復活!長かった~。
次回はホームに首位の無敵艦隊・川崎フロンターレを迎えます。開催日は8日の仙台七夕最終日。かつては新日本プロレス・GIクライマックスも8日に開催され、七夕の影響で客が全然こなかったという、悲しい出来事が起こっています。仙台は、七夕客と勝利を呼び込めるか?
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July 30, 2004
名解説
来客中にて、またもやビデオでプロレスリング・ノア東京ドーム大会を観戦中。
何も試合内容を知らずに、試合を見る友人にジェラシー。試合カードだけ覚えていて試合内容を忘れていたら、また楽しめるのにな。まあ内容覚えていても、十分楽しんでますけどね、僕。来月出るノアドームのDVDも買う予定ですし。
ところで、8/15のPRIDEグランプリ決勝大会のカードが決まりまして。小川×ヒョードル戦が一発目に組まれたことで、俄然僕も見たくなってきました。これは凄いカードです。
で思ったんですが、ノアドームのメイン小橋×秋山戦でも見事な解説をしてくれた、高山善廣さんにこの試合の解説をしてもらえたら、スカパー!PPVで見るときも凄く楽しめるんだけども、と思って気が付きました。
高山選手は新日本プロレスの夏の本場所、GIクライマックスに出場なんですね。あー残念。しかもGI決勝とPRIDEグランプリ決勝は同じ日ですので、絶対無理ですな。
ちなみに、僕のGI優勝予想は吉江選手で。一押し!
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July 26, 2004
666匹の獣
相変わらず、暴走爆走中の雑誌「電撃大王」。もはや混沌としています。
今月も連載が4つくらい載ってなかったかな? いいかげん舐めないで頂きたく。
現状、僕の中では「コミックゲーメスト」以下の扱いとなっております。
作者の方も、急病なのか、コミケで忙しいのか知りませんが、何とかならないものなのか。
と言うか、これは漫画家というより、商業誌として流通に乗せているにも関わらず、怠慢と受け取られても仕方ない編集部と、出版社に多大の責任があるのではないかと。
んでそんな中、普通に載っていてホッとする「月姫」
ちとページが少ない気もしますが、トーンもペン入れもしてあるので、安心して読めます。今月の内容は、アルクェイドさんとネロ・カオスさんの戦いがメインです。
そのカオスさんは「混沌」と言う意味の名前です。
そして「混沌」としていると言えば、サッカー・J2リーグ。
1位の川崎は無視しましょう。
2位以下が大混戦。とりあえず週末の結果を確認していきましょう。
2週間の中断が明けて、再開となったJ2リーグ。
2位大宮との対戦となった、元・ベガルタ仙台こと『ガルノ仙ム』は、大宮に退場者が出て、10人vs11人で優位に試合を進め、PKで先制します。しかしその後セットプレイから追いつかれて前半終了。
後半にまたもPKで勝ち越すも、またも10人の大宮に追いつかれ2-2の引き分け。ものすごい脱力感に襲われる結果となりました。名前は、どうせ火曜も試合あるので、『ガルノ仙ム』のままでいいです。もう、いいです。
さて、J2の現在の状況ですが、2位の甲府から9位の鳥栖までを勝ち点で並べると、
甲府 37
大宮 36
山形 35
福岡 34
京都 34
仙台 31
横浜 28
鳥栖 27
こうなります。まさに混沌としている2位争い。
でもね。どうでしょう、甲府~京都と、仙台~鳥栖では、少し差がありますね。上の勝ち点3差5チームが2位グループA組、下の勝ち点4差が2位グループB組、と言うふうに分けられちゃいますね。
かなり危険なゾーンにきました。
下を見れば、札幌、湘南と言ったJ1降格組が、J2と言う名の混沌の輪廻に引き釣りこまんがごとく、手薬煉引いて待っています。
J2と言う「直死の魔眼」に魅入られぬよう、仙ムも頑張ってほしいと思います。
で明日は、仙スタで2位甲府と。あちゃ~。
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July 15, 2004
ノア
未だに反芻してます、7/10ノア東京ドーム大会。
日曜にPPVで見て、また見たいんだけどビデオ見始めたら、他に何も出来なくなっちゃう。
つーか絶対酒呑んじゃう。ビールガバガバ。進むものビールが。やばいくらいに。
まあ最近雨降ったりして涼しいので、量は押さえられるかもね。
でも今週末は逝っちゃうと思う。極上の試合を見ながら、極上のビールを。
極上のビールってなんだ?
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June 23, 2004
ベガルタ
お金が無いので、お家のスカパー!で、ベガルタ仙台×モンテディオ山形を観戦。
驚くべきは平日に17000人を集めた事だが、山形の応援席が凄い。
AWAY席(相手チーム応援席)は仕切りで区切られているのだが、
もうイスも通路も満席状態。よくぞ平日にココまで埋まりました。
でも、なんで山形でのホーム戦が、普段4000人前後なのかは謎。
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June 18, 2004
今日は仕事を途中で抜け出してZERO-ONE観戦。
抜け出したのは夜7時だけどな。
大森さんに関して触れるのはもういいや。
今日のMVPは葛西。以前から客の呼吸読める選手だったけど、
また随分うまくなってる気がした。
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